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ふぁるでぃあにっき。  作者: コミヤマミサキ
8月 ~なつやすみ~
88/444

2-84 レベリング珍道中2

\50万字/ 


この話で50万字を超えることになります。

こんなに長い文章を書いたのは、この作品が初めてになります。


拙作で、かつゆっくり進行ですが、ここまでお読みいただきありがとうございます。

 

 結局、今の状態としては、”レベル帯が揃って適正なMOBをPTを組んで倒すのが一番おいしい”って結論に達しました。

 全ての人が同じ進度ではないだろうし、固定を組んでない人もたくさんいるだろうし、もっと近いレベル帯の人が上手くレベル上げをするような仕組みが確立されるといいんですけどね。


 蟻はティラ君にとっても自分にとってもレベル的にやや格上ですが、レティナさんを経験値吸収のメインに据えているので、現状大して美味しくない。なので、レティナさんに早くレベルを上げてもらうのが一番いいのかなぁ?ただ、レティナさんはゲームに慣れてない人だし、やはりあまり早くレベル上げをするとプレイヤースキルもシステム上のスキルレベルも追いつかないとアレだしな~。


 などと考えているが、すでに蟻を3セット回している。


 レティナさんのレベルも24になった。レティナさんが単体で狩る量の5倍速くらいで連れてくるから当然ともいえる。

 レティナさんもだんだん慣れてきて、初めは遠慮していたが、今じゃ言われなくてもすぐ休んでMPを回復してくれるようになった。接待だと、やってもらってるのに自分は休まなきゃいけないので申し訳ない気持ちになるんだよね。でも、休んでくれないと結局時間のロスになってしまうから、休む方が正解。


 で、今3セット目終了後の休憩中だ。リアルで2時間ほど経過している。大分レティナさんのMPが消費されたので、少し長めの休憩とお昼ご飯を取っている。自分は食べる必要もないけれど、お茶を煎れている。ティラ君とレティナさんが固形食糧をもりもりと食べていたりする。美味しいのかなぁ?それ。

 流石にレベルが4つも上がるとなると、次はステータスが伸びなくなりそうだから、再び勉強してもらう~?その間にアルマジロでも狩ってくる~?などとティラ君と相談してたら、レティナさんが何か言いたそうな目でこちらを見ていた。


「どうしましたか?」


 何か言いづらい事でもありますかね?

「えっと・・・。」


 レティナさんがハッキリ言わないのも珍しいですね。

 いおうかどうしようか迷ってる様に見える。


「?」

 右に首をかしげるティラ君。


「とりあえず、言ってみたらどうでしょう?」

 それとも、すんごく言いづらいような恥ずかしい話とか?ビックリするくらい悪い話とか?リアルの用事が入ったからPT抜けますとか?


「えっと、・・・申し訳ないんですが、今、私、速さを重視して殆ど風魔法で倒してきたんです。でも、他にも魔法があって、何で他の魔法が使いづらいんだろうって考えて。」

 真面目にゲームの話でしたか。


「?」

 ティラ君が逆サイドに首をかしげる。まぁちゃんと聞いているというアピールだろう・・・多分。

 でも、この会話の入り方だと会話の着地点が見えるというか、もしかしたら嬉しい方向かもしれない。

 そのままレティナさんが話し出すのを待つ。

 少し熟考しながらも、ゆっくりと口を開く。


「・・・多分、思うんですけど風魔法ばっかじゃ、この先駄目だと思うんです。手伝ってもらっててこんな事言うのは申し訳ないんですが、この後、きっと何かのお手伝いをして返しますから、今日は効率が落ちても別の魔法を使っちゃだめですか?」


「いいですよ。」


「・・・えっ!?」


「ティラ君も問題ないよね?」


「ない。」


「えっえっ!?」


「むしろ、何で駄目だと思ったんです?」


「えっ!?だって回転早くなきゃいけないって。」


「確かに回転は大事。」

 うんうん、とティラ君が頷いている。頷いているだけ。

 その先は言わないのか。しょうがないなぁ。


「ティラ君が言う様に回転は大事です。プレイヤーが少ない今のアルシオンの状況は、今のファルディアでは非常に贅沢な状況です。あるうちにできるだけ倒した方がいい。レティナさんの場合、先ほどはまだ余力があったので、無駄があると判断しました。でも、今レティナさんが言った事は別の話です。」


「・・・別?」


「究極な事をいえば、今回、自分達にはあまり経験値が入ってないので何でもいいっていうか。レティナさんがゲームに不慣れと分かっていて、それでも友達だからレティナさんに投資してるようなものですね。」


「・・・投資?」


「言葉に正確に伝えるとなると、難しいですね。」


 つい笑いが零れてしまう。

 何と言ったら伝わるだろうか。自分は地味に嬉しいんだよね。


「・・・確かにレティナさんが言う様に、初めの条件と外れたら嫌がる人たちもいます。PTなら効率を落とすことを嫌がる人もいます。フレンドでも嫌がる人もいるので、今回の様にちゃんと聞くことはレティナさんが正しいです。・・・でも、自分は別の魔法を今回レティナさんが使いたいって言ってくれた方が嬉しかったというか。」


「?????」

 さらに混乱してしまっている幼女。

 食べかけの固形食糧がぼろっと零れてるけど大丈夫かな。


「ゲームに不慣れだと他人に依存してもおかしくない。レティナは自分で最善を考えた。だからサクはうれしい。」

 まぁ、そうですね。多分、レティナさんが自分の足で立った。これが嬉しいんでしょうね。


「えっ!?でも、風魔法云々については、前サクさんが言ってくれてましたよ?」


「そうでしたっけ?でも、自分達はアドバイスはできるけど、それが正しいとも限らないし・・・。」

 そう。魔法職じゃないから魔法のことなどぶっちゃけ、分からないという方が正しい。今までのゲームから仮説をたてて、伝えてるだけ。なんなら板や攻略サイトを巡回したほうがより精度の高い情報が見つかるはずだ。そして、究極、その情報が正しいかも分からないのだ。下手したらパッチが来たことで180度状況が変わる事もある。結局のところ最後は自分の眼で確かめるしかない。



「レティナさんが感じているのは、おそらくスキルの習熟度や威力や仕様の違いでしょう。レティナさんが今、突き詰める方が必要だと感じたなら、そうすべきです。自分が以前にいった事で、今、別の魔法を試してみたいって言ったわけじゃないでしょう?レティナさんが今ここで必要だと実感したら、別の魔法を使いたいって言った様に感じました。それが正しいか間違ってるかなんてやってみないと分かりません。やってみましょう。間違えたっていいじゃないですか、ゲームなんだから。」


「確かに。」

 むぐむぐと食べる事を再開するティラ君。そして、

「魚食いたい。」

 と、一言。今、関係ないですよね、それ。


「ああ、確かに!たき火を見ると、キャンプを思い出して焼き魚が食べたくなりますよね!」

 と、意外にも食いつくレティナさん。その、たき火を見ながらポツリと言う。


「私・・・まだゲームの事とか分からないけど、頑張ってみますね。」

「いや、頑張らなくていいんですよ、ゲームだし。」

 レティナさんが内田みたいになったらすごく困るっていうか、罪悪感半端なくなりますからね。


「ゲームは遊びじゃない(キリッ」

「ありますねぇ、そういうネタ。」

 ガチ勢は本当にヤバいっていうか、『ゲームのために会社を辞めてください』ってネタだよね・・・?


「じゃあ、ほどほどに頑張ります!ゲームもある程度真面目にやらなきゃ面白くないですよ!」

「それはある。」

「真剣にやるから面白いって事もありますしね。」

 それで、そういう事になった。

 が、結局の所、ステータスの上りが悪くなる可能性があるので、レティナさんはしばらくお勉強タイム。自分たちは近くでアルマジロ狩りと相成った。ちなみに、レティナさんが読んでいた本が『精霊の歴史とその変遷』というタイトル。よ、読みたい・・・。


「今日はここらで終わりそう。」

「確かに。ティラ君には悪いですが。」

「問題ない。レティナも成長してる。次か、次の次に森に行ける。」

「ですね。」

 ティラ君はツチノコが倒せれば何でも良さそうだ。

 雑そうに見えて付き合い良い人ですね・・・。社交性なさそうなのに。


「岩砂漠も、なんかありそう。」

「確かに。」

 これだけゴツゴツと無意味に赤茶けた石ばかりあって、・・・何で周りが森なのにここだけ荒野なのかホント謎と言うか。でも、今の所何処まで行ってもただの岩砂漠で山向こうまで何もないのは知っている。何もなさ過ぎて何か秘密がありそうだ、そう言いたいのだろう。


「山の方に行くと、邪神の信者らしき人がいて大変でしたよ。」

「やばい。」

 あれ?いたのはアルシオンだっけ?でもまぁ山からきたっぽいから大体一緒か。

「やばいですね。中級ジョブのレベル120だか何だかの鳥に襲われましたから。」

「・・・ここは平気なの?」

「今は平気じゃないですかね?山狩りしたと思うし、そもそもイベントみたいでしたので。」

「なるほど。」

 そういえばティラ君の事があって、ラフィーさんに鳥について聞いておかなかったけど、例の事件はあの後どうなったのだろう?あの人たちの事だから、影族が我先に走って行って焼き鳥にするまで追いかけまわしても不思議じゃない。今度聞いておこう。


 なんて話をしながら、ティラ君と白いアルマジロを狩る。

 アルマジロは岩砂漠でも数が少ない。

 蟻に比べて3分の1程度しかいない。

 その間、蟻にからまれると厄介なので、ティラ君の遠隔攻撃が有効だ。

 そして外皮が硬い。

 柔らかい所を狙っての攻撃になるが、これがまた的あてゲーム再びといった感じ。

 流石に亀ほど刃が痛む感じはしないけれど、うまく当てないと少し負荷がかかってる気がする。


 というか、ティラ君いくら短弓とはいえ、また射程上がってないです?恐ろしい黒小人ですね。

 今命中させたのって、ここから80メートルは離れてるんじゃないか?


 なんて感じで、のんびりと金策の為のアルマジロ狩りを1時間ほどし、最後の1時間は再びレティナさんに蟻を狩ってもらった。意外にも3セット程蟻を倒す時間があった。

 これで、レティナさんのレベルが26に上がる。自分のレベルが1つ上がって29、ティラ君も1上がって28になった。まぁまぁですかね?


「土魔法と水魔法が沢山上がりました~!」とレティナさんが喜んでいる。

 スキルは上げておかないと後々困るだろうし、今のうちにその作業に目覚めてくれてありがたい。

「ティラも結構回避が上がった。」

「自分も今度回避を上げに来なければ・・・。」


 今回はティラ君が多く蟻を持ってくれてマラソンをしていてくれたから、回避スキルが上がりやすかったんですよね。

 回避スキルは我々のいわば生命線なので鋭意上げていかなければならない所。しかし、巨大軍隊蟻で回避上げかぁ。一昔前だったら考えられなかったなぁ。

 何となく感慨深いというかなんというか。前会った時はどうして避けられたか意味が分からない様な状態でしたからね・・・


 などと、今日の反省会をしながら帰途へ着く。

 自分はすぐ落ちなきゃ(ログアウト)いけないんだけど、また明日続きをやる約束をする。せっかく準備をしたし、ツチノコまでは行ってみたいよね。時間帯的に明日の同じ時間だとファルディアの夜と被ってしまう為、夜の19時からやることにする。それまで各自、ステータスのトレーニングだとか、装備の手入れだとかをやっておくようにお願いをする。


 明日こそツチノコまで行けるといいんだけど。

 そろそろティラ君にもペイが多くあってもいいところ。

 自分も素材がほしいですしねー。

 レティナさんとのレベル差が縮まったので、もう少しレベル上げはしやすくなるはずですしね。


「おつ。」

「今日はありがとうございました。お疲れ様です、また明日19時に。」

「お疲れ様です。PT解散しておきますね。また。」


 さて、明日はもう一度岩砂漠へ行ってから、森の方に向かっていけるでしょうね・・・。今日の感じだと問題なくいけそう。

 明日はどうなるか、楽しみですね。



―――――――――――――――――――――――――――


FS】種族スレ 4枚目【影族


2:その名前は使われている影族

おつ


4:その名前は使われている影族

エロフ可愛いエロフ


11:その名前は使われている影族

ほ


23:その名前は使われている影族

しゅしゅ


34:その名前は使われている影族

あああああああお前ら信じて影族にしたら、関係ない人殺しに行っちゃった!


35:その名前は使われている影族

>>34

kwsk


36:その名前は使われている影族

詳しくも何もないんだが、影族になってすぐ人に会ったらPKだから殺しに行けって言われたからいったら、全然関係ない人だったよ!ただのギルドから派遣されてきた良い人だったよ!

バカ!!!


37:その名前は使われている影族

>>4

ラゴの灰樹亭のセッロちゃんが至高


38:その名前は使われている影族

>>36

お前が不注意なんだろ


39:その名前は使われている影族

ああ、初めのPKのせいでそんな話もあったな


42:その名前は使われている影族

>>37

未成年じゃねぇか!!!


44:その名前は使われている影族

>>37

通報!


45:その名前は使われている影族

>>39

未だ影響あるとか、罪深い


46:その名前は使われている影族

>>36

お前は悪く・・・いや、やっぱお前が悪い。

諦めてお縄につけ。


48 :その名前は使われている影族

>>46

えっ!?特に何も言われなかったし捕まらなかったよ?

レベル1だから相手にかすりもしなかたし!


49:その名前は使われている影族

>>48

嘘乙。仕掛けた段階でイエローになる。すぐ官憲に捕まるはず。

ソースは俺。


51:その名前は使われている影族

そんなこと言われても・・・初心者だから分からないよ!


52:その名前は使われている影族

盛り上がってまいりました?


53:その名前は使われている影族

スタート地点にPKが湧く

  ↓

一時影族のキャラメイクストップ←この間に何かありました?

  ↓

スタート地点でPK仕掛けてもPKにならない???

むしろギルドから人が派遣されてきて安全?


54:その名前は使われている影族

俺も実はその人をPKと間違えて仕掛けましたが、イエローになりませんでした・・・。


55:その名前は使われている影族

>>54

よー!あの人か!


56:その名前は使われている影族

>>55

昨日ぶり!


57:その名前は使われている影族

どうなってんかな。


58:その名前は使われている影族

今が影族作り時か?


59:その名前は使われている影族

サブキャラ作れるなら絶対行ったのに


62:その名前は使われている影族

あああああ行きたいぃいい!

種族変える課金アイテム運営はよぉおお


63:その名前は使われている影族

>>62

そのうち出そう


65:その名前は使われている影族

しかし野に放たれるのに時間がかかる影族に、ギルドのクエストを受けるまで進んでるやつが居るのか?今居る影族はエンジョイ勢がほとんどだし。

巡回任務ってある程度好感度無いとできないだろ?


70:その名前は使われている影族

>>65

知らんけど、そう本人が言ってた。


71:その名前は使われている影族

>>70

該当者を一人しか知らんな


72:その名前は使われている影族

>>71

最初の影の人はアポリアにおったから違うだろw


74:その名前は使われている影族

>>72

一週間くらい前にアホに粘着されて、アポリアからいなくなった


77:その名前は使われている影族

アルシオンからアポリアまで一週間で移動できたっけ?


82:その名前は使われている影族

おれ、漸く野に放たれた影族だけど、友達に会いたくて調べたらアポリアまで馬車で1ケ月って言われたんだけどwwww


84:その名前は使われている影族

>>82

あれは護衛任務だからソロ行程よりは遅いと思うが、それにしてものんびり道程1か月を最初の影の人は1週間で走破?


85:その名前は使われている影族

盛 り 上 が っ て ま い り ま し た


86:その名前は使われている影族

うぉおおおおお種族変えてぇえええ!!!


87:その名前は使われている影族

影移動?AGI?両方?


89:その名前は使われている影族

mjk


90:その名前は使われている影族

影移動が勝ち組では?いや、影族が勝ち組になる?


91:その名前は使われている影族

まて、おちつけ!まだ本人と決まったわけじゃないだろ!


95:その名前は使われている影族

>>91

異様に礼儀正しければ本人。


96:その名前は使われている影族

>>34

>>54

ちょっと”最初の影の人”でググって本人か確認してこいよ!


99:その名前は使われている影族

最初の影の人って誰だよ


100:その名前は使われている影族

>>99

【最初の影の人伝説】

・あのPK事件の唯一の生き残り

・あの廃人アクティスのフレ

・影族なのに『繋がっていない』

・プレイヤーが瀕死の影族なのに、既にアポリアに到達

・アルシオンと戦争が懸念されてるアポリアで何故かフリーパスで出入り

・敵対種族なのになぜかアポリアで住人の好感度マックス

・何故かその辺で寝てる

・物凄く礼儀正しい

・階位2段階目のモンスターレベル125(人族だと中級ジョブ相当)にからまれて生き残ったらしい

・治療代で物凄い借金がある

・超希少生物綿毛兎を頭に飼ってる

・アポリアからアルシオンまで1週間で走破←New!


名前は晒しスレで見ろ。


103:その名前は使われている影族

最初の影の人も謎なんだよなぁ

あ、まとめサイトさん、ここは太字の赤文字でおねがいします。



サクさん罪深い・・・(



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