表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/27

13話 破壊〜destruction

 2032年 アンダルカン 横須賀基地 夜


 三条聖と永田匠は、基地のゲートの前に立つ。

「さあ‥やるか」そう言うと聖は、ゲートの隊員の側まで、歩き始める。

 永田は、後方で腕を組み黙って見ている。


 「誰だ?」警備をしていた3人が銃を構えて聖を取り囲む!

「答えろ!すぐさま、身分証をだせ!」と1人が聖の胸に銃をつきつけた!

聖は、右手を見つめる。

聖の右手は、青白い光を帯びる!

その右手で銃を掴む!

銃は、一瞬、青白く光、いずれ、黒くなり、グズグズと崩れだし破壊された! 

「無駄だ‥」聖の瞳は、青く光る!

他の二人は、「なんなんだ!コイツ!」と銃を発砲しようとした!

 聖は、右手と左手から、それぞれ二人の銃に向かい〝青白い炎〟を放つ!

 二人の銃は先程と同じ様に黒くなり、崩れた!

隊員3人は、「本部に連絡しろ!」と慌てふためいた。

 そこに、基地の中から一台の装甲車がゲートに向かい近寄る。

先程の隊員は、装甲車に走り寄り、手で合図をしている。

聖は、頭を左右に振り、永田の方へ向いた。

永田は、「わかった」とだけ言い、両手を側にある電柱の架空線に向ける!

 架空線が〝パチパチ〟と放電を始める!

その電流を永田が両手で、装甲車に向ける!

 架空線から、〝稲妻〟の様な電流が装甲車に注がれた!

 装甲車は動きが止まる。

その隙に聖は装甲車に近寄り、両手を装甲車に当てた!

装甲車は、聖の両手の辺りから、徐々に黒に侵されていく!

 やがて、装甲車は、〝グズグズ〟と崩れ始めた!

怯える隊員が「誰だ!お前らは!ロマンティノ共和国の者か!」と叫ぶ!


 聖は「俺たちか?俺達は、〝POSW〟‥

people of silent weapons だ‥」と言い放った。


 三条聖〝D〟と永田匠〝L〟を基地のサーチライトが照らした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ