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3-1

隣から響いてくる心音は

地下と変わらないのに

今日は楽しそうに鳴く鳥の声が聞こえた。


何とか目を開くと、

いつもより優しく煌めく琥珀の瞳が、

こちらを見つめていた。

--アルドおはよう。

--外って朝の光まで柔らかいんだね。

寝起きで上手く動かない指をもごもご動かす。


「ルミがそう思うならそうなのかもな。」


アルドは、

私の言葉をいつも見逃さない。

文字も手話も持たなかった

あの薄暗い光の下でも。


--寝れた?

「ああ。」

--私いつもより寝相が凄かった気がする。

「夜通し動き続けていた。」


彼は地下でもそうだったが、

ここでも熟睡はできないのか。


いつかアルドが安心して

眠れる日がくればいいのに。

外では見つかるといいな。


淡く優しく光る日差しを浴びながら

着替え出す背中をぼんやりと眺めた。

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