マジックガールズ4期生集合
アイディアをくれたキャラになってたら嬉しいです
side イ・コージ
マジックガールズの4期生の皆さんとの顔合わせに来たんですけれども注目されています。
…私じゃなくリアとキャロルがが。
私が登場した時は溜め息とガッカリした空気が教室に充満したのに、リアとキャロルが登場すると歓声と喜びに教室が包まれました。
ちなみに何故かリアは眼鏡を外して化粧も万全です。
「さて今日から皆さんに魔術を教えるイ・コージです。よろしくお願いします」
出来るだけにこやかな笑顔で挨拶をしたんですが
「オヤジのキモい笑顔は見たくないです。さっさっと口を閉じて、早くリア様の話を聞かせて下さい」
黒い髪を腰まで伸ばした少女が丁寧な毒舌でカウンターを放ってきました。
「コージおじさんの顔は確かにキモいけど魔術の腕だけは一流なんだぜ!!馬鹿にしたら俺が許さねえからな」
これがライラなりのフォローだと信じましょう。
「先に言っておくね。リアさんは現在イ・コージさんの助手をしているし、私を初め3期生はイ・コージさんにとてもお世話になっています。それを忘れない様に」
さすがはキャロル、やっぱり持つべきは出来た義娘です。
「私がー今回来たのはー初代マジックガールズとしてではなくーイ・コージさんの助手としてですからねー。そこをー忘れないで下さいねー」
義娘と恋人に助けられて、ようやく私が喋れる空気になりました。
「それでは自己紹介をお願いします。名前と自分の一番得意な魔術を言って下さい。イ・ライラさんからお願いします」
頼れる者は姪でも頼ります。
「俺の名前はイ・ライラだ。生まれはデュクセン皇国のホーフェン、得意な魔術はフレイムハンマーだぜ!!」
ライラの言葉に教室がどよめきました。
フレイムハンマーは火系の中級魔術ですからライラの年で使える人はあまりいません。
「テレサ・マードレーですよ〜。得意な魔術はアースヒールですね〜。趣味はお料理と小さい子供と遊ぶ事です〜」
次に話してくれたのはテレサさんでした、テレサさんはフワフワとした水色の髪と暖かな笑顔が印象に残りました。
そしてアースヒールは土を元気に出来る農作業や園芸に使われる魔術です。
「ミカ・ホルスータですわ。得意魔術はフラワーフェロモンです」
ミカさんはオレンジ色の髪を結い上げている牛人族のハーフの少女。
唇の脇にホクロがあり、なにより10代とは思えない立派な胸と大人っぽさがあります。
眼鏡を掛けてるから女性教師にも見えますね。
そしてフラワーフェロモンはチャーム系の初級魔術です…ただし触媒として大量の花を用意しなきゃいけません。
「僕の名前はライズ・チークだよっ。僕の得意な魔術はウィンドアロマなんだ。それと好きな食べ物はナッツ、特にクルミが好きだよ。好きな場所は木の上、苦手なタイプはオラオラ系だね。自慢はフワフワの尻尾かな」
ライズさんは茶色い髪をショートカットにした小動物系のリス人族の少女です。
そしてマシンガントークと言うやつでしょうか。
ライズさんは喋り出すと止まらないタイプかも知れません。
ウィンドアロマは風に含まれてる様々な匂いを嗅ぎ分ける魔術です。
「私の名前はピティ・ヴィスです。嫌いなのはキモいオヤジとエロい男。得意な魔術はダークスパイトルフです」
次に自己紹介をしたのは、私のハートに多大なダメージを与えてくれた黒髪少女のピティさん。
ダークスパイトルフは文句や嫌味に力を与えて精神攻撃にする魔術です。
「ジ、…ジル・ウィッシュ。得意な魔術はアクアアーマー、得意だけど使った事は…たまにしかない…嘘、使った事なんてないんだよー」
顔を真っ赤にしたのは猫人族のグレーの髪をした少女ジルさん。
アクアアーマーは水を自分にまとわせて鎧代わりにする魔術です、別名露出鎧…得意って言わなきゃいいのに。
「私の名前はレニ・サジュスです。好きな言葉は規則、嫌いな言葉は怠惰。エルフィン聖王国の代表として頑張らせていただきます。得意とまではいきませんかルールバニッシュメントを使えます」
クスリと笑わす自己紹介をしたのは金色の髪をもった北エルフの少女レニさん…この人前ではガーグ王子の話題を避けた方が得策かも知れません。
そしてルールバニッシュメントはあらかじめ了承させたルールを破った場合にバインドを掛けれる魔術です。
「プドル・カントナータ…痛いっー、尻尾が椅子に挟まっちゃったよー。得意な魔術はファイヤートラップです。うっ、うわー」
何もない所で転んだのは犬人族のプドルさん。髪型は焦げ茶色の髪をツインテールにしてます。
ファイヤートラップはあらかじめ物に掛けておくて任意で熱く出来る魔術です。
「ピュリア・イノサン…得意な魔術はフォグステルス…。人前で話すのは苦手ですから終わります」
小声でボソボソと喋って終わったのはピュリアさん。
真っ白な髪と真っ白な肌が特徴です。
そしてフォグステルスは濃霧を作り出して認識阻害をして隠れる為の魔術ですね。
「僕の名前はシャルロッテ・ストロベリー。得意な魔術はサンダーナックルだ!!ストロベリーが似合わねえとか言ったらぶん殴るからな」
シャルロッテさんは正にリトルエリーゼ先輩です。
そしてサンダーナックルは籠手等に雷をまとわせて攻撃する魔術です、使う時間が長くなると自分も感電しかねない魔術ですよ。
「私の名前はアルバ・プルローネ!!得意な魔術はインビジブルトリックかな。みんなよろしくねっ!!」
アルバさん黒い髪をポニーテールにした元気な少女でした。
そしてインビジブルトリックは罠を透明にして引っかかる確率を高める魔術です。
高度になれば魔物も倒せますが上手く発動しないと悪戯にもなりません。
…講師はリアに丸投げは出来ませんよね。
キャラによって出番に差がつくかと