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頑張れ、さよなら、大好きです

作者: 国枝広彦

 冬も終わりにさしかかった三月、春休みでも部活に励む毎日を過ごし、やがて進級するはずの前に、今までの人生で一番のイベントが今発生している。

 数少ないオフの日、公園のベンチでアッツアツの缶コーヒーをちびちび飲みながら肌に刺さる寒い冬の風を感じていた。

 子供は無邪気でいいな、冬の寒さなんてこれっぽちも感じずに鬼ごっことかしてるんだから。

「ごめんごめん、待たせちゃった?」

 公園の入り口から走ってくる人物。

 かわいい。

 初めて見た時から一目惚れした一つ上の先輩。

「そんなに待ってないっすよ、今日は時間あったんですね。ナツキさん」

「今日はたまたまねー数少ない何も無い日をケイ君にあててるんだから感謝しなさいよ」

 数少ないのは俺も同じだ、って言いたいけどしつこく遊びに誘ったのはこっちだし。ここは素直に「ありがとうございます」と言っておこう。

 ただでさえナツキさんを呼び出すのは至難の業なんだから。それほどナツキさんは忙しい。

「早速行きますか?」

「いぇーい、後輩くんのお・ご・り!」

 ナツキさんの大好きな抹茶のラテ的な奴が新作で出たという情報が本人から『ちょー美味そうだよね!』と送られて来たのでこれはうまく活用しないとと思った。

 その為に苦手な抹茶味のお菓子も頑張って食べれるようになった。今は美味しいと感じれる。

「そう言えばもう春休みなんだよねー」

「ナツキさんは二月からもう来てないから関係ないでしょ?」

「関係あるよ……だって実質高校生でいられるのはあと少しなんだよ?」

 確かに卒業式も終わった今、高校生かどうかと言われれば違うんだろうけど四月になれば大学生だ。

「JKを名乗れるのもあと数日だけかー」

「名乗ったことあるの?」

「ない」

 ニシシと笑うナツキさん、ダメだ本当に可愛くて抱きしめたくなる。


 公園から少し離れたところにある大手コーヒーチェーン店に入り目当ての抹茶の飲み物を頼む。

「それではかなり遅れましたけど大学合格おめでとうございます!」

「ありがとー!」

 お互いの器をコツンと当て小さな乾杯を交わす。

 プラスチックの容器の音が小さく鳴った。

 飲むより先に写真を撮るナツキさんはやっぱり女の子なんだなと思った。

「んー美味しい」

「ほんとに、めっちゃうまいっすね」

 数ヶ月前の俺ならこんなの飲まなかっただろうに。

 恋の力って本当にすごいな。

「こうやって君と一緒に遊べるのも最後なんだなぁ」

 寂しそうに見つめてくるナツキさんに目を逸らしてしまう。

 そんな顔は見たくない。

「海外に行っちゃうんですよね」

「うん、寂しいけどスポーツ推薦貰っちゃったからね」

 海外の大学にスポーツ推薦。

 本当にこの人は住んでる次元が違いすぎるよ。追いかけようにも一歩が天と地の差だから。

「思い返せば大きなイベントの時はケイ君と一緒だったよね」

「そうでしたっけ?」

 運動会はまだ知り合っていなかったけど夏休みは一緒に祭りに行った。

 ・

 ・

 ・

 例年より激しい暑さを誇る今年の八月、夜になると昼間の太陽の明るさとは違い屋台や街灯の明るさが空気の蒸し暑さを強調するように思える。

「すーはーすーはー」

 今日は初めて先輩と二人っきりで遊ぶ日。これはもうデートと言って差し支えないだろう。

 ダメだ、緊張してきた。

 焦って30分前に来てしまった。

「ごめんごめん、ちょっと慣れない浴衣だから時間かかっちゃった」

 後ろから聞こえた声に反応して振り向くとそこには白と水色をベースとした単調な浴衣を着たナツキ先輩がいた。

 浴衣の先輩、はっきり言ってめちゃくちゃかわいい。もし恋人だったら今すぐにでも抱きつきに行きたい。

「……」

「どうしたの? もしかして私が可愛すぎて見とれてる?」

 その言葉にハッとなり我に帰った。

 顔が熱い、きっと今俺の顔は赤いペンキをぶちまけたくらい赤いだろう。でも俺は言い訳をする、これは夏の暑さのせいだ。

「み、見とれてないっすよ。でも、まぁ、か、かわいいです」

「ありがとー褒めてもらえてうれしいよ、そう言えばケイ君って夏祭り初めてなんだよね」

 そう、この俺ケイスケは生まれて此方夏祭りに参加したことがないのだ。まずその手の情報を耳にしないのでどこに何があるのかわかっていない。そして誰も誘ってくれない。

 でも、今年は違う。事前に友達に日にちも聞いているし、初めての祭りを好きな人と過ごせている!

 俺は勝ち組だ!

 天に向かって拳を掲げる。我に後悔はないと。

「じゃあ早速回ろっか?」

「はい」

 流石に手を繋ぐの厚かましいか。

 と残念に思いながらも、屋台を転々とする。

 楽しい、非常に楽しい!

 テンションがとてつもなく上昇している!

「このあとの花火大会も楽しみだよねー」

「そうっすね」

 もっと何か言えないのかと頭の中で考えながらも何も言えずにただついて行くだけになってしまう。


 そして、花火大会の時間になった。

 俺とナツキ先輩はかなりいい場所を取れた。

 ナレーションのカウントダウンと共に花火が打ち上げられる。

 最近流行った曲に合わせて花火が天に咲く。

 祭りが初めてなら花火大会も初めてだ。

 それ故にかこの幻想的な世界に一瞬で引きずり込まれてしまった。

 気づけば花火はすべて打ち終わっていた。

 そして頬には涙が流れていた。

「え、泣いてるの?」

 そう言われて、今は先輩と一緒にいたことを思い出した。

「な、泣いてないっすよ」

「うっそだー泣いてるよー初めてだから感動した?」

「だから違いますって」

 しつこくからかって来る先輩から逃げるようにはしゃぐ。

 この時間がとても幸せだった。


「ナツキ先輩、今日はありがとうございました」

「こちらこそだよ、すっごく楽しかった」

 俺とナツキ先輩は家が別々の方向で、俺は自転車で先輩は電車だ。

 駅まで送って改札を通るまで見送ろうとしてた時。先輩が急に振り返る。

「そうだった、そんなにかたくなくていいよ。私のことはさんづけでいいし、流石にちゃんは恥ずかしいけど」

 と笑いながら改札を小走りで駆けていった。

 最後まで可愛かった。

 ・

 ・

 ・

「あの時は花火見て泣く人いるんだーって驚いたよ」

「今一度恥ずかしく思っています」

 アレから半年以上が経ったんだなって思うと月日は残酷なもんだ。

 ふとナツキさんのカバンに目をやると、そこには俺のあげたストラップが付いていた『一生懸命』とかかれた小さい木のストラップと沖縄のお土産で買った星の砂が入った小瓶のストラップ。

「お土産付けてくれてるんですね」

「そりゃーせっかく貰ったからね、付けないのもねー」

 このストラップを買った時は部活の合宿中、自由時間の時に一人でこっそり悩んでいたはずなのに学校に帰った時に。「先輩へのプレゼント喜んでもらえたのか?」と言われた時は冷や汗をかいた。

 買った時期がちょうど最後の大会が始まる前の時だからその前に渡せて丁度よかった。

「これは大切に向こうでも付けさせていただきます」

「どうぞお願いします」

「そう言えば、文化祭の日しつこく一緒にまわろって言ってたよね」

「そんなにしつこかったっけ?」

 ・

 ・

 ・

 九月の下旬、まだ夏の暑さが少し残る校舎内で、みんなは明日の文化祭に向けて最終確認を行っていた。

 俺のクラスはお化け屋敷をやることになった。

 教室との間に扉がついている大きなスペースを借りて大掛かりな衣装と仕掛けを用意している。

「こう見るともうコスプレだよなー」

 ドラキュラに狼男、ゾンビにスケルトン。種類は多種多様、部屋の仕掛けもそこらの遊園地には引けを取らないレベルだ。

 よくクラスの経費でまかなえたな。

「おーいリーダー最後の確認お願ーい」

「はーい」

 何でこうなったんだ。

 文化祭の話し合い中に寝ていたらいつの間にかリーダーにされてた。

 たしかあの時名前を呼ばれて寝ぼけて「はい」って答えたんだっけ?

 特に問題がなさそうだしオッケーを出しておこう。

「明日が楽しみだなー」

 そうだ、ナツキさんは明日誰かとまわるのかな。

『明日の文化祭誰かと一緒にまわるんですか?』

 よし、これで誰もいなかったら誘おう。

 数分後返事が返ってくる。

『いないよーどうしたの?』

「よし!」

 ついつい漏れた声に周りがこっちを見てしまう。

『一緒に文化祭まわりませんか?』

 今度は数秒後に帰ってきた。

『なんでだよ、もっとほかに人いるでしょ』

 そんなこと言ってもあなたがいいんです。


 そのあと何回もしつこく誘った。

 でも、ナツキさんは一日中クラスの出し物のジャガバター屋の店番や宣伝で手が離せないらしい。

 流石にクラス単位で迷惑かけれないので渋々断念した。


 そして次の日。

 俺はお化け屋敷の宣伝プレートを持ちながらあちこち宣伝する役になった。実質一日遊びまわれる。

 体育館では舞台発表組がダンスや演劇を披露している。

 そう言えばジャガバターって食べたことないな。

 ナツキさん見に行くついでに買いに行こうかな。

『今からジャガバター買いに行きまーす』

 一応連絡だけ入れておこう。

 既読はついたけど返事がない、忙しいのかな。

 食品階の一つの教室でジャガバターは売られていた。

 結構好評らしく行列も小さいながらできている。

「あ、いらっしゃいませー」

 列に並んでいると前からジャガバターの宣伝プレートを持ったナツキさんが歩いてきた。

「お疲れ様です」

「お疲れーってまぁこの板持って歩き回るだけだからそんなに疲れないけどね」

「やってる事俺と変わらないじゃないっすか」

 てへっと笑う先輩に不覚にもドキッとしてしまった。ずるいよ本当に。

「じゃあちょっと一緒にまわる?」

「え?」

 言葉に意識が向けられすぎて今度の先輩の笑みはあまり覚えていなかった。でも、かわいかったはず。


 ジャガバターマヨネーズ付き、うまし。

「本当にずっと宣伝だけなんっすか?」

「うん、あとは少しだけ店番かな」

 合間にジャガバターの呼び掛けをしながら一緒に歩く、少し形は違うけどこれはこれでハッピーだ。

「そう言えばケイ君のクラスは何するんだっけ?」

「あー俺のクラスはお化け屋敷っすよ」

「おばけやしきかーやめておこーかなー」

 おや? この反応はもしや?

「俺もジャガバター買ったし、せっかくなんで遊んでもらおうかな?」

「いやだー」

 という先輩を無理矢理お化け屋敷へ連れ込んだ。

 ・

 ・

 ・

「あの時は本当に怖がってましたね」

「あれは高校生が作っていいクオリティを越してる」

 そんなことを言いながら思い出話を続けた。

 そして内容は俺が初めてナツキさんに告白した時の話になった。

「あれは本当に驚いた」

「今でも恥ずかしい」

 ・

 ・

 ・

 十月を迎え秋らしい寒さが訪れた。ナツキさんが部活を引退して数週間が過ぎた。相変わらず何も変化のない日々を過ごしている。

 ある日帰り道の途中で電話がなった。

 ナツキさんからだ。

 初めての電話、鼓動が高鳴る。

「もしもし?」

「もしもしー? ナツキです」

 寝ぼけているのか? 少し間抜けな喋り方にも聞こえる。

「どーしたんですか?」

「別にー何となく電話した」

 眠たくなるような声で話すナツキさん、これは絶対何かあった。

 だってナツキさんはかたくなに電話するのを拒否していた。なのに自分からなんて。

 これはあるかもしれない。

「お酒でも飲みました?」

「のんでないよ! でも頭は狂ってるかもね、急にケイ君に電話するなんて」

 電話をしていると通知が飛んできた。今電話しているナツキさんからだ。

 内容を確認すると自撮りが送られていた。ぬいぐるみを持った写真で文字は『眠たさマックス』と書いている。

 かわいい、即保存。

 でも普段のナツキさんならこんなこと絶対にしない。

 頭が狂っているのはホントだろう。

「そー言えばケイ君ってカナデちゃんのこと好きでしょ?」

「え? なんで?」

「二人仲いいじゃん」

 カナデは同じクラスの女子でナツキさんと同じ部活の後輩だ。

 確かに一緒に花火をしたりし色々と遊んんだりした事はある、でもそれはグループであって二人きりで遊んだことなんてない。

「そんなことないっすよ、友達としてなら好きですけど」

「ふーんそうなんだ、その調子でクリスマスまでに彼女できるのかねー」

「うるさい、ナツキさんだって彼氏いないじゃないっすか」

「悲しい事言わないで……自分のこと好きな人がいればなー」

 今あなたの事が好きな人が電話してるんです。と心で思いながら電話を続ける。

「ケイ君は好きな人いないの?」

「いるっちゃいる」

「えー? それってどんな人?」

 俺は少し躊躇ったが、素直に話した。

 その人はすごくかわいくて俺のどタイプだったこと。

 少し意地悪なところもあるけど優しいところ。

 部活に熱心で人一倍努力しているところ。

「へーそんな人いるんだね、きっとすごい人なんだろーなー」

 こんなふうに話しているうちに、今度は俺の頭が狂ったようだ。もう制御が効かない。

「ナツキさんですよ」

「え?」

「俺の好きな人、ナツキさんですよ」

 ・

 ・

 ・

「私はそんなにすごい人じゃないよ」

「俺にはそう映ってるんです」

 あの告白は結果からいうとふられてしまった。

 私よりもっといい人がいるよと言われて。

 あの時はショックで三日は立ち直れなかった。

「許してよーそんなに睨まないでー」

「許さない」

「お願い!」

「……許す」

「ありがとー」

 ナツキさんにふられたあの日から俺は諦めないといけないはずだったのに。今この瞬間まで諦められずにいる。

 そう言えば卒業式にもう一度思いを伝えようと思ってた時に追い打ちをかけられたっけ。

 ・

 ・

 ・

 十二月を迎え寒さは本格的になってきた。

 ある日呟きアプリを見ているとナツキさんの呟きがあった。

『来年からはここで頑張ります!』

 こう書かれた呟きに添えられた写真はナツキさん以外外国人ばっかりだった。

 撮ったのはおそらく夏の日だろうけど場所が明らかに日本じゃない。海外だった。

 この時初めてナツキさんはもうあとすこしで日本からいなくなるんだって知った。

 正直言って嫌だと思った。

 離れたくない。

 取り消しにならないかなって。

 次の日はちょうど部活がなく一日部屋に篭っていた。


 この話を親友であるリョーヤに話した。

「そうか……もしかしたらナツキさんずっと前から海外行くの決まってたんじゃないか?」

 ずっと前から……そうだ、写真は夏に撮ったもの、だとすれば告白したあの日より前から決まってたのかな。

「二人で何話してんの?」

「あ、カイト、ケイスケが傷ついてるんだよ」

 リョーヤはベラベラと喋る。まぁカイトは良い奴だし信頼もしてるから別にいいけど。

「なんだよーじゃあ今日は語りながら帰ろうぜ」


 日はすっかり沈み暗闇があたりを包む。

 街灯と民家の窓から漏れる光だけがあたりを照らす。

 リョーヤとカイトが二人で歌いだした。

 十年くらい前にやっていた青春ドラマの主題歌。

 その歌はラブソングで二人が出会えたことがキセキだったりいつでも横にいたいって歌詞が印象に残る。

 二人が歌い終えると今度はスマホで流し始めた。

「確かに遠くに行くけど、それは先輩にとっては大きな一歩なんだぜ?」

 カイトが横に並び肩を組んでくる。

「お前が一番応援してやらないで誰がするんだよ」

 親だろ? と我ながらひねくれた回答をするとカイトは苦笑いをした。

「でもさほかのどこの誰だか知らない奴が先輩の最後の印象に残るのは嫌だろ?」

 ノリノリで歌を歌いながらリョーヤが横に並ぶ。

「そうそう、どうせならお前がかっこよく見送って日本にはケイスケという男がいるって印象付けさせておけよ」

 二人の言葉を聞いているうちに、曲の効果もあってか自然と涙がこぼれた。

「泣くなよケイスケー」

 俺だって泣きたくて泣いてるわけじゃない。

 でも初めてなんだ曲を聴いて泣くのは。

 恋をして泣くのは。

 こんなにも好きになったのが。

 ・

 ・

 ・

 結局一緒にプライベートで遊んだのは夏祭りの時だけか。クリスマスも他府県に合宿に行っていたし。

 もし、地元の大学に進学するつもりだったら今の結果は変わっていたのかな。

「先輩」

「ん? どうしたんだ改まって」

「好きです……先輩として」

「……知ってるよ」

 抹茶ラテを全部飲み干した先輩はさみしそうな目をして微笑む。

「私も好きだよ……後輩として」

 もし海外に行かなかったら先輩後輩じゃなく、男と女として好きって言いあえたのかな。

「頑張ってください、日本でいつでも待ってますから」

「わかった、待っておいてね。向こうで日本には最高の男がいるってみんなに紹介しておくから」

 待つの意味はどういう意味なんだろう。

 俺にもわからない、何を待てばいいんだろう。

 もう俺と先輩はこれ以上の発展はないんだから。

 ・

 ・

 ・

 数週間後先輩は飛行機に乗って遠くへ旅立った。

 人生の新しいステージへ行ったんだ。

「頑張れ、さよなら、大好きです」

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