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そんな予感もあったかな

作者: Soraきた

この場所に来たのは

夏が遠ざかる

そんな気がしたから

本当は

あなたにもう会えないと

そんな予感がしたから


「今年の夏は暑かったね」

誰かがそう言っても

わたしのこころの中は

そんなふうには思わない


この場所に来たのは

1時間半前のわたしの

ふとした思いから・・



海に近い場所に来れば

何か新しい出会いもあるのだろうと思ったから



その答えは

誰かに聞かない限り

分からないと気づいているのに

さっきからスマホ片手に

鳴らないかな・・・と

待っている



よく、自分に言い聞かせて

あきらめる恋もあると聞いたことはあるけれど

いまのわたしには

そこまでの勇気はないから



ここで

自分の迷いのある気持ちの分だけ

風に流してもらって

あとは

自分の勇気に変えたいと


なんとなく

それは許してくれそうな

ゆるやかな午後





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