表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Remembers-陽仁編  作者: まなか
第1章
13/55

それはついに現れた

司令官室では

司令官は異常な気配を察していた

「なにかが…なにかがおかしい…異常な気配… 陽仁としぐれでは敵わない敵がくる…」

(このままでは滝が危険だ…)


翌朝4時に、いつも通り司令官は起き、滝の部屋へ忍び込んだ

「すぅ…」

(ふふ、よく眠っている… しばらく警戒させてもらうぞ…)

その2時間後、滝は目覚めた

俺たちは基本、6時に起床するのだ

「う、…よく寝た… って…司令官…!?」

滝が目を覚ますと、司令官は壁に突っ立って寝ていた

「…ん? 滝 おはよう」

「おはようじゃないですよ! なんで司令官が!」

ベッドの上で滝は戸惑う

「いや、滝、ここしばらくは自分の身を守れ 異常な空気に気づかないか?」

「!?」

滝は以前、能力が強く、長らく恨まれ続けてきた、だから敵に殺られるかもしれない、と強く心配をしていた

「まさか…その時が…!?」

「異様な気配を感じる、なんの敵が現れるか分からない、カルテー二か、ドルクかランディか、アマンゼか…」

ーーー「その私たちだ!!」


「いやあああ!!!」

ガバッと目を覚ました滝

汗は額から流れ、肩で息をしている

「はあ…はあ…はあ…」

(もう… いっそ殺してくれ…こんな生き地獄はいやだ…)

扉の向こうで、ひっそり見守っていたしぐれは呟いた

「滝さん… 」


翌朝

「なあ、ほんとに次の敵はアマンゼか?」

しぐれと俺とでサロンで朝食をとっている

「どういうことだ?しぐれ」

「…最近、滝さんの悪夢の内容が酷いんだ、今まで戦ってきた敵全員が出てくるそうだ」

今まで、倒した敵はかなり強敵だったときいている

現実にそんな複数で現れたら…

「俺たちは、全員やられる」

「陽仁達じゃ、勝てないそうだ 司令官、前にいた上司や、滝さんの親父さんがいなければ勝てないそうだ」

「… そんな強敵に立ち向かえるのか…今の自分は…」

俺はすくっと立ち上がり、司令官室へ向かった


「司令官 」

「おお、おはよう、入りたまえ」

ガチャ

「司令官…俺たちの次の敵はアマンゼですか?」

「? まだ姿は見えていないがな」

司令官はカーテンを開けながら話す

「…滝さんの悪夢は、日に日に強くなっていくんです。 現実のように、今まで戦ってきた敵達が現れるそうです」

司令官は手を少し強く握った

「陽仁… たとえそうなっても、全力で守って欲しい 私の身が どうなろうと」

「司令官…」


ビーッ ビーッ

突然、警報が鳴った

「陽仁!!」

バタン!!

「な、なんだ!?」

「滝が攫われた… 」

純が、顔面蒼白のまま現れた


その頃、アジトでは

「…久しぶりだなあ、滝?私を覚えているか」

そいつは、滝の予感した通り、現れた

カルテー二だった…


「忘れられないぐらい、覚えてる 親父を倒した敵」

腕はキツく上に挙げられ縛られている滝

既に顔に殴られた跡があった

カルテー二は殺意に現れた眼をしていた

「私はアマンゼ様の力で目覚めたのだ…君に会えて嬉しいよ」

「…殺せ… 俺を…早く…」

<挿絵>

https://33009.mitemin.net/i686327/

か細い声で、訴える滝

項垂れ、抵抗する力は滝には無かった

ニヤリとただ、そいつはほくそ微笑んでいた


司令官室では、急いでモニターで確認をしていた

「どこだ滝は…!!!」

「滝さん…まだ、死んじゃダメですよ…!!」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ