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Remembers-陽仁編  作者: まなか
第1章
33/55

"王"

「技が効かない…!?」

「みんなが…倒れた…!?」

俺も滝も、頭が真っ白になった

今までの敵とは違う、貴明さんがかなわなかった敵…

今の食らった技で、確かにゼントの実力にきづく

「どうすればいいんだ、このままじゃ俺たちも…」

俺は初めてのことで動揺していた

「君たちはよくやった…これで最後だ」

「…!!」

死ぬ覚悟をしていた、その時

「ま、待て… まだ私は死んでいない」

司令官がよろめきながらも立ち上がった

「司令官!!」

「さすがだなシルヴァ 王に認められただけのことはある 」

「私は貴明に息子を頼むと言われているんだ…そう安安と死ねるか!!」

ゼントは変わらず余裕の表情を見せる

「"不死身の王子" シルヴァの2つ名はまだ健在か」

「なんとでもいえ、私は戦う」

司令官はみんなの横たわっているところまで近づいた

そして、手を前に翳す

「こいつらを、一時、亜空間に移動させる」

「えっ!?」

「私たちの技がまた当たれば、本当に死ぬ」

少し離れたところに壁にブラックホールみたいな大きい黒い穴が生まれた

「さあ、これで戦える!!」

「ふん…なにやろうと一緒だがなあ…いくぞ!!」


「待ちなさい」


「誰だ!!」

「あ、あなたは…!?」

現れたのは、この世界の国の王だった


「この者たちを死なせることは許しません」

ゼントは、赤いオーラを放ちながら王に突進した!

「あなたですね、この方たちに迷惑をかけたのは」

王は圧倒的な強さの衝撃波を放った

ゼントは光となって散った


「あ、あなたがこの国の…!?」

滝は王にゆっくり近づく

俺たちは、王室に案内された

仲間は王様の力で全員、回復した

「会いたかったですよ、ずっと前から。"蒼山滝"さん」

「俺の名前を…どうして?」

「シルヴァから話を聞いています あなた、1人でここまでやってきたのですね 」

「王様…」

王は下に顔を俯く 俯いた顔も美しかった

「能力者の争いは、中々終わらなかったのですね、あなたに沢山、迷惑をかけました…」

「い、いえ…」

滝の肩は少し震えていた

「滝…」

智嬉が滝の肩を触る

「あなた方は、もう、休んでもいいですよ、滝、あなたは残ってください」


滝を含め全員、部屋で休んでいた


「滝さん…あなたと、ゆっくり話がしたかった」

「えっ…!?」

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