な……なな……な!? (ノ>▽<)ノ「バーバリアン」
『七王国の玉座』は、(ノ>▽<)ノ我が愛するヴィンセントことロン・パールマンが主役の『ニューヨークの美女と野獣』の脚本を手掛けていたSF作家ジョージ・R・R・マーティン(密かなあだ名です。ほんとはジョージ・レイモンド・リチャード・マーティン)が原作の、中世イギリスのヘプターキー時代(つまり七王国時代)や薔薇戦争をモチーフにした架空戦記ファンタジーです。イングランド統一前の、群雄割拠したブリテン島が舞台のモデルであります。
( *´ー`)bかのトールキン御大のイギリス神話構築構想に基くならば、全てのエルフが中つ国を去った後の、死すべき定めの人の子等による歴史が始まった世界にこじ付けられますよね。
最近風呂屋で知名度が上がってきた、ハドリアヌス帝がブリタンニア北部に長城築いた後の時代です。
つまり、全員バーバリアン(ノ>▽<)ノ
ついでに、今イタリアやローマに居てはる人々は、ローマ人を追い出して住み着いたバーバリアンの子孫です、風呂屋で攻めてきている反落軍の人達より、更に北から来た連中にあたります。
そう、古代ローマ時代と人種全然違ってるんです( *´ー`)むしろ阿部寛の方の古代ローマ人種的特徴が驚異です。
古代ローマ人が先祖に居るんじゃないかと思っちゃいます。
で。
バーバリアン( *´ー`)
え? 誤字&誤用はどうなった?
はっはっは。別に辞典目指せる脳みそ無いっすよ。
でも、実はこの名称も。壮大な時間をかけての誤用&誤字と言えるもんなんですよ。
そもそもバーバリアン(Barbarian)これはうぃき先生によれば。
古代ギリシアでは異国の民をバルバロイ(βάρβαροι,Barbaroi)と呼んだ。歴史以前では必ずしも軽蔑のニュアンスはなかったようだが、ペルシア戦争で異国の侵入と破壊を経験したあたりから、ペルシアへの敵愾心、非ギリシア人への排外の感情とともに、英語のバーバリアン(Barbarian)という語にこめられるような蔑視のニュアンスを含む用法になったようである。
となってます。
で、このバルバロイ。これまたうぃき先生で追いかければ。
バルバロス(βάρβαρος)とは、ギリシア人の他民族に対する呼称。複数形がバルバロイ(βάρβαροι)。
ギリシア人は自らを「ヘレネスの子ら(ヘレネス)」と呼んでそれ以外の民族をバルバロス(バルバロイ)とした。
バルバロス(聞きづらい言葉を話す者・訳の分からない言葉を話す者)とは、バルカン半島東部(ギリシアの北東)のトラキア地方に住むトラキア人や、ペルシャ人のことである。トラキア人は、長い間周辺の国々で奴隷としてひどい扱いを受けてきた。由来としてはギリシア人から異民族の言葉は「バルバルバル」と聞こえたからといわれている。当初は「野蛮人」という意味合いはなかったが、徐々に野蛮人を指すようになった。英語の「barbarian(野蛮人)」の語源でもある。
と、まぁ「ベラベラなんかよく解んないことくっちゃべってる奴ら」でんな。
つまり、漫画などで外人のセリフを「ベラベラ」と表現するのは、実に語源に沿ったやり方だったのです。
この語源には「非文明人で本能のままに暴れ回る蛮族」って意味はまったくありゃしません。
長い年月をかけて、ギリシャからローマに流れ進んでいく文明との比較から、古い習慣や生活様式に格差が生まれて格下の者として扱い始めて、田舎者から蛮族にまで貶めていった……大体二千年くらいかけてるんじゃないでしょうかね?
私思うに、風呂入る習慣がない。ってのが大きな意識的格差をもたらしたと思うんですよ。
風呂屋のコピーじゃないけれど、歴史上、これほど風呂にこだわる民族は日本人とローマ人しかいない。っていわれるほどお風呂大好きな日本人なら解るはずだ∑m9`-´)風呂入ってない奴がいかに野蛮じみているかを!
( *´ー`)ね?
歴史ってのは全く面白いもので、野蛮人を格下として傘下に収めたローマ人は、遠方地の運営やら遠征やらに自分らが行くのを嫌がり始めて、現地徴収や配下の野蛮人出身の将軍に押し付ける。当然その野蛮人の方が力をつけて、今度はローマに牙を向き……経緯は長ったらしいのでローマの興亡は調べてもらうとして、かつて世界を席巻したはずの民族は、国を追われていったんルーマニア(名前の通りローマ人の国という意味)あたりに逃げて。さらに追われて「ロマニ」とか「ジプシー」とか云われる少数民族へ……バーバリアンの仲間入りです。
かくして元バーバリアン達は「文明とは我々のことだ」と言わんばかりの鼻息なのは、みなさんもよくご存知のはず。
まさに、驕れるものは久しからず。ですな。
( *´ー`)b 因みに、ファンタジーでは欠かせない「公侯伯子男」つまり爵位ですが。これの公爵(duke)はローマ軍のドゥクス(Dux)が語源です。二個以上の軍団を統括する軍団司令官ってところでした。
現代の米陸軍団司令部は、中将が指揮するのが一個軍団ってしているらしいので、それより上の大将になるわけだす。
うん。偉い人ですね。
帝政後期には、軍隊関係ない公職になったそうですが。
私、「公爵」は王族が臣下に降りた役職の「なんとかの宮」みたいなものかと思っていたのですが、そういう例もあるけれど、結構しっかり「公爵」だけで歴史もっていたみたいでびっくりでした。
そういや。古代ローマ人は、男は個人名が19種類種類しかなくて、しかも女性に至ってはなんと名前がなかった(ノΘ⊿Θ)ノびっくり!!
個人名 praenomen + 氏族名 nomen + 家族名 cognomen(+添え名 agnomen)ってのが『男性の』名前だそうで、つまりガイウス・ユリウス・カエサルなら、ユリウス氏族のカエサル家のガイウスさんな訳ですね。
女性はユリアさんしかこのユリウス氏族にはいません。何人いてもユリアさんです。ややこしいので区別の仕方はあるようです。
小だの大だのって、それでついてるんですかな?
日本の昔も「なんとかの娘」って表記が多くて、ついでに居住地呼びとか役職呼びなんかもあって、個人名残りにくいですが、ちゃんとありましたのにねぇ。
なんつうか、詮無い話です。
(∀`*)ゞイヤァ Kも勉強になりました。
でも掻い摘みまくってるから、知りたい人は調べてね♡
あ、ついでに奴隷の語源は、当時奴隷にされてた人種にスラブ人が多かった所為らしいです。
いやあ、ほんまに詮無いわぁ。