ぱ (ノ>▽<)ノ「パンツ」
ぱ、ぱぱぱぱぱぱぱぱぱ! イッパツマン!!(ノ>▽<)ノ
声優さん覚えるのが苦手なKですが、冨山さんは永遠にヒーローです( *´ー`)b
だから新しいヤマトは違和感しきり。
説明しよう!!
「ぱ」といえば、『パンツ』である。
『パンツ』とはご存知の通り、大多数の文明圏に生活する現代人にはなくてはならない必需品だ。
絹、木綿、化学繊維等で作られた最小の着衣であり、たとえ薄い布切れ一枚と云えどその恩恵は計り知れない。
保温性に因って冷えを防ぎ、急所を外気から遮断する事で細菌が容易に侵入するを防ぎ、女性が丈の短いスカートを着用している場合でも、風や高度等による不意の露出を防ぐ最後の防壁だ。
これは、二十世紀最大の発明と言い切って良いだろう!( `-´)
(ノ_・。)冨山さ~ん
ってことで、声を大にして私は聞きたい。
召喚系現地系転生系、取りあえず『中世ヨーロッパ風』なる異世界に御住まいな女性の方々に(お月様も宵闇も含めて)ぜひ聞きたい。
(ノ>▲<)ノあんたら、なんでパンツ履いてんねん!?
Kの手元には、河出書房新社の『図説 ヴィクトリア朝百貨辞典』さんがいてはります。
これは十九世紀中盤から後半に掛けての『物』の辞典です。
広く浅くざららっといろんな『物』が書いてあるので、ヴィクトリアンを書こうかなって思う方には、小物に凝れる一品です( *´ー`)b
これに『下穿きdrawes』っていう項目があるんですが、聞いての通り、語源はフランス語。つまりズロースでんな。
ここにこう書き出してます。
日本では、昭和七年(1932)の白木屋の火事以降女性の下穿き着用が普及していった(中略)英国においては一八三〇年代からそれまでのスモックやナイトガウン状のものに代わって下穿きが社会的地位を気にかける女性たちの間で(中略)一八八〇年以降、下履きは膝丈の”ニッカーズ”が一般的となった。……うんぬんかんぬん。
( *´ー`)bほらね。
お椀型スカートのドレスお姫様陵辱系フェチが心から愛する長いズロースは、実は一九世紀後半のモノですだ。
しかもこの頃のドロワースは、両足の為の二つの筒を、前側と腰紐で繋ぎ合わせて、下部と後部はぱっくりひらいたゆったりしたっていうか、ユルユルな昔の着物のズロースそのもの。
つまり、しゃがめばそのまま用が足せる構造です。
これでミニスカ履いた日にゃ、どこのAVかという状態ですね。
まあ、コルセット締めて、バッスル着けて、なっがいスカート履いていたら、いちいちパンツ下ろしてトイレなんてできませんもんね。
着物着てもトイレ行く時困りますからねぇ。
正式には腰巻だけで膝を閉めて頑張るのが女性の和服ですが。冬は寒いのでパンツ履かないと辛いですし。
因みに、バッスルというのは一九~二〇世紀当時のバッスルスタイルというドレスのスカートの骨組みの事です。
鹿鳴館のドレスとか、映画のニコール・キッドマン主演『ある貴婦人の肖像』のドレスを想像してもらえたらそれです。
ついでにさっき出た、お椀型スカートのドレスは、映画の『魔法にかけられて』でヒロインが最初に来ているドレスです。
あの映画でもスカートが邪魔で四苦八苦していましたが、実際も動くたびにクリノリンが引っかかって転倒したり、暖炉などの火がスカートに引火して火傷をしたりという事故が多発することになったそうです。
クリノリンの中に二-三人は隠れれそうです。
つまりです。中世ヨーロッパの世界に、『パンツ』は存在しない!
しかも、現代みたいに下もお尻もしっかり縫製されたのは二十世紀になってからです。
( `-´)一九一〇年代にブルマー(実は足首まで長さがあった!)が登場して、初めて女性の足がスカートの外に出てきました。今の感覚だとノーパンでズボン履いてるのと同じですね。インナーがヒップラインに影響しないとは、おしゃれの先端は時代を超えても共通するんでしょうか?
だから私は言いたい。
中世ヨーロッパな異世界に、召喚されてきた人物ならパンツ手放せないのは解るけど、原住民がパンツというある意に先端文明の産物を普通に付けているのは、文明的におかしくないか?
下着一枚にでも、4万年からの歴史があるのです。
そこら辺の設定、どうなってってんねん?
見上げたもんだよ屋根屋の褌。
ローマもパンツも一日にして成らずです。ローマ人はパンツ履いてないけど。
( *´ー`)b 浴衣やお正月の着物で、下駄や草履の鼻緒で皮めくっちゃった人。あれ、しっかり指の股に差し込んじゃうとアウトなので、昔の人は足の親指と人差し指の関節で挟んで歩くのだそうです。そうしたら体重が鼻緒にかかりにくくなるので、すれずに済みます。
歩きは遅くなるけど、それこそ「着物だから」で理由付きますものね。
夜に絆創膏貼るよりも、一度トライしてみてください。
ところで、『マイ・フェア・レディ』のドレスは、クリノリン型とバッスル型の間に流行ったマーメイドタイプのタイトスカートでした。
シャーロック・ホームズのあたりで流行っていたようで、《緋色の研究》のなかでワトスンは「流行の服装をした若い女性が朝から訪ねてきて30分ほど話し込んでいった」っと書いてあります。これがタイトスカートと思われます。
訂正しました。