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ふぁるでぃあにっき。  作者: コミヤマミサキ
7月 ~ファルディアと日常~
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2-20 幕間 自分の境界

 柔らかな日差しが森に降り注ぎ、木漏れ日が足元で揺れている。


「それで・・・君はどうしたいのさ?」

 と、彼は私に真っすぐに問いかけてくる。



「わ、私となんか誰も遊びたくないから。申し訳ないもの。」



「『君は』どうしたいの?って聞いたでしょ。人の気持ちを勝手に決めないで。」


 そんな事ないって言おうとしたけれど、何故か言葉が続かなかった。


 だって、彼は知らない。

 私がどんなに汚い人間なのかを。

 私がどんなに卑怯な人間なのかを。


 もし、私がもう一人いたら、絶対自分とは友達になりたくないもの。


「だいたいさ、中身がどうとか、どうでもよくない?完全に心が綺麗な人間なんていないと思うし、ゲームなんだから面白いか面白くないか。気が合うか合わないかじゃないの?」


 君が神様とかになりたいっていうなら話は別だけど、と彼が笑う。

 真剣に話しているのに茶化して酷い!って思ったけど、言葉が何故か続かなかった。


「『たかがゲーム』だよ。気楽に行けばいいんじゃない?失敗なら失敗で別にいいし。」


 自分とはあまりにもかけ離れた考え方。

 でも、とても心が軽くなった。


 ――――失敗してもいい。


 そうか。失敗ってしてもいいのか。

 だって、ゲームだもの。


 その考え方は、酷く甘くて


 私、


 わたしは――――・・・

拙作ですが、ここまでお読みいただき有難うございます。

今後とも、カヅキの成長を見守っていただけると幸いです。

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