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日焼けの香りがする場所で  作者: 入間太郎丸
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館内はお静かに

こんにちは。この度初めてサイトに自分の作品を投稿させていただきました。まだまだお遊びの作品だと言われてもしかたないような至らないところばかりの作品ですがどうか、暖かい目で見守っていただければなと思います。あわよくばこの作品にいい感想を抱いていただければ幸いです。

プロローグ


 中三の冬といえば受験生の多くが本格的にぴりつく季節だ。だがしかし、俺は例外だった。とにかく浮かれていた、きっとこれまでにないくらいに。

その理由は元日に届いた一通の手紙にある。そこにはこう書いてあった。

三浦悠(みうらはるか)様  受験本番が近づいてきたので手紙を書きました。はる君は覚えてるかな?小さい頃家が近くて遊んでたこと。はる君のお母さんにはる君が笹倉高校受けるって聞いたので、私も笹高にしようと思います。お互い頑張って一緒に高校行こうね。白石緋依(しらいしひより)。』

俺のこの手紙に対する解釈は「白石緋依は俺のことが好きである。」だ。正直こいつのことは全く覚えていなかった。しかし、その方が幸せだったのかもしれない。そんなことを考えながら、今日もあの場所へ向かっていた。




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