守ろうとした者
圭介はゆっくり話す
「兄貴たちがいない間、俺は瞳さん、情報支部の藤山ゆうみ、三倉大悟、坂谷れなと共にここを守っていた」
「すまねえな」
「なあに、お互いさまさ そうじゃねえ、軽く2週間ぐらいは経っていただろうか、俺は司令官室を守っていたんだが…」
圭介はこう話した
司令官室を守っていたある日、俺たちが帰る3日前 突然敵が現れたという
「吹き飛ばされたのかは知らないが、俺たちはなんとか、倒したけど…既にボロボロだったし」
「…!!それって、もしかして」
滝が自分の口を手で隠して慌てる
「ゼントって言わなかったか!?」
「いやあ、名前は名乗らなかったさ 分からないが、何もしないで消えようとした所を俺たちは倒した」
俺たちは椅子から立ち上がり、能力者施設を外から見回る
「…酷い…外観もボロボロだ…」
「以前は綺麗な建物だったのに…」
滝と俺は開いた口が塞がらなかった
「あなたたちのせいにはしたくありません ましてや、司令官がいなくなったからといっても考えたくありません 」
「…いや、あながち間違いじゃないぞ、圭介」
「兄貴」
施設を見ながら、滝は圭介に話す
「いや、身体ひとつで2つの街を守る程の力はない… 司令官の街、とな。 俺が弱くなってから、段々こんなに軋んでしまった…」
「このままだと、俺たちは敵に狙われてしまう!どうしたら…」
すると後ろから足音が聞こえた
「私たちの本拠地はもう持たない 新施設にきたまえ」
後ろを振り向くと…
「司令官!!?」
圭介以外俺たちは驚いた
「な、なんで!?」
「あなたは確か国王を守るはずでは」
「ふ… ははっ!!圭介くん、私を紹介してくれ」
「あ、はい! こちらはシルヴァ・トラーズさんの兄、キーダ・トラーズさんだ」
「キーダ…トラーズ…?」
滝は驚く
俺も驚いた、司令官にそっくりな顔だった 衣装も同じだった
「そんな…知らない…司令官に兄がいただなんて」
「ここで立ち話もなんだから 移動しようか、テレポートで みんな、私に捕まって」
そして、少し離れた所に大きい能力者施設があった
「綺麗な建物…」
「ようこそ、我が能力者施設へ 滝、陽仁くん、歓迎するよ」
「は、はい!!」
玄関に入ると、右側の奥にジムが見えた
「廊下も綺麗…」
そうすると、左側に司令官室という看板があった
「ここに、きてくれ」
ギィ……
「君たちの噂はよく、聞いていたよ "蒼山、滝"」
「!!?」
「私が、話そう…すべて」




