アサシンスレイブ
最新エピソード掲載日:2025/12/07
光を差し込む事さえ忘れた空、薄暗く淀んだ空気で満たされたその島には数百人の子供と数十人の大人のみが居た。
島はほとんど隔離状態にあり、子供も大人も外に出ることは無く、その代わり数日に1度外から物資を運ぶために船が1隻来るだけで外界の人とは一部を除いて一切交信は禁じられている。
その一部の人間とは大人であり、子供には外界の一切の情報を渡されることは無い。
子供達は日々、人一倍の知識を取り込み訓練を行っているのだが2ヶ月に1度行われる実践訓練で半分の子供がこの島から去る事になる。
去るとは一見島から出ていくように感じるだろうが、事実実践訓練で命を落とす者の数で死因は全て殺傷の類いとなっている。
実践訓練は一対一の殺し合い、日々積み重ねてきた知識と技術で相手の息の根を止めた時点で終了、「まいった」「降参」などは一切許されず子供達は自らが生き残る為ならと、何をしてでも何がなんでも相手を殺す方法を覚え、殺される前に殺すしかないのだ。