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イ・コージの過去=リア+キャロルの怒り?

帰郷編も長くなるかも知れません

side イ・コージ


「ねえパパ、デュクセンに行ったら会いたい人とかいる?」


ご飯を食べ終えたキャロルが上目遣いで聞いてきました。

くっ!!こんな可愛い義娘と2週間以上離れなくてはいけないなんてパパは耐える自信がないです。


「うーん、いないですね。デュクセンには親しい人があまりいませんから」


親はいますが、私は元罪人ですから帰り辛いですし。


「でもパパに会いたい人はいるんじゃない?だって半年近く帰ってないんでしょ?」


私がルーンランドに来てから、もうそんなになりましたか。

賑やかで楽しくて幸せで忘れていましたね。

 

「仕事場の周りには親しい人は殆どいませんでしたし、最後に実家に帰ったのは一昨年ですから」


ちなみに一昨年に帰った時の周りの反応は


近所のおばさん

「ほらイさん家のコージ君、魔法研究所に勤めているのに、まだ独身だそうよ。浮いた話でもあればイさんも安心なんだけどね」


小学校の同級生(男)

「お前まだ嫁さんいないのかよ。お前が嫁をもらえるとしたら外国で奴隷を買うしかないか」


小学校の同級生(女)

「えーと…どなたでしょうか?イ・コージ?あぁキモイ・コージ」


母親

「嫁なんて無理はしなくていいから世間様に迷惑は掛けるんじゃないよ」

……


実家に顔を出すのは止めておきましょう。


「ふーん、パパも色々あったもんね。でも殆どって事は1人か2人は仲が良い人いたんでしょ?」


「結局パパの勘違いでしたけどね」


そして初めてキャロルに詳しく話しました。

ゴブリンを操る魔法の事、原因を作ったチャラ・イース所長の事、喫茶店のリディちゃんの事。


「それでそのリディって馬鹿はどうしたの?」


「チャラ所長と結婚したそうですよ。パパへの評価はキモいでしたね」


キャロルが押し黙ります、ここで笑ってくれないとパパが辛いんですけど。


「…許さない、そのリディって馬鹿に文句言ってやる。私の大事なパパをキモいなんて!パパ今からリアさんに会いに行くからねっ!!」


キャロルはバングルを使ってリアに連絡をしているみたいですけど…

デュクセンで、私をキモいって言った人は珍しくないんですよ。


――――――――――


程なくしてリアが現れました。


「リアさん、パパがデュクセンに出張するんですよ」


やけに真剣な口調のキャロル。


「デュクセンに出張ですかー?コージさんの実家はー何ていう町なんですかー?助手としてはーお義母さんにご挨拶をしなくてはーいけませんねー」


何でしょう、リアが企んだ顔をしています。

私の母親に待遇改善でも訴えるつもりなんでしょうか?

「私の故郷はデュクセンのホーフェンと言う町ですよ。仕事の依頼があったのは首都デュクセンとホーフェンの間にあるシールンと言う名前の町です」


「リアさんの町の名前よりも大事な事があるんです。パパの気持ちを踏みにじった上にキモいなんて言った女がいるんですよ」


キャロル、怒ってくれるのは嬉しいんですけども的外れな評価じゃありませんし。


「気持ちを踏みにじったー?コージさんその女とは、どんな関係だったんですかー?」


リア、なんで涙目なんですか?


「関係と言われましても喫茶店に行った時に会話するぐらいでしたし、1回ご飯に誘ったら断られましたけどね」


「よーくー分かりましたー。助手としては室長が馬鹿にされたのをー見過ごせません。私もー出張に同行しますー。いいですねっ!!その娘より先に義お母さんに挨拶しなきゃー」


「パパ、私も行くからね。パパを馬鹿にした奴がどれ位、可愛いのか見てやるんだから」


私に拒否権はないみたいですね。

でも…


「キャロル、学校とお仕事はどうするんですか?」


おサボりなんてパパは認めません。


「学校はパパに師事する事にすれば大丈夫、お仕事は学業が優先だから問題ないし。それに生まれて初めてご先祖様に挨拶をしに行くんだよ?誰も反対する訳ないでしょ」


後から聞いた話ですと魔法学園の生徒さんは師匠を見つけて師事すれば免除になる授業もあるそうです。

魔術は座学も大切ですが実地はさらに大事なんですから。

そして魔術は精神面が大切ですから祖先の英霊を重んじなければいけません。

先祖代々同じ精霊と契約する一族は珍しくありませんしね。



side キャロル


別にパパに昔キモいと言った女に文句を言うだけにデュクセンへ行く訳じゃないんだ。


パパの話によるとチャラ・イースはもう亡くなっているみたい、つまりパパをキモいとか言った馬鹿女は現在独身。

ルーンランドの魔法研究所に勤めているパパに目をつける可能性は低くはないと思う、


ルーンランド魔法研究所と言えば外国でも有名、ましてやパパは、かなりの実績をあげている注目の新人室長なんだから。

私はパパに幸せになって欲しいと思う、だから恋愛の邪魔はしないけどもお金や名誉目当てに近づいてくる女に関しては妨害をしてやる。

パパの性格からして、昔好きだった女の人に泣いて言い寄られたら情にほだされる可能性が高いと思うんだよね。

パパの幸せは私が守るんだから。



side リア



リディとか言ってましたねー。

良いんですよー、好みは人それぞれーですからー。

でも今のコージさんを慕っている助手がいるのはー分からせる必要がありますよねー。元アイドルの若い助手を連れての帰郷、多分お義母さんは喜んでくれるでしょうねー。

そうですねー、デュクセンでマジックガールズを知っている人はいませんからー、きちんと化粧をしてコージさんとお義母さんと一緒にリディさんに挨拶に行くのも面白いでしょうねー。


リディはザコにしか名前が出ていません


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