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ーでは、続いてのニュースです。
JFYのメンバーである…さんが、SNSにて結婚の発表をしました。
推しの、結婚。
あの頃はただただ幸せを願うばかりで、幼馴染からの恋愛なんて一体どんなものなんだろうと、思っていた。
お相手は一般人女性で、幼い頃からの幼馴染だそうです。
「いや〜、メンバー初の結婚発表ですね。」
「おめでたいですねぇ。」
「しかもお相手は幼馴染ですか。ロマンチックですねぇ。」
「ファンの皆さんの反応も、…」
名前を呼ばれ振り向くと、ステージに立つ時よりも少し幼い印象の彼に、頬にキスをされ、そのまま抱きしめられる。
「…何見てるの……あ、これ今日なんだ」
「…そー、知ってたの?」
「うん。まぁ事務所から言われるからね。」
そう言いながらも、チュッチュとキスをやめない彼に、「もー、テレビが見えないじゃん」とこちらからもキスをお見舞いし、またテレビへと集中する。
彼が顔を真っ赤にして固まっているのが横目に入る。
ー思惑通りだ。
「…何か、アイドルとか俳優が一般人と結婚する報道見るたびさ、」
「…うん、」
「お相手はどんなんだろー、どんな気持ちなんだろーって思ってたけど、」
「うん」
「なんか、こんな気持ちなんだね。」
照れくさいような、幸せなような、色々な感情が入り混じって、とても複雑な気持ち。
でも、温かい気持ち。
「お母さんもこんな気持ちだったのかなぁ。」
「ふは、そーだったのかもね。」
表舞台では見せない、無邪気で気の抜けた笑顔をする彼をみて、また愛おしさが募る。
「……愛、」
また名前を、呼ばれる。
「愛してるよ。」
「…私も、愛してるよ。煌己。」
幸せになろうね、これからも2人で。ずっと。
これにて完結です…!
自分にしては初めての長編小説?だったので、設定を活かしきれなかったな、とか、もっと色々な要素盛り込みたかったな、とか色々後悔は残りますが、最後まで読んでくださった皆様、ありがとうございました…!!
需要があれば、大学生編とか諸々短編集をかけたらなと思っています…!
よければ評価・ブクマ・コメント等々してくださると嬉しいです。
改めて、ありがとうございました!




