4/6
その4
今日もまた僕は彼女の元へ行く。
気持ちはいつもと同じ。
何かが始まって欲しいような、
ずっとこのままでいて欲しいような。
どうしてこんな温かい気持ちになるのだろう。
どうしてこんなに胸が躍るのだろう。
彼女に会ってから、僕の世界はどんどん色づいていく。
いつもの色が、どんどん鮮やかに見えるようになっていった。
本当は何も変わってないはずなのに。
世界は何も変わっていないはずなのに。
君と出会った僕は、何もかも変わってしまったような気がする。
そしてこれからも、もっと世界が違ったものに見えるだろう。
また花と一緒に手紙を書いてきた。
今日も受け取ってもらえるだろうか?
そうだといいな。
そんなことを考えながら、僕は宇宙船に乗り込んだ。
操縦席には彼女からもらったものが並べてあった。
それらが視界に入るだけで、僕の心もまた、カラフルになっていった。
彼は今、幸せなんだろうね。




