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058_放送しなければ禁止しなくていい。

シーン:忌み語、使用禁止言葉、差別用語、その辺りは口にすること文章にすることを控えると言うか、止めておいた方が良い、止めておかなければならないものであるけれども文化と関わってきているとそれを使うことをしないという方が差別になることもあるのではなかろうかと言う意見もある。その時代背景に沿った文化的な表現を捻じ曲げてしまうことがその文化を尊重しないことになると言うわけであり。しかし現代においてそれを新しく使用することはこれは禁忌とされているわけでありこの辺りの調整が難しいのではなかろうかと推測できる。ただその言葉自体を禁止した上で抹消してしまうと、それがどのような意味をもちどのような歴史的文化的背景で使われてきたのかそれにまつわる感情はどのようなものであったのかとそのような情報が、貴重なそれが失われてしまうのではなかろうかなどとい危惧もこれまた十分にあるわけである。つまりは使用禁止用語は使用禁止用語であると言うことを知った上でそれが失われない程度には使用しなければならないそのようなことができる舞台を環境を用意し受容していかなければならないのではないか。などという雰囲気をそこはかとなく背景に流しつつ家族の会話を続けてほしい。なをこのシーン指定文章は読み終わり次第自動的に消滅する、ことはないので適度に忘れておいて欲しい。お兄さんとの約束だよ?


「気狂いじみてきたなぁ」躊躇なく放送禁止用語を言い放つ、見た目は幼女、その実成人女性、女武芸者にして迷宮探索者の斧野小町(20)。

「正気と言うのは多数を占めている狂気のことだと言い切ってしまうような風潮もあったりしますよ、小町さん」見た目は幼女、その実、成人男性、男の娘でメスガキ風容姿の双子兄、陰陽道や修験道や道教やその他雑多な神秘術系統の術式を都合の良いように改造して使用している凄腕術者にして迷宮探索者の斧野小角(20)。


「殺しても死なない、死んでも問題ない相手に対して暴虐の限りを尽くしている親父どのは、まあ、控えめに言っても狂っているんじゃないかな?と言うのが正しい認識なわけだけれども、それにも増してそれに生け贄として自分の恋人を差し出してしまう兄さまの頭も、まあまあ狂っているんじゃないですかね?」冷静に沈着に淡々と小町。

「それを冷静に指摘してくる妹もそれはそれで結構な狂気具合だと思うわけですけれどもそこのところはどういう自己評価なのですかね?」術的につながっている愛しい人の肉体が痛めつけられていることを感じつつ、それに深く興奮し、心地よさを楽しんで、ちょっと頬を赤らめている、術者小角。

「いや好きな人が理不尽に傷つけられているのを感じて、快感を得ているような人はそれはまあ、気持ちが悪いと思うのよ。そう評価する私はまあ正常なんじゃないかなと、少なくとも兄様よりは常識人枠だと思うのよ」おかしくないよねとか確認しつつ小町。

「こうね、私のために傷ついていると言うのを感じるだけで興奮するのよね、同時にその痛みも脳味噌に転送されてきてこう、脳汁が大量に発生しているような狂おしいほどの嬉しさが歓喜の渦が襲いかかってくるのよ。こう、目の前の死から逃れられない絶望感?とてもとても逃げたいけれども私のために逃げるわけにはいかない。全く勝利が見込めないわけでもなくどうにかすれば少しは生き残る目があると言う希望が見え隠れしているが故に、足掻くことをやめることができない諦めることができない、その後にまつ破滅を受け入れることができないと思い込んでいる、私を求めることをやめることができないことを魂の奥から知っている、知らしめられている、分からされている、そうなのよね、もうどうすることもできないけれどもその痛みを受け入れることもできない、辛くて苦しくてもそれでも私に見捨てられたくない、呆れられたくない、飽きられたくない、そういう執着を愛と呼ぶのならこれはもう熱愛、それを通り越して狂愛よね、確信しているのよ。その確信が折れるところが見たい、追い詰められ救いがなくなり最後に縋りついてくるその感情を激情を渇望を、今際の際に見上げる目を見ながら、踏み躙り潰したい、そして私も一緒につぶれるの、素敵でしょう?」うっとり小角。

「うんこのまごうことなき、きちがいがいるな」諦め小町。



「あ、これは結構、素敵なきちがいじゃないか、好きだなぁ」感想淫魔。






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