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プロローグ~あなたへ贈る手紙~
こんな花言葉ありますよ、この花言葉のが読みたい。などくださると嬉しいです
完全に個人的な趣味には知りそうなので……。
あれから十年。
未だにあなたのことが忘れられずいます。
あれは真実の愛だったのでしょうか?
それとも恋に恋してあなたが好きになったのでしょうか?
わたしにはわかりません。
わかることは、
私は、
確かに、
あなたのことが好きだったということだけです。
なんて、
もういないあなたに言うなんて、ずるいですよね。
でも、あなたもずるいと思います。
私はあなたのことを待っていたんです。
待ち合わせ場所で、
あなたをずっと待っていて、
そして聞いたんですよ?
あなたが事故にあって、病院に運ばれたって。
あなたと私は、仲のいいクラスメイト。
出かける約束は、
文化祭の買い出し。
それでも嬉しかった。
好きなあなたと、一緒に、デートのようなことが出来ることが。
終わったら言おうと思っていたんです。
文化祭が終わったら。
必ず言おうと思っていたのに。
どうしてあなたは死んでしまったのでしょう。