イ・コージは心配性
クリスマスって事でイ・コージも更新
まぁイブに読んでくれる人は少ないでしょうけども
side イ・コージ
えーと、私は依頼を頼まれたんですよね。
「ちょっと何見てんのよ。やだ、この親父キモい!」
ソニアさんは私を汚物でも見る様な目で見ています。
モチベーションが下がりまくりなんですけど。
「ソニアちゃん、イ・コージさんがキモいストーカーを退治してくれるんだから我慢してね」
ザギンさんはソニアさん宥める様に猫なで声で話しかけています。
私の我慢は無視なんですか。
「イヤだ!もっと若くてイケメンじゃなきゃ嫌」
ソニアさんは、プイッと横を見て取り付くしまもない感じです。
(猫人族はプライドが高いですからね、その上ソニアさんは人気アイドルですから、ああなる訳です)
「マネージャー、こんなキモいオッサンじゃなく騎士団にお願いして。こないだのイケメン騎士様がガードしてくれるって言ったじゃん」
騎士ですか、禄な事にならないと思いますが
「でも鎧を着て剣を持った騎士がいたらファンの人が怯えて近づかなくなると思うしー、騎士様は貴族様だから難しいと思うよ」
ザギンさん、正確にはファンの人は面倒に巻き込まれたくなくて近づかないし、ここの騎士は暇だから大丈夫かと
「それなら騎士団にガードをお願いしてはいかでしょうか。それとイ・コージさんはソニアさんの件には関わりませんのでご安心下さい」
懇願にも聞こえる所長の言葉を聞いて得意満面になるソニアさん。
忠告はできないんですけども、貴女は既に所長にはめられていると思いますよ。
――――――――――
「パパお帰り!疲れた顔をしてどうしたの?」
最初は戸惑いましたが、キャロルの素直な笑顔は私を癒してくれます。
………
「あー、ソニアは自分が気に入った相手じゃなきゃ冷たいんだよねー。パパごめんなさい」
「キャロルが謝る事じゃありませんよ、それに全部当たっている事ですから。ただあの騎士団が役に立つかどうかが心配なんですよ」
役立つとしても、田んぼのカカシとドッコイドッコイですからね、まだ害がない分カカシの方がマシかもしれませんけど。
「でもパパ一応は騎士様なんでしょ?相手も警戒するんじゃないかな」
「ソニアさん接近し過ぎて騎士がファンの人達に逆恨みされなければ良いんですけどね。キャロルやチェルシーさんはストーカーの被害に遭っていませんか?」
「私とチェルシーはパパが作ってくれたバングルのお陰で後を着けらたことはないよ。でも控え室から物が無くなった事はあったんだ」
ちなみにキャロルのバングルは答えを出さないまま魔石だけを埋めたシンプルな物になりました。
「後を着けられたのなら、どんな相手かわかっているんですか?」
「ソニアが見たのは小太りな男らしいよ」
だから私に嫌悪感を露わにしたんですか。
でも…ちょっと気になりますね。
「それでキャロルが盗られたの物ですか?お金とかじゃなくて?」
「食べかけのパンとかタオルとかが無くなった事があるよ。でもソニアのついでって感じ」
ゆ、許せません。
私の可愛い義娘キャロルの物を盗むとは、パパは絶対に犯人を許しません。
「キャロルのバンクルを改造します。私が離れていても安心できるくらいに改造をしますから」
可愛い義娘にストーカー被害が及ばない様にバングルにフル改造を施します。
「イ・コージさん僕のバングルも改造してく下さいよー」
キャロルの依頼料は…ザギンさんに請求しておきますか。
「リア、今日のお仕事は夜に片づけます。先にバングルの改造に取り組ますから」
……
出来ました。
決して普段の仕事は手抜きな訳じゃないですけども、気合いが違います。
「パパ新しくどんな魔法をつけてくれたの?」
「まず指定した物に小範囲の結界を張る事ができる様にしました。これで物を盗られる心配がありません」
「掃除や緊急に持ち出す必要がある時はどうするんですかー?」
「リアご心配なく指定した人以外は結界に触れる事ができません。つまり予め指定をしておけば大丈夫なんです」
「それと何かあった時に緊急通報が出来る用にしました、キャロルは私にチェルシーさんはクリスさんに連絡がいきます。後私やクリスさんが入れない場所があるかもしれませんから、リアにも連絡が入ります、さらに夜道でも安心できる様に光の魔法を付与してあります」
キャロルとチェルシーさんは安心したのかバングルを持って仕事に行きました。
「あんな機能をつけるなんてコージさんは人が悪いですね。犯人探しでもするつもりなんですかー?それに教えてない機能もありしたよねー」
「リアにはバレましたか。私はその関係でクリスさんに会いに行ってきます」
こんな時に保険はいくらでも必要ですから
新キャラの名前を考えなきゃ、男性キャラがでます