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第百九十九話 知られざるダンジョン? 3


その枯れ果てたダンジョンのマスターの名は無い。

なので枯れダンジョンとそのダンジョンを命名した。

そしてそのマスターを枯れマスと呼ぶことに・・


「いや、もちっとふさわしいのがありそう?」冒険者

「そうだなぁ、もっとひねた腐ったのを端的に表している・・」ドーラ

「あのおじいさん、オツムは足りてるの?」ユータ

「アレは聡明ではないですね。聡明なら性格はよくなります。」ダンマス


「性格の悪いバカを端的に現す名前って?」ユータ

・・・・・・・・皆かんがえる


あ、あb

却下

すg

却下

ふk

却下

のd

却下

そういうのやめようね、俺らの魂まで腐るから。

ごめんなさーい!!×4

でもムータン人なのになぜ?


そんなのはさておき!



ダンマスはサイコキネシス魔法で数キロ先にすっとんで壁に深くめり込んだ奴をこっちに連れてきた。

続き

「糞ガキ」

「クソジジィ」

「うんこ」

「ゴミ」

「ひねりのないのはやめようね?」

ういーっす×4

なんかムータン人のイメージが変わってきている件


「むんばば、とか?」ユータ

ぶっ!

ぷ!

ややウケ


「ぼぼげーろ?」ドーラ

ぶふっ!

くっ!

本人反応あり、嫌がってる?


「ははーん、大昔のマーロ時代の言葉が浮かんだんですね?」ダンマス

へ?

「ぼぼとはケツの穴で、ゲールが糞なのでそれに近いから嫌がったのでしょう」

ほほう、なかなかやるね(ドーラ)


「んじゃー、シンプルにゲールー」

「止めてお願い!」当人

「・・どうします?皆さん?」

「「「「きまりだな!」」」」ムータン4人衆

「やめて!」


「んじゃ、一応様子見るために仮名にして、性格良くなったらもっと良い名前にして、逆に性格悪くなったらゲールーに正式命名するってのは?」ユータ


うむ、、致し方ない

そうだね

様子見はしてもいいかもな

許容範囲か・・


なんか偉そう?四人組。


「俺はいいぜ」ドーラ

「そうですね、いんじゃないですか?」ダンマス

「んじゃー仮名募集!」


・・・・・・・・・・・・

「最初のむんばばでいんじゃね?わるかぁないよな?」ドーラ

皆うんうん頷く。多分もう面倒くさくなってるんだな?


「じゃ、仮名むんばば!で決まりですね?」

あ、ダンマスも面倒くさい系になってる


も少し面白いの考えたかったけどいっか。


「むんばば、わかる?君が良くなったら、グロリアゴージャススペシアルトップス、みたいな豪華な名前にしてあげる。でも性格悪くなったらゲールーになるよ?」


「う、うむ、、わかった。(良くなってもなんか、あましかっこよくないよな?こいつらセンス悪いのかな?)」むんばば


「・・・むんばば、性格良くなったらお前の好きな名にしてやる。いいですね?」察したダンマス

「おう!わかった。」


ゆーた、とダンマスは頷いた。

ユータは、あ、と思って

62階層の一番奥に向かってほどほどの力で魔力を放出した。何も変換せずに純粋な魔力のみ。


その力はあまりにも大きすぎたために自然発光し、それは皆の目を焼いた。

うっぎゃぁああああと数人が目を押さえて転げ回る。なんとも無いダンマスとドーラが治癒魔法を掛けてやる。


数キロ先の壁の奥に消えたその光、わずかの間のあと、

地から鳴り響く低い音

「あ、やべ、退避」ドーラは全員を地上に転位させる。


地上に皆が立つと、洞窟の奥から崩壊の音。数秒後、すんごい砂埃が洞窟から噴出!

ドーラがバリアを張る。


「少し、多かったかな?これでも半分以下に押さえたんだよ?」ユータ

「おう、控えめだったよな、でも死んでるダンジョンだったからよわっちかったんじゃね?」

「まぁ、弱ってましたが、むんばばがまだ死んでないのでそれなりではあったはず?・・むんばば?おまえ弱くなってますね?」


「え?俺?なぜよ?俺は・・魔力吸われるまで力を伸ばしてたぜ?」

「んじゃ、なぜこんなに簡単にあなたのダンジョンが崩壊したのですか?彼は人間ですよ?」

「・・・・・・まじ?魔人だろ?」

「人間です。」


「・・・え?、俺の、ダンジョン、人間に、一発で・・?」

「そうですよ?たった一発、しかも魔力控えめでしたよ?あと2発以上撃てるんじゃないですかね?」


「・・・・・俺がミイラってる間に、この世はどうなっちまったんだ?」

「皆強くなっているだけですよ。うんばば、おまえはもう全然強くないんですよ。気をつけなさい。」

まじかよ、やべーよ、やべーよこの世界、、やべーよやべーよ、どうしよう!!(うんばば)


「うんばば、おまえがいい子になれば、私達はお前の味方ですよ?わかりますね?」

わかった、とうんばばは小さくつぶやいた。



「で、ダンマス、どうすんの?うんばばのダンジョンなくなっちゃったしw」ドーラ

「とうぶん、ウチのダンジョンのフロアボスでもしてもらいましょう。勝手に放置したら討伐されちゃうでしょう?」

びびるうんばば。

実際今の状態なら魔力もほぼ無いし、人間の老人と全く同程度なのだ。野良犬にもやられちゃうだろう。

ダンジョンに入り、そこのフロアボスにさせてもらえばそれなりに魔力を得られる。


「たのむ、、」とうんばば

「では、うんばば行きましょう。では皆さん、アディオス!」

シュン!!


ダンマス、向こうで世界を遊び歩いてるんじゃないか?



「結局、、枯れたダンジョンをつぶしただけか・・・」リーダー

「・・ま、何もないダンジョンだったしな!」ドーラ

そらそーか、とムータン人達。


それからユータが全員を街に転位させ、宿をとってから皆で銭湯に行った。

まだ日が高いが、ダンジョンでうだうだやってたら翌日になってたわけで。


銭湯からの帰って、宿で飯食って一杯やって、寝た。

早めに寝ても起きるのが翌朝になるだろう。大概の冒険者はそうなる。一晩で体内時間を調節してしまう。

なのでぐっすりねむれるのだ。


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