授業とお昼ご飯
少し学校でgdgdします
出欠確認も終わり、一時間目も順調に進む。本当は寝たいけど寝ると呼び出しなのでペンを持ち、今日の戦略を練る。
僕は勉強反対派なのだ。
相棒は譲れないしな。腰撃ち出来るようにレーザーサイトつけておこう。ここは短機関銃の《MP9》を護身用にデュアルで持っておこう。手榴弾の代わりに投擲用小斧を持っていってみるかな。
気がついたら一時間目が終わっていた。ゲームの事を考えていると時がすぐ経つ。
一教科50分だからかなりあるはずなんだけどな。
二次間目は数学だ。誰か社会での二次関数の使用タイミングを教えて下さい。
いつも通りKODの攻略法を考えるかな←KODはKill Or Dieの略ね
『それじゃ鳥遊。答えてみろ』
『あ、はい。その問題は…』
チッ運がないぜ。気配消したはずなのに。
皆驚いてるだろうけどスナイパーは隠密行動だから気配が消せるようになってたんだ☆
『まだ出来てないです…』
これぞ僕の必殺技と内心ドヤる。
『またか、仕方ないな。それじゃ遠藤』
俯いて上目使いしてるだけで"男性"教師からは逃れられる。そう、男性はね。
まぁそれはさて置き、続き続き~
その後、なんとか数学を乗り越え、次の授業もなんなくサボる。
しかしここからが勝負だ。四時間目は英語なんだけど教師がな…
岸山って言うんだけど気配消しても意味がないし、女性だから必殺技も効かないし。
『え~ここは去年やったと思うが不定詞だからこうなる。それじゃ八木、動名詞に変えてみろ。』
『それはwantなので動名詞には出来ません』
『正解。見事だ』
今日はそのまま授業は指されなかった。運が良かったな、と一人安心していたのは秘密だよ?
さて、授業も終わったしお弁当を買いに行こうかな。
購買に向かうため、イスから立ち上がろうとした瞬間
『茜~一緒にお昼食べよー』
『あぁ琥珀か。OK食べよ』
僕は弁当を持った琥珀を連れて購買に向かった。
『にしても琥珀から誘ってくるなんて珍しいね?』
『そ、そうかな…』
『だって普段は明音に連れられてか、近くの人とでしょ?僕の席と離れているのに』
『それは…お姉ちゃんが「琥珀も少しは自分から行かないとダメだよ?」て言われちゃって…』
『あ~明音なら言いそう』
想像してみて僕はつい笑いそうになるけどガマンする。だけど、ガマンしきれなくて笑みがこぼれてしまう。
『笑わないでよ茜~私から話しかけて友達作りたいとは思ってるんだから』
『そーだったの?頑張ってね!』
僕は購買であんパンと牛乳を買って屋上に向かう。
『そーえば、茜はなんでお弁当じゃないの?』
『あ~ご飯よりパンの方が好きだからかな?たまに弁当だけど』
『え~和食食べましょうよ~』
『僕は洋食が良いの~』
パンをかじりながらそう答える茜。
『食べながら喋るのは良くないですよ』モグモグ
『玉子焼き口に入ってるあんたに言われたくないよ』
苦笑混じりに理不尽さを訴える。これが人権の主張ってやつか。




