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Kill Or Die~殺す?殺さないと殺られるのみ~  作者: 桐ヶ谷 雅輝
エピソード One 戦場をかける少女
8/15

授業とお昼ご飯

少し学校でgdgdします

出欠確認も終わり、一時間目も順調に進む。本当は寝たいけど寝ると呼び出しなのでペンを持ち、今日の戦略を練る。

僕は勉強反対派なのだ。


相棒(DSR-50)は譲れないしな。腰撃ち出来るようにレーザーサイトつけておこう。ここは短機関銃(マシンピストル)の《MP9》を護身用にデュアルで持っておこう。手榴弾の代わりに投擲用小斧(P-アックス)を持っていってみるかな。


気がついたら一時間目が終わっていた。ゲームの事を考えていると時がすぐ経つ。

一教科50分だからかなりあるはずなんだけどな。


二次間目は数学だ。誰か社会での二次関数の使用タイミングを教えて下さい。


いつも通りKODの攻略法を考えるかな←KODはKill Or Dieの略ね

『それじゃ鳥遊。答えてみろ』

『あ、はい。その問題は…』


チッ運がないぜ。気配消したはずなのに。

皆驚いてるだろうけどスナイパーは隠密行動だから気配が消せるようになってたんだ☆


『まだ出来てないです…』

これぞ僕の必殺技と内心ドヤる。

『またか、仕方ないな。それじゃ遠藤』


俯いて上目使いしてるだけで"男性"教師からは逃れられる。そう、男性はね。

まぁそれはさて置き、続き続き~


その後、なんとか数学を乗り越え、次の授業もなんなくサボる。

しかしここからが勝負だ。四時間目は英語なんだけど教師がな…


岸山って言うんだけど気配消しても意味がないし、女性だから必殺技も効かないし。


『え~ここは去年やったと思うが不定詞だからこうなる。それじゃ八木、動名詞に変えてみろ。』

『それはwantなので動名詞には出来ません』

『正解。見事だ』


今日はそのまま授業は指されなかった。運が良かったな、と一人安心していたのは秘密だよ?


さて、授業も終わったしお弁当を買いに行こうかな。

購買に向かうため、イスから立ち上がろうとした瞬間


『茜~一緒にお昼食べよー』

『あぁ琥珀か。OK食べよ』


僕は弁当を持った琥珀を連れて購買に向かった。


『にしても琥珀から誘ってくるなんて珍しいね?』

『そ、そうかな…』

『だって普段は明音に連れられてか、近くの人とでしょ?僕の席と離れているのに』

『それは…お姉ちゃんが「琥珀も少しは自分から行かないとダメだよ?」て言われちゃって…』

『あ~明音なら言いそう』


想像してみて僕はつい笑いそうになるけどガマンする。だけど、ガマンしきれなくて笑みがこぼれてしまう。


『笑わないでよ茜~私から話しかけて友達作りたいとは思ってるんだから』

『そーだったの?頑張ってね!』


僕は購買であんパンと牛乳を買って屋上に向かう。

『そーえば、茜はなんでお弁当じゃないの?』

『あ~ご飯よりパンの方が好きだからかな?たまに弁当だけど』

『え~和食食べましょうよ~』

『僕は洋食が良いの~』

パンをかじりながらそう答える茜。


『食べながら喋るのは良くないですよ』モグモグ

『玉子焼き口に入ってるあんたに言われたくないよ』

苦笑混じりに理不尽さを訴える。これが人権の主張ってやつか。


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