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Kill Or Die~殺す?殺さないと殺られるのみ~  作者: 桐ヶ谷 雅輝
エピソード One 戦場をかける少女
14/15

休憩

結局その試合は負けてしまった。味方はなかなか高レベルだったが野良プレイヤーが、多く、連係がダメダメだったせいかもしれない。ちなみに今回は24キル5デスだった。スナイパーでこれだけ稼げれば充分だな。そして僕は誓った。もう《Hurricane》だけはやらないと。

その後1時間ほど色んな試合して、オンラインを切った。


まぁ仕方ないの。宿題あるもん。

宿題ちゃっちゃか済まして、お菓子食べて、よし昼寝…


おっと危うく寝るところだった。今日はいろいろやることあるからね。さて、今16:00くらいかな。今日は17:00から他のゲームで約束があるからそっちに行く準備しないとね。


まぁソフトディスク入れ替えるだけなんだがな。よぉし行ってきます!


~~~~~~~~~~~~~~


現時刻は20:00です。約束も無事済んで、今夕ご飯食べてます。

『今日は親子丼なの?』

『そうよ~はいこれ運んで』

『は~い』


お父さんは、あの有名な花園財閥の関東支部長…が夢で、孫会社にあたる貿易会社の部長なの。けっこう裕福です(*´∀`)

このままだと自慢になりそうだから軌道補正。とにかく会社が会社だけに4ヶ国語喋れるんだ。万能だからいろいろ仕事を任されて、忙しいから帰りが遅いのだ。


お姉ちゃんは今年から高校三年生で陸上部のエースなんだよね。僕とは正反対!まぁ朝にとてつもなく弱いけどね。


とまぁ親子三人で親子丼というね。ヤバいこのダジャレ笑っちゃうw


…こほん。失礼しました。話し戻すけどいつも僕→お母さん→お姉ちゃんの順番に食べ終わるんだ。いつも食べた後、川沿いをランニングしてるから、腹持ちよくしてるのかな?


また今日も一番に食べ終わって、部屋に戻る。お風呂の前にやっている日課があるのだ。部屋の鍵を閉め、窓を開ける。暖房で部屋が暖まっていたので外の冷気が心地よい。

窓の先の庭に見えるのは、木に引っかかった三個の丸い的。ダーツの的をイメージしてもらうとちょうど良いかもしれないかな。


そこから窓まで紐が通っていて、窓の横に先が垂れている。ここまで来れば勘が良い人は分かるかな。これを引くと、的が揺れ始めた。三つの的がバラバラに揺れて、不自然ながらもキレイな軌道を描く。


僕は二段スライド型の本棚の奥に隠してある《DSR-50》のモデルガンを取り出す。スコープを覗き、的に狙いを定める。


トリガーを引き、弾が射出されると共に、軽い衝撃が腕を刺激してくるが、あの世界の中程ではない。


的は揺れていたが見事先読みし、命中。やったね。

『今日は30発いっちゃうか』

その後狙ってはパン狙ってはパンと撃ちまくって30発は終了。命中弾は18発。


『命中率六割ってところかな?ゲームとは少し違うからなぁ』

この射的こそ僕の日課。勝つためには努力を惜しまない人なんだ僕。


今日の分も終わったしお風呂入ろうかな。下着を持って脱衣所に移動。


ささっと脱いで、着ていたキャミソールに殺菌作用のある消臭スプレーをかけておく。暖房でちょうどいい温度だったからそんな汗はかかなかったけど、一応寝る時くらいは清潔にしておきたいからね。


よく修学旅行とかで「身体をどこから洗う」とかって質問あるけど、やっぱそうゆうの秘密にしないとね!

身体を洗って、髪を洗っていく。でも髪短いから、どちらかというとリンスの方がメインなんだけどね。


髪短くてもサラサラならいいのさ!

あとはお風呂で温まるだけ。

『ふぅ~良い気持ち』


肌の細胞から熱が染みてくるようだ。身体が一気にポカポカする。


20分ほど温まってお風呂を上がった。寝間着に着替えて、部屋に戻る。明日の準備をして、それではおやすみなさい。

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