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人狼 the future 〜super dark side story〜   作者: 真音川 ri人
6/6

東京戦

TOKYOの居場所がわからなければ

戦うこともできない


だから


このまま戦ってもらう


 ドローンにつけたメッセージカードと、スピーカーで

 TOKYOを誘き出す


だがそこまで、遠くにいっていない


「TOKYO!

お前を誘き出し、MIYAZAKIと戦わせた!

お前が、私たちと戦わなければ、

この東京を全て木っ端微塵に破壊する!」


 メガホンでそのまま誘き出す


TOKYO「そうか、

だが今は戦う気分じゃないんだよ」

「お前の狙いは大体わかる、自分の土俵に持ち込もうとしてるんだろ」


「逆にお前は自分の土俵でしか戦えないんだろ!」


TOKYO「…?


「私は、今お前が戦ったビルのところにいる!」


TOKYO「そうか…」


 TOKYOは戻ってきた


 仮に、ここでできなかったとしても、ドローンで後をつけ、

 土俵に持ち込んだ


 実を言うと、この土俵が、MIYAZAKIとTOKYOによって

 めちゃくちゃになったとしても、もう一つの土俵をつかう


 だが、運良く、仕掛けは壊れていない


TOKYO「準備はいいのか?」


逆にそっちはどうなのよ!


TOKYO「別日なら気は進んだよ」


TOKYO「っていうか…


丸腰じゃん!


いや、それでも勝つから!


TOKYO「なんで戦う?」


なんで、街がこんなに荒れてるのか、

知りたいんだよ!


TOKYO「この状況をどう変えるんだ?」


まだわからない、何をどうしたらいいのか!

だから、お前に聞きたい!


TOKYO「私は…

ただ壊したい奴とかじゃない


武器を与えてるやつがいる


この武器自体は、ある人物からもらった


神と呼ばれる者だよ


でも、それ以外にも武器を与えてるやつがいる

そいつらを止めるため、

この武器を手に入れたんだよ

でも、最終的に、

俺も人を殺すような人間になった…」



私はできれば敵対したくない!

協力したい!


TOKYO「そうか…


でも…


戦いを見た時点で、生かすことはない

仲間になるんだったら、

仲間に足る人間か判断しなきゃいけない


つまり


戦って確かめるか死ぬかの道しかないってことよ」


 レーザーガンが赤く輝く


いまだ!撃て!



え…?


櫻「悪いけど


こっちもあんたはまだ信頼できない」


 レーザーが放たれた


 車ドアを盾にする 


 斜めに当てて、熱エネルギーを分散する



まぁ…もとより、1人で戦うつもりだったから


 アスファルトを火薬を入れた筒にかぶせた

 特製大砲を撃ち込んだ


くらってくれよ


TOKYO「へー、当たりもしないじゃん」


 銃や、広範囲爆風よりも、物理攻撃としては有効

 当たればの話だが


 ビルの中に逃げ込む



10日前


大斗「レーザーを避けるためにビルに逃げ込むまではわかりました。でも、ビルごと破壊されたらどうするんですか?」


破壊されるなら、


こっちが先に破壊すればいい


ただし、ビルの倒壊を、コントロールする

柱に切れ込みを入れ、ガラスなどの

壊れやすいもので補強する

また、爆弾などを設置する


大斗「なるほど…でも、破壊されたら、次はどうするんですか?」


油断したところに、gunを発射する


大斗「でも、破壊されたら勝算は減りますよね」


勝算が低いのは破壊されなくても同じだとは思うがね。





TOKYO「炙り出すか」


逃げろ、

そして屋上まで行かなきゃ


「レーザー火力40%」


 物凄い轟音が聞こえる


 レーザーでビルを破壊している


大丈夫だ、倒壊させる気じゃない


 目の前をレーザーが通った


は…


威力やばいだろ!


ビルを貫通してるかは分からないが


最低でも10mはレーザーによって削られてる!


 これなら柱を壊せばビルを倒壊させることもできる


 カーテンを手に入れた


消火管を手に入れた



まだだ…


 轟音が響く


やっぱり、私の場所はわからないんだ!


トイレにあれがあるはずだ


酸性洗剤…


塩素系洗剤…


TOKYO「ビルごと破壊するか?

いや、威力を見せすぎるのは良くない

バレれば、対策されるだろう

たとえば遠隔広範囲攻撃に移られる

まぁ、そうならないように、対戦は、誰もいない時に急襲など

が基本だけど

ただ目撃者がいないとも限らない」


ビルに逃げ込むのはデメリットがある


なら何が目的だ?


考えられるのはシェルターを隠している


このビルごと一帯を破壊する


私を巻き添えにして


でも、基本、高速移動できるし、

ビルよりも低い位置にいなければ、

ビルに押しつぶされることもない


だが


相手を狙うために低い位置で


ビルにレーザーを撃っているのに何もしない


何をするつもりなんだ?


まぁ、遊ばれただけで、逃げられた可能性もある


だが、ビルのどこからも逃げた形跡はない


もしかして…


時間稼ぎか?


別の団体を誘導している?



そうか…



なら、



「おい!

もう遊びは終わり!

ビルごと破壊するぞ!」



早く!でてk…



は?!



  屋上にいろんなものを持っているやつがいる



TOKYO「なんて愚かなんだよ!

自分から出ていくなんてさ!」


  レーザーを装填する


なんて愚かなんだよ…


  屋上から、椅子を持ち、飛んできた


火事だ!


消火器!


  消火管にくくりつけた消火器をTOKYOに投げる


TOKYO「当たってなくね?


は?」



そうだよ、当たんなくても

いいからさ


本命はこっちだよ!


  ロープに見せかけたカーテンをTOKYOに被せた


TOKYO「なんだ!」


撃てないよな


だってレーザーは熱を発する

カーテンに包まれた状態でレーザーを放てば

熱がこもって自分ごと焼ける


TOKYO「いや、全然打つけd…」


なんか濡れてる


  苦しい


  やばい


TOKYO/なんだこれ、毒ガス?


それは塩素ガスだよだよ…


TOKYO「うそだろ…」


ビルでシェルターにでも入ってると思ったか?


確かに、非常用シェルターとかは用意しといた


でも、なんで

屋上から飛べるんだよ!


って思ったでしょ


TOKYO「くそ!カーテンが取れない」


「カーテンにぶら下がりやがって!」


 落下速度より早く落ちて、こいつを

 地面に落とす

 こいつはカーテンにぶら下がってる分早く落ちる


早く落とせよ!


TOKYO「は?

じゃ遠慮なく!」


「くそ!意識がなくなる」


  TOKYOは落下した


  カーテンにぶら下がった人が地面に

  着地した音がした


「一緒に気失おうぜ!」



いや


お前だけだよ


TOKYO/なんで…

地面に落ちたはずだろ


 くそ!


 力が…


 あ…


そう、MIYAZAKIは負けた

はじめにMIYAZAKIは、TOKYOに一斉射撃を行った

それはTOKYOの装甲に阻まれた


だが、その時に、その装甲を破るほどの銃弾の威力だったら

どうだろうか

勝ったのはMIYAZAKIだった


仮に、あの花火爆弾が、あたり一帯を全て

破壊できるものだったら?


TOKYOは負けていた



MIYAZAKIが、見逃した単純なもの


それは


威力だ


そう、銃弾を打つなら、もっと強いものを打てば

勝てた

盾がもっと強ければ、MIYAZAKIは負けることはなかった


戦術で負けたんじゃない、

同じ威力という領域で戦っていた

おそらく、無意識に


レーザーの火力は圧倒的だった、 

飛んでくる銃弾すら、焼き尽くし

攻撃においても

防御おいても最強だった


戦術で勝負した気になっていたんだろう


盾の性能

レーザーの性能

花火爆弾の性能

銃の性能


これらの条件下に置かれるという

前提に気づかなかった


まぁ、確かに見落としていたのは

事前情報でもあるだろう


だが、TOKYOには欠点があった


それは空気が通る穴があるということ


それがわかったのは

爆風によって、聴覚に異常をきたしていた

つまり、空気が通る

また、呼吸をしている


さらに、相手はレーザー、機動性が武器


スピードは絶対的な勝利の要素だろう



何も持っていない私は、

大砲を打つだけじゃ負けていた


遠隔で撃ったとしても、負ける


銃を使っても、


超広範囲爆弾で、

全てを吹っ飛ばせば、もしかしたら勝てたかもしれない


相手の武器をハッキングする

電磁パルスで使えなくする


確かにこれらでも勝てるかもしれない


だが、そんな技術はない


そう、それは同じ技術対決になる


力無き私は、

自分の負けない土俵で戦わせる

など

戦術で勝つしかない



「なんで、負けるの…

最強の攻撃を持ってるのに」


  TOKYOから、武器を取り上げる


高さ可変チェア

これをレバーを引き、

座りながら地面に落ちる

それで、衝撃を和らげた


 「そうか、準備してたんだな…」


    いや、準備なんてしてない


 「は?」


    頼んでいたもの全てが


    用意されていなかった


「じゃ、手ぶらで勝ったとでも言うのか?」


武器なら、いくらでもある


 「この街の全てがか」


 「もし屋上よりもはるか上にいたらどうしていたんだ?


屋上より上にいるんだったら

ビルの地下に逃げ込めばいい


 「塩素ガスなんてどうやって?」


トイレに、酸性洗剤があってね


それだけでも、毒性の気体があって

レーザー撃たせて揮発させて吸わせるってこともできた


でも、運良く塩素系もあったんだ


だから混ぜたら危険をやった


それをカーテンに屋上に着く、直前に

やったんだ


 「なんもない奴に負けるなんてな…」


ああ


 「ここで殺さないってことは正義みたいなの

  あるんだな」


正義?

そう思ってくれるのか


 「お前に協力する」


本当に?


 「とはいえ、情報くらいしか役立たないぞ」


ありがとう

最強格7というのは

その、神から武器をもらった人間

または団体のことを言うんだな?


 「まぁほぼ正解だ

  だが、神から武器をもらったとは限らない

  その神自体の可能性もある」


そうか


最強格7の内訳を教えてくれ


 「わかった。この私、TOKYO

  RYUKYU

  KAGOSHIMA

  NARA

  SHIMANE

  IWATE

  HOKKAIDO

  これらが最強格7だ

  どこも倒されていない、私以外にはな」


なぜ彼らを倒すと、変わるんだ?


 「彼らを倒すと必然的に、神たちに認められることになる

  すると、この世界のおそらく黒幕に近づけるんだよ」


黒幕?


 「そうだ、この武器を渡してる神だよ」


神を倒せば、本当に東京は、変わるのか?


 「確かにな、よくならないかもしれない

  だが、お前と言う存在が抑止力になる」


結局、力なのか…


 「神次第だ、神がどんな力を持っているかわからない

  頼るんだよ

  時間を戻せるやつかもしれない」


 え…

 それって

 ゲンガーじゃねーかよ


ゲンガー「対戦終わったようですね」


 「誰だ、お前…」


ゲンガー「私と、その神は別人だと思ってください」


違うと?


ゲンガー「その可能性の方が高いですよ」


ならなぜ、この力で神と戦わないんだよ


ゲンガー「私は、未来が見えるんですよ」

「先に言っておきましょう、あなたは

私に殺されます」

「ただ、その先の未来が見えませんでした」

「こんなことは初めてです」

「この世界だけが特別なのです」

「戦わないんじゃありません

「戦える未来がないんです」


未来なんて変えればいいだろ!


「いいえ、未来は変わりません。」


お前はなぜ、神と戦わないんだよ

お前がその神なんじゃないのかよ!


「たとえ、そうならどうします?

今戦います?

あなたたちでは歯が立ちません」


TOKYO「なんだと…

お前h


 TOKYOは倒れた


え…



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