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極私的仏教考察 Extreme private Buddhist consideration その2   (信仰心の乖離と相剋。)

作者: 舜風人
掲載日:2015/06/14


㊟あくまでも私の個人的な、私的な考察であり、この考察が、科学的・学術的に、必ずしも正しいという保証はできかねます。念のため申し添えておきます。

納得するか?納得しないか?

信じるか?信じないか?

それはあなた次第です。













宗教哲学


仏教でいえば、中観派。唯識派、如来蔵派、説一切有部、瑜伽行派、等に代表されるいわゆる仏教哲学がありますね。



ですが、これらの学者的な論説で、じゃあ、仏教としての信仰が担保されるのか?


と言えば、それはノーですね。



まあこれらの仏教哲学はあくまでも、仏教の論理的な裏付け?というか。


こういう風に仏教は論理的にも正当なんですよ、という


批判一派への、理屈付け?ということでしかないです。



でも?


そもそも宗教って、、論理ではないですよね。


そんな理屈付けなんて本来無用の世界、それが宗教です。


宗教は不合理の極みであり、


非論理の極みですよ。


それを学者が理論化しようとして見ても、、


まあしょせん無駄でしかないというのが、真相でしょうね。



仏陀の教えに論理的な整合性があるということを、大前提にしたら?


それは科学であり、宗教ではないですよ。




宗教とは大いなる自己矛盾であり


神秘主義そのものです。


1たす1が2だったら、それは宗教でないですよ。


1たす1が1000になったり、   あるいは10億に変異したりする。


それが宗教です。


ですからキリスト教神学なんかもそうですが


スコラ哲学の迷宮を組み立ててみても、


それで信仰心が発露されるかといえば



ノーです。


宗教とは究極、



信じるか、信じないか、


その絶対的な二者択一です。


理屈ではないです。


だからあたかも哲学みたいに


仏教やキリスト教を、理論づける試みなんて


本来無意味なんですよ。


理論とか


論理学とか


合理性とかの


真逆の地平線が「宗教」だからですよ。


だから宗教心を吐露して


全き帰一と帰依と全托こそが宗教のすべてです。


その意味で


ビンゲンのヒルデガルトとか


聖テレジアの自己撞着に満ち満ちた熱烈な信仰告白のほうが


ソリャア、トマスアキナスの「神学大全」なんかよりずっと、


1000倍、信仰的ですよ。


或いはシレジウスの瞑想詩集でも読んだ方が信仰心の確立には1000倍マシでしょうね。


神学大全いくら読んでも、信仰心は高まりませんよね?


或いは無学で、すごい庶民でしかも熱烈な


浄土信仰信者である「妙好人」たちのあの


朴訥な

素朴極まる


信仰告白のほうが1000倍胸に迫るでしょう。



アビダルマダイビバシャロン、読んでもそれで熱烈な仏教信者になるってありえませんものね。


そういう意味ではあくまでも聖書第一主義であるように


仏教も


たとえば「法華経」「華厳経」「浄土教」第一主義であるべきでしょうね。


竜樹の「中論」や


世親の「唯識20論」なんかを


最初に読んじゃダメですよ。


宗教とは


信じること


帰依すること


それだけだといってもいいでしょうね。


そこに全托することによって


或いは奇跡も生まれるのだろうし、


忘我の全一観も会得できるのでしょう。



宗教を理屈で説明しようとしたり


哲学的に説明しようとしたりというのは


まさに


愚の骨頂です。


宗教というものは不合理で


非論理で


神秘主義であるからです。


合理的で


科学的で


論理的な宗教なんてありえません。



まさにそういう意味で、、宗教ってコワイんですよ。


もし?


教祖が魔界人だったら?


それを信じたあなたは破滅ですものね。


理屈ではない、


宗教の怖さです。


まあいずれにしても


宗教を信じるというのは


相当の無茶な?冒険ですよ。


破滅覚悟の魂の大冒険?


それが宗教です。


それでも信じる者は救われると


あなたが信じるなら


たとえ行く末が破滅でも?


しょうがない?ですよね?


信じたがゆえに破滅?


それとも信じたおかげで


大往生?


さあ?


あなたの信じた宗教はいったいどっちかな?


続く




お知らせ


私の作品で、、続き物、連作、シリーズものを、すべてお読みになりたい場合には、「小説家になろう」サイトのトップページにある「小説検索」の欄に、読みたい連作シリーズ作品群の「共通タイトル名」を入力して検索すれば、全作品が表示されますので、たやすくお読みになれます。

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