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「片思い」

作者: わびさび。

 僕は、片思いをしている。

 私は、片思いをしている。



 僕は、彼女に対して心憂い気持ちになる。

 私は、きっとこれが初恋に当るのだろう。

 


 僕は、あの日から自然と彼女を目で追うようになった。

 私は、あの日から彼のことが頭から離れなくなった。



 ふと目が合う―――。



 僕は、羞恥から目を逸らす。

 私は、彼に目を逸らされてしまう。



 僕が、密かに彼女に好意を寄せている事に気が付かれていないか不安だ。

 私は、彼に嫌われているのかな?



 僕は、この苦しい気持ちから早く解放されたい。

 私は、両親の都合で遠くの学校に転校することになった。



 僕は、勇気をだして告白する事にした。

 私は、転校する前に彼の気持ちを知りたい。



 「あの・・・」



 放課後、誰もいない教室で、お互いの声が重なる。

 


 偶然の出来事に対する驚きと、声が重なった事に対する恥ずかしさから、お互い沈黙する。



 たった1秒でも凄く長く感じる。



 僕は――――。

 私は――――。



 「貴方の事が好きです」

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― 新着の感想 ―
[良い点] 不安と期待を読み、大変良かったのでこちらも読みましたが、この作品も素晴らしいです。キュン死にしそうです。 [気になる点] やはり私のようなリア充ではない――(略
[一言] とても短いお話なのに、ドキドキしました。一文読み進めていくうちに、ドキドキ、ドキドキ……! 最後の台詞で、幸せだなぁと思いました。こんな恋愛がしたいなぁと。 ふたりの登場人物が交互に語って…
[良い点] こういうのに憧れます
2016/11/19 14:21 退会済み
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