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ダンスパーティーに縁がなくても頑張るのがイ・コージ

かなり悩んだ展開なのでつっこみはご勘弁を

side イ・コージ


さてあんな風に言ったものの具体策が決まらないと付与する魔法が絞れません。


まずは主任の依頼。

・コンサートの邪魔にならない物でなくちゃいけません

だから防御壁系は却下ですよね

・コンサートを楽しんでもらわなきゃいけません

だから威圧や恐怖の魔法は使えないし、テンションを下げる沈着も駄目ですよね

・暴走したファンでも怪我はさせれない

つまり攻撃魔法や麻痺も使えません。

・ゴブリンバイバイはゴブリンと違って人間を操作するのは不可能ですから却下



…どうしましょう。

2週間泊まり込みで間に合うんでしょうか。

ただでさえ最近、運動不足でぽっちゃりに磨きが掛かっているのに…。

 

お腹です、私の柔らかいお腹を参考にすれば。

考えがまとまった物から取りかかりますか。


…………


完徹の結果、理論はまとまりました。

まぁ、ようやくスタート地点にたどり着けただけなんですけどね。


次にあれを取り寄せてくれるか所長に聞いてみないといけません。

幸い、所長の出勤時間はかなり早いですから今なら確実に会えます。

じゃないとアポをとるだけで一苦労ですから。


そして珍しく自分の意志で所長室にやって来ました。

今回使いたい物は決して安くはない物ですから許可がおりないと新しく考え直しになります。



「…と…を使って対応してみようと思います」


「そう来ましたか。確かにそれなら近付けませんね。わかりました、なるべく早く取り寄せますね」


OKがでたからと言って安心していられません。

ここからが本場なんですから。

使う物が高価ですから机上の空論で終わらせる訳にはいかないんです。



 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


「イ・コージさんお早うございます。せっかく朝ご飯作って来たのにどこに行ってたんですかー?」


「リアさんお早うございます。所長経由の依頼に使いたい物品の申請に行ってたんですよ」


「コンサートを守る為の依頼ですよねー、ご苦労様ですー。これはチェルシー達にお礼を言わせに来なきゃ駄目ですねー」

 

「それは必要ないです。第一若い娘さんに来られても困るだけですから」


人が訪ねて来るだけでも面倒なのに、テガ主任なんかにに知られた、面倒臭い事になりますよ


「マジックガールズに会いたくないって人も珍しいですよねー。あっ今お茶をいれますよー」


チェルシーさんがいるからでしょうか?

リアさんはマジックガールズに関心が高いんですよね。


リアさんはお茶と一緒に朝ご飯の準備もしてくれました。

野菜をはさんたサンドイッチにサラダに野菜スープを美味しくいただきました。

体が喜ぶって感じですよ。


「ところでチェルシーちゃんの件は難しいですか?」

 

「ええ、人混みを移動してチェルシーさんだとばれてしまうとパニックになってしまいますからね」


先までコンサートをしていたアイドルがパートナーを誘いに来たりしたら大混乱になるでしょうね。


「隠密系の魔法は使えないんですかー?」


「あれは人が少ない場所でしか効力を発揮しませんよ。だって人混みだと周りから人だと認識されていないと移動その物が不可能になりますから」


人がいると思うから避けてくれるですし、クリスさんを誘う人が列をなしていたら、並ばなきゃいくけないんですから。


「変身魔法は駄目ですかー?」


「クリスさんにチェルシーさんだと認識してもらわなきゃいけないんですよ」

変身したチェルシーさんをクリスさんが受け止めても意味ないですからね。


「なんか大変ですー。報酬はいくら必要ですかー?」


「報酬は成功報酬でリアさんが決めて下さい。私はリアさんのご飯も報酬だと思っていますし」


若い女性の手作りご飯なんて、2度と食べれないと思います。


「イ・コージさんご飯のハードルをあげないで下さいよー。出来合いのお弁当にしちゃいますよー」


「私はリアさんが作ってくれるのが嬉しいんですよ」


出来合いのお弁当なら普段の食事と変わらないですし。


「うー、何品かは出来合いのおかずにしちゃいますよー」


まぁ、それでもリアさんが作ったお弁当になりますからね……


「それです!リアさん今の言葉で解決策を思いつきました。そう!チェルシーさんに、こだわらなくても良かったんですよ」


それじゃ先ずアレを手に入れなきゃいけません……


でも正式な依頼じゃないですから自腹を切らなきゃいけないですよね


「解決方法が見つかったんですねー。良かったー」


リアさんは自分の事の様に喜んでいます


「ええ、早速とりかかりますね!」


「駄目ですっー。先ずは少し寝て下さいー。イ・コージさん昨日も徹夜したんですよね」


「何を言ってるんですか。どこに証拠があるんです?」


「私が昨日取り替えたシーツにシワできていなかったんですよ。健康管理も助手のお仕事ですー。きちんと寝て下さいね」


なんでしょう、今日のリアさんは強気です。


「大丈夫ですよ。前も良く徹夜明けで仕事をしてましたし」


「前は前ですー。私がいる限りきちんと睡眠時間はとってもらいますー」


「それなら30分程、横になりますね」


「3時間は寝て下さい。私がきちんと起こしてあげますからー」


「わかりました。それならリアさんチェルシーさんに似合うバングルのデザインをお願いします。素材は…と銀を使用しますんで」


私がデザインなんてしたら味気ない物を作っちゃいますからね。




お腹との答えは次話で、書き終えたら更新するか悩み中です。

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