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表現練習01

作者: 隠遁者

隠喩の表現を練習するために書きました。ごく短い文章なので意識して読んでいただければ幸いです。

 額を汗が流れる。

 今は午前0時。とっくに太陽は仕事を終えて別なところに行っている時間だ。俺は月の見えない窓を恨めしそうに見ながら、これまた熱を発しているキーボードから手をどける。今頃月は、窓のずっと左側で静かに光っているのだろう。


 赤い炭酸飲料を開けるとガスの抜ける心地いい音が鳴る。しかし、しばらく前に汗をかくことをやめた

それは爽快感を与えることなく喉を流れていく。扇風機が送る風も温い。


 パソコンの画面に目を戻し、遅々として進まないレポートを書き進めようとする。提出期限は明日――すでに今日の朝となっているのにも関わらず、半分も終わっていない。

 部屋にエアコンでもあれば快適だろうかと考えはするが、そもそも貧乏学生にそんな資本があるわけでもなく、あったところで電気料金を支払う親からの小言は必須だ。まあ、そもそも捕らぬ狸の皮算用、ないものねだりなのだが。

 うだるような暑さではない。じっとりと汗ばむような、微妙な室温なのだ。少しは気がまぎれるだろうとかけていた音楽でさえうっとうしくなってきた。

 それにしても暑い。こんな部屋でも朝になれば涼しくなるのだが……。


 もう限界だ。そうつぶやいた俺は、PCの電源を落とし電気を消した。レポートは小人が終わらせておいてくれることを期待して。

 それでも早朝にアラームをかけることは忘れはしなかったが……。

部屋が汗をかくような暑さであること。暑さの原因が、窓が西向きについていて西日が入るせいであること。飲み物が温くなってしまっていること。

この3点を伝えられるように書いたつもりです……。伝われ……!

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