第1回ファルディア国勢調査(?)
続・特に本編に関係ない、時事的データ
ファルディア戦記、第1陣プレイヤー計1万人が、八月末時点での選んだ種族の偏りがどれほどなのか、簡単な国勢調査と称した何か。
なお総プレイヤーの3%、300名程は規約違反や業者などで凍結されており、5%、500名程はキャラデリートや警告などで停止状態になり、キャラデリートされてない限りはその数を含まれていますが、おおよその数になります。
【種族別人口ランキング】
1位:人族 40%(4000人程)
最も平均的な種族。可もなく不可もないが、逆に極端な種族によるスキルの縛りも少なく、カスタマイズしやすく、強くしやすいと8月末時点ではファルディア一番人気種族。スタート地点がプレイヤー数が多いアポロディアになりやすいのも人気ポイントといえる(ただし、人族だからと言って必ずしもアポリアになるとは限らない。すべてはランダムとユニークスキルとゲームのご都合である)。特にエンジョイ勢(ガツガツプレイしない週末プレイヤーやライト勢)からは圧倒的支持がある。
8月末時点で大体アポロディアに1000名、アポリアに3000名前後いるとされるが、依頼などでプレイヤーはあっちこっち行き来しているのでおおよその目安の数である。
2位:古代族 20%(2000人程)
通称エルフ。きゃわいい女の子と見た目だけの変態から直結厨にまで人気。通報やトラブルもぶっちぎりの種族である。一方で、押しかけ騎士的「あなたを守ります」厨もラゴに大量に湧くという不可解な状況。
ファンタジーらしいエルフ(ただし外見に限る)を楽しむ勢力が圧倒的だが、ムキムキエルフなど変態カスタマイズもそれなりに人気。効率厨が魔法の取得のためにこの種族を選ぶことも多いので、プレイヤーの層がかなり厚いのも特徴である。
また、植物を育てることに適性があるため、一部農家さんがラゴ郊外に牧場や農園などを作り始めて、ファルディア牧場ゲーが注目を浴びている。ここにハマるとシャクル族の様に帰ってこれなそう、ともっぱらの話題。土地を扱うのでハウジングはこの地からはじまるのでは・・・?とプレイヤー間では言われている。
3位:髭族 13%(1300人程)
通称ドワーフ。当初は人口が少なくコアなオッサンプレイヤーしかいなかったが、その生産職の使いやすさと、スラハタンデンのオッサンの吹き溜まりの居心地の良さに、徐々にスラハタンデンに居座るプレイヤーが髭族だけに限らず増えていった。特に週末プレイヤー、会社員が多く、年齢層が高めである。
ちなみに最近スラハタンデンは新橋に似てきたともっぱらの話題。プレイヤーの出店数ダントツNo.1でもある。マニアックな探し物があるなら、まずスラハタンデンに行けと言われるような状態。
また、現地にプレイヤーが馴染みすぎていて、NPCとプレイヤーの区別が最もつきにくいと言われるのも髭族の特徴かもしれない。
4位:獣族 8%(800人程)
俺TUEEEEE民に大人気種族だったが、サームファングは世紀末無法地帯かと思いきや、獣族として上の進化をたどるにはかなりの制約があると判明。マナーが悪いプレイヤーの大規模粛清をきっかけに一気に獣族のプレイヤー人口が減った。しかし、一方で一部マニアックかつストイックなオレツエー民の琴線をくすぐったらしく、それぞれの部族に進化しようと躍起になっている人が多いとか。単純なPKスキーでの即運用は難しいが、ファルディアの世界感にどっぷり浸るには良い種族らしい。部族と一緒に修行のために荒野をさ迷ったり、崖で鍛錬をしたり、謎の古い寺院に連れていかれたりなど、人によって(部族ごとで)様々な過酷な状況と冒険に置かれている。なお、部族にもよるが、進化をするまでは(各部族の種族に進化し、認められるまでは)固定活動はかなり厳しいとのこと。どちらかといえばソロプレイヤー向き。最も中級冒険者まで極めれば、獣族はその強さを求める特性から、きちんと手順を踏んだプレイヤー間バトルも問題ない。はずである。
逆に他部族(他の動物)への進化を捨て、犬猫ノーマル種族を極めたほうが汎用的で扱いやすいのでは・・・?という視点も出ているが、人口が減ったのでその道を究める人が出てくるかが問題である。
5位:晶族 4%(400名程度)
意外にプレイヤーが多いマニアック種族。とはいえ、自分をカスタマイズがほぼ誰も終わっていない・・・というか終わらせる気がないので、みんな地盤の中に住んでる、壮大な引きこもり種族である。彼らと交流を図るにはリアルの専用板に行くしかないが、専用板に行っても何の話をしているのか分からないともっぱらの評判。ここは別ゲーもしくは別の世界線扱いである。街の晶族NPCさんからプレイヤーの進化の過程をしのび知るしかない。
6位:人工遺物族 3%(300名程度)
思ったよりも人口が多い謎の多い種族。大半が付喪神的妖怪みたいな運用であり、一種独特の文化が出来つつある、かなり自由度が高い種族である。松明の人工遺物族からキセルの人工遺物族、人形など様々なオンリーワン種族(というか妖怪・・・?)ともいえる。
また、技名なども個人で作る事が出来るのも、人工遺物族がマニア心をくすぐる点である。結局の所、キャラを色々弄るのが好きなマニアックな人たちや、人と違うものが好きという人々が集まる結果となっている。
また、伝説の剣だの鎧だの楽器だの自力では動けない完全に無機物運用を選んだプレイヤーは、8月末時点で5人程いるらしいが、まだ5人ともデリートをせず頑張っているらしい。そして拾われた者は、この時点でたった1名である。他の4人は晴耕雨読・・・と言いたいところだが、3名は屋内なので独り言が加速しているとかいないとか。
7位:大・小人族 2.5%(250名程)
吟遊詩人に憧れるマイナープレイヤーや、一部幼児体形に熱い情熱を持つプレイヤーに人気だが、一方でその運用が難しく挫折して消えてったプレイヤーが多い。特に、楽器関係での挫折が目立つ種族である。
一方で、合成職・生産職には難易度が低くなるため、残っているプレイヤーは楽器を使うジョブと生産職が圧倒的多数を占めている。次に器用度の高さから遠隔物理職が多い。近接はかなり厳しいとのこと。そもそもリーチが届かないとか。魔力はさほど多くないため、魔導士系は不利である。盗賊系は適正値が高い。
8位:水棲族 2%(200名)
フィールドの広さのわりに、プレイヤーが少ない種族。恐らく友達などとプレイしたい人から不人気だったと思われる。打たれ強く、運用もしやすい種族だが、他の種族が行ける地上に行けないのが最大のネック。地上にすぐ行ける種族はカエルやトカゲなど、やはり見た目が可愛くない種族が多く、不人気。
一方で割り切って個人的楽しみをほじくり返している人たちが多い。服飾関係とごはん関係が弱いのが共通の悩み。タコエビホタテアワビに飽きると、そろそろ米とは言わないが小麦を食べたくなるとか。服はホタテ貝(意味深)が多い。
9位:影族 1.8%(180名)
サービス開始直後は一部PK層やマニアック層、戦闘民族に熱い視線を注がれたが、その関係で悪質PKが湧き、キャラクター作成を一時ストップされた唯一の種族。一時期は絶滅寸前まで行ったが、普通にひょこひょこ歩いているプレイヤーがいるので「何だ意外と普通じゃん」となり、後続にちょっと珍しい種族がスキーなスタートダッシュをかけられなかったライト勢が増え始めた。
影族の運用にはスキル面でテクニカルな面が要求されるが、純粋に物理だけならそこまで難しくはない。一方スキル運用が隠しパラ依存なので、探求心が無い人にはストレスフルなジョブ。現在は1陣の呑気な人が多いが、2陣ではガツガツ系が増えてくるとの予想される。なお、影族に粛清された獣族の中に、なぜか影族に憧れてこっちに作り直しした人も十数人程度いる。
10位:小・小人族 1%(100名)
もはや実在を疑われるレベルの非実在系キャラクター。チャレンジャーの申告によると、プレイヤーに何度か踏まれているそう。
一方、冒険をしない人々には人気なので、おもちゃの家で楽しく小人として過ごすプレイヤーに人気である。プレイヤー人口もさることながら、ファルディア内の種族人口もさほど多くはない絶滅危惧種。
11位:妖精族 1%(100名)
可愛い見た目に対し、テクニカルさが際出つ、影族よりピーキー種族。
妖精族における殆どの種族において物理はほぼ無効であり、魔法でしかダメージを与えられない。そして身長は大きくても30cmを越えることがない種族。一方で、魔導士一人いれば妖精の無力化も容易く、冒険にもあまり向いていないとも言われている。よって現在の所、PTを組んでくれる人を探すのが大変であるが、まず冒険に出れるほど人里にたどり着く所からも大変である。なぜなら、妖精ばかり住む島スタートの者も多いからである。
PTの席を得るために役立つには、さらなる魔力の上乗せや圧倒的魔法を求められているので、序盤の苦しさを乗り越えれば無敵キャラになるのでは・・・!?という魔法スキーなマゾ民が残っている。
一方、飛べるのでフライヤー友の会や、間諜、偵察にはもってこい種族として残っている人たちもいる。
余談であるが、レティナ氏は半妖精ではあるが、一応ここに分類されている。
※8月末時点で混雑が緩和されてきたので、キャラクター再作成については、サービス開始直後2週間あったペナルティーは、3日になっている
そして、たかし君は点Pを得るためにファルディアの地に降り立った(いろいろ混ざってる
直結厨・・・ネットスラング。いけない方に思考が直結されている方々。
そして、特に意味もなくシレっと普通種族のファルディア名が追加されています。後で設定の方にも載せます。