トヴァースの覚醒
滝とトヴァース、ジュン・タルナと共に作戦会議室へ戻った
数時間は経っているはずだが、中々終わりそうもない
様子を見ていると智嬉たちが必死に止めていた
「やめろ!!無駄な争いなんだ!!」
耳をすますと智嬉の声が聞こえた
ジュン・タルナは壁に寄りかかって見ている
俺は信じられなかった
「こんな…こんな争いが続いているのか…」
「親父が逃げてきたのも無理はない…」
ジュン・タルナが口を開く
「親父って?」
「俺の親父、"蒼山貴明"です」
「タカアキか… タカアキはこの戦争に耐えられず、君のとこに逃げたんだ そしてそのところをカルテー二が狙ったんだよ」
滝は床に手をついた
「やるせない… あの時、力があれば 親父を救えたのに」
「滝…」
俺は滝と同じ目線になるようにしゃがんだ
「トヴァース、今ここにいても仕方ねえ、トヴァースとジュンは残っててくれ」
「陽仁!?」
俺はトンファーをくりだし、構える
「俺の仲間がピンチな時に、黙ってみていられるか! 」
俺は仲間の元へと走り出した
「俺は…トヴァースを守る」
「滝」
「能力があっても、敵を複数殴れる力はない 用心棒としてここにいる」
俺は敵を割り込み仲間を探した
ざっと200人以上はいるだろうか
「くっ… こんなに敵がいちゃ、仲間がどこにいるかも…」
「陽仁!?」
キョロキョロしていると、翔にでくわした
「翔!無事か!」
「ああ、こいつら、能力を持たない者ばかりだ!あたしでも戦える!!」
「司令官は!?」
「まだ、探しても見つからない…!」
翔は敵に裏拳をお見舞いしながら俺に話す
「陽仁、奥のほうに純さんたちがいるから!」
「ああ!」
俺はまた走り出した
走っても走っても敵だらけ
気をつけないと、後ろもとられる
敵をかき分けて、奥のほうにいる智嬉さんを見つけた
「智嬉さん!!」
「あっ陽仁か!?」
あたり一面智嬉さんがかけた技だとすぐ分かる
「陽仁、滝は!?」
「トヴァースさんと一緒にいる!」
「そうか!」
その時、突然地響きが起きた
「な、なんだ!?」
俺は心配になり後ろを振り返る
「あっあれは…!」
でかい光線が空を貫いた
「滝…滝!!」
俺たちは急いで城へ戻った
「はあ…はあ…なんて力だ…」
「強い…」
滝たちは敵に侵入されたらしい
俺は急いで扉を開ける
ギィィ……
「大丈夫か!?みんな!!」
「待って!トヴァースの様子が」
翔は俺の前でバリアを張った
「…これ以上…好き勝手はさせない…」
トヴァースは全身、青白く光っていた
「トヴァース…!?」




