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エピローグ~僕から彼女へ~
こんにちは。
これはきっと君には届かないだろうね。
それでも、
と思って書いた手紙は何枚になるんだろう。
僕は最後の瞬間に君に呪いをかけたんだ。
僕は、
忘れられたくなかったんだ。
人は、二度死ぬって言われてるよね。
一つ目は身体の死
そして2つ目は、
全員から忘れられること。
それが、僕はとても怖かった。
サイテーでしょ?
それが僕なんだ。
それが、
篠田 紫暮っていう男なんだよ。
白井さん。
いつか君の近くに
いけるといいな?
なんて過ぎた願いかな。
だとしても僕は君のそばに行きたいんだ。
そう例えば
「勿忘草になったとしても、ね」
この章の花は『勿忘草』です。
花言葉は『私をわすれないで』そして『真実の愛』でした。愛は恋や友情にもなるようですが……
個人的に愛の方が語呂が良く感じたので。
ちょっとウルッときてるといいなって思いながら書きました。
そして相も変わらず怖いヒーロー(書いた本人)
これは章で分けるべきでしょうか……
区切りの目的でつけようと思っていたのですが、花の名前だとネタバレになる気もするのです…。
様子見ですかね……
ここまで読んで下さりありがとうございます