あかつきのじゅういち |_・)ノ「通達と報告」
( *´ー`)実は、あんまりにも知名度がないのですが。キャプ翼以前にもサッカーアニメはありました。梶原一騎氏原作の「赤き血のイレブン」です。
モデルは実話らしいですが、「サインはV」のような、とんでもシュートが目白押しでした。
お前ら物理法則が根性でどうにかなると思ってんだろう。と言いたくなる話。さすがは梶原一騎。
サッカー少年には人気があったそうですが、キャプ翼のように、女の子まで引っ張り込む旋風はおこしませんでした。
ってわけで(どうして?)今回は暁の更新です。
だって11なんですもの(意味なし)
今回のお題は「報告と通達」( *´ー`)お堅いですね。どっちも苦手なKです。
すぐに活動報告忘れます。
さて、お勤めの方なら耳タコな「報告と通達」なんでこれ? と疑問もあるでしょうが、まずは意味から行ってみましょうか。
デジタル大辞泉さんよろしくです (。・(エ)・。)ノ
ほう‐こく 【報告】
[名] (スル)告げ知らせること。特に、ある任務を与えられた者が、その経過や結果などを述べること。また、その内容。「出張の―」「事件の顛末を―する」「研究の中間―」
つげ知らせること。特に,研究や調査の結果,与えられた任務の結果などについて述べること。また,その内容。 「 -書」 「仕事の進行状況を-する」
つう‐たつ 【通達】
[名] (スル)《「つうだつ」とも》
1 告げ知らせること。特に、行政官庁がその所掌事務について、所管の機関や職員に文書で通知すること。また、その文書。古くは通牒。「―を出す」「厚生労働省―」
2 ある物事に深く通じること。「ドイツ語に―する」
3 すみずみまで通じること。また、とどこおりなく通じること。「事々物々微細緻密の極にまで―する有様は」〈福沢・文明論之概略〉
→通知[用法]
①通知すること。知らせること。 「裁判所から-がある」
②ある分野や物事などに深く通ずること。 「二か国語に-する」
③上級行政庁が下級行政庁に対し,細目的な職務事項や法律の解釈・判断の具体的指針を示し,行政上の処理の統一を期するために文書をもって発する指示通達。 → 訓令
④とどこおりなく通じること。くまなくゆきわたること。 「微細緻密の極にまで-する有様は/文明論之概略 諭吉」
( *´ー`)ノ はい、この二つの違いは、「報告」は目上の人や機関に「上げる」もの。「通達」は目下の人や機関へ「下げる」もの。
つまり目上が目下に「報告」はしませんし、目下が目上に「通達」したら問題です。
最近これがぐちゃぐちゃですけどね。
政府や首相とかが国民へ「報告」するのは、「公僕」だからです。公、つまり我々国民が基本的には彼らの上にいる筈だからです。(民主主義の理念じゃそうなってる筈なんです。ふんぞり返ってるお役人多いですけどね。100年ばかし昔に生きているんでしょうきっと)
( *´ー`)天皇陛下や皇族の方々は、国民に優しいので「報告」をしてくれちゃいますが、本当は「通達」か「通知」でしょうね。明治の頃は「下知」でしたから。
え? 下知知らない? 三省堂 大辞林さんに拠れば。
げじ ―ぢ 1 【下知】
(名) スル 〔「げち」とも〕
(1)下の者に指図をすること。命令。「みな平家の―とのみ心得て/平家 6」
(2)鎌倉・室町時代の裁判の判決。また、その判決文。下知状。
げち 1 【下知】
(名)スル
「げじ(下知)」に同じ。「―を下す」
d( ^ー゜)王様とかリーダーが公式に家臣等に言うことですね。
特に、封建制度の世界で王様が家臣に「報告」する事は無いです。やったら世界観に合いません。
でも、なろうで出てくる「中世風異世界」の王様が家臣に「報告」しちゃう事がよくあります。
すっごい違和感なんですよね。
立憲君主は国民にフレンドリーだって事忘れずに。
それにしても、文部省(あ、もうこの省庁はなかった)は何考えて敬語を五段階に分けたんでしょうね?
大体っ三つでも覚えられないのが五つになったら余計覚えきれないでしょうに。
そして、みんなが平等なのはいいのですが、物書きとしては「上の者が下の者へ使う敬語」が消えてしまったのが残念です。
いや。まともな敬語も怪しいですけどね。私。