表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/6

その1

宇宙には色んな人がいる。

僕はあの星に住む、彼女に会いたくて、今日も宇宙船に乗る。

彼女は小さな星に住んでいる。

回るのに、1時間歩けば同じ場所に着く、そんな星だ。

そんな小さな星だから、星に近づけば、彼女の住むオアシスがすぐわかる。

僕の星にはない、カラフルな球体の建物の中に彼女は住んでいた。

僕の宇宙船が近付くと、彼女は家からでてくる。

でも、言葉は通じない。

表情もあまり変わらない。

だからいつも一輪の花を彼女に手渡す。

今日はコスモス、昨日はカーネーション。

明日はチューリップにしようかな。

少しの間、僕たちは外にある岩のようなものに座り、話をする。

お互い何を話してるかはわからないけど、同じ時間を過ごせることが嬉しかった。

今日も話をしたあと、宇宙船に乗り込もうとしたとき、彼女から石を渡された。

ガラスのように透明な石だ。

光に透かしてみると、七色に輝く。

綺麗だ。

「くれるの?」

かえってきた言葉はわからなかったけど、答えはわかった。

「ありがとう」

きっとこれはいいものだ。

少なくとも僕にとっては。

僕は宇宙船に乗り込むと、操縦席にその石を置いた。

いつもの帰り路が、カラフルに見えた。

電車の中で思いつくがままに筆を走らせたもの。

設定気に入ったので、もうちょっと書いてみることにしました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ