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Remembers-陽仁編  作者: まなか
第2章
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皆がいなくても

滝を唯一守れる相手、荒井純がやられた

あとはもう、みづきさん、瞳さんしかいない

滝が一刻も早くこの街から逃げだせたらいいのだが

「くそ…ごめん…陽仁… 俺たちにはもう…守れる力がねえんだ…」

純は司令官室の部屋で泣いていた…


「純さんがいなくても、俺は1人で戦ってみせる!」

「ほう? 小僧、その程度の力でやれるというのか」

「やるしかない」


「"天華乱舞"!!」

圭介の声が聞こえた


「何!?あの技か…!?」

エアンは圭介の技から瞬間移動で逃げ出し、圭介の傍に寄った

「くそっ!!」

圭介は思いもしなかった事に驚く

(くそ…兄貴の技をすり抜けるなんて…!)

「小僧、そう毎回大きい技を出していると兄貴のように早くして戦えなくなるぞ」

エアンにそう言われ一瞬ドキッ!としたが

「へっ、そん時はその時だね、その頃が来たらとっくに仲間は変わっているさ」

圭介はニヤリと笑う

「兄貴は現に、仲間がまだいる時に力を無くしたんだ」

俺はその様子を見て、

「圭介ー!なにやってんだ!! 早くそいつを倒せ!!」

「司令官!?」

(く、心理作戦は失敗か…)

「圭介、まだまだ、リーダーになるには早いな! "三節斬"!!」

俺はエアンに向かってトンファーで殴りかかる

「くそっ!!」

エアンは俺にニヤリと笑い

「お前も、司令官になるのが早いのではないか?」

「何!!?」

エアンは俺の目の前に瞬間移動した

「こんなに仲間が少ないのに、どう戦っていくのだ 純や滝もやられたんだぞ」

「うるせえ!」

圭介は隙を見て技を放つ

「司令官!そいつから離れろ!!"天華乱舞"!!」

ドオオオッ!!

「うぐっ!?」

エアンはもろに食らったようだ

そしていつもの通り、光となって消えた


「まだ奴はアジトにいる」

圭介はカタカタモニターを操作する

「なあ、司令官」

タン!

キーボードの音が止まる

「なんだ?圭介」

「エアンの言った通りだよ どうすんだよ これから」

「…!」

「純も、滝も、戦闘不能なんだぞ、そして…翔やしぐれ、2人はどうしてるか」

俺はモニターを見つめ、考える

「あいつらを呼びもどす」

「あいつらって?」

「圭介は知らないかもしれないけど、情報支部にかつて、三倉大悟っていう奴がいてな」

圭介は手をポン、と叩き、

「ああ、それ、俺の親友だよ!」


「ええっ!?」


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