040_あなたと繋がっていたいはエロいか。
シーン:連絡先を交換したいというのは男女の間ではどう捉えられるものでありましょうか、次に期待するというところがありそうではあるもののがっつりと性交を終えて中出し排卵着床妊娠までしてしまった中では今更感があるのではなかろうかと背を向ける無責任種馬淫魔(ある意味種族としては正しい)に対して、だからこそ連絡が取れるようにするべきであると、人間社会の常識を説く孕ませられ見た目幼女その実成人女武芸者斧野小町(20)その現代社会の若者っぽいやり取りに迫る!(再現映像っぽいけれども生放送です)。
「どこかに放送されているのこれ?」首を傾げてちょっと恥ずかしげに肌を白いシーツで隠す小町。
「いつもの通り適当に言っているだけですね。録画はしています」しれっとしらっと述べ語る淫魔イチロー、隠すところはないとばかりに堂々と。
「それで実際のところ、このまま別れた後に連絡を取りたいと、お願いすれば叶うのであろうか?」
「インマー保険会社経由で連絡を取ることは可能ですね、これ、名刺です」
「これはこれはご丁寧に?いや、電話線引いてるの?電電公社と取引がある迷宮怪異ってなんだか変な感じなんだけれども?」
「偽装していますが、日本社会にそのまま社屋があったりします。ええまあ、色々とツテがあるんですよ、闇に潜むこと、工作をすることなどが種族的にやりやすい怪異、淫魔ですんでこちとら」
「そういえば株式会社でしたね、インマー保険」
「公開はしてないですが、それなりに人間様の株主はいたりしますね」
「日本国ってすでに怪異によって侵略されつつある?」
「相身互いですかね?利用しあっている感じです。一般人にはその全容やら関わりやらは秘密状態ですが、知っている人やら怪異やらは知っている知識なんじゃないかと思うわけです」
「私用の連絡手段とかはないの?」
「ヤリモク用のビッチピッチとか肉穴兼食料呼び出しポケベルとかですかね?」
「ひどい単語を見たような気がする、いやまあ意外に現代技術を使いこなしているんですね」
「そういう淫魔も多いですね、用途に分けて複数の連絡端末を用意している方もおられます。食事呼び出し用、快楽追求用、物資調達用、情報収集用みたいに四つ五つくらい使いこなしていたり?」
「イチローはどんな感じなのかな?」
「携帯端末を私用に一台、仕事用とは別に持ってますね」
「つくづく不思議なんだけれども、それって迷宮怪異がどうやって契約して、そして使用料を維持してるんだろう?人権とかないんだよね?身分証明とかどうやってるの?」
「淫魔秘技でどうにでもなりますが、一般的なやり口は成りすましですね、こう、役に立ってもらった後の人間を処理した後の戸籍を利用したりしています。だいたい周囲とは没交渉しているような孤独を愛する個体が対象で、周囲への対策はお得意の催眠やら認識阻害やら思考誘導やら、精神系の技能で取り繕っていますね。私の営業名、田沼イチローもそうやって作りました」
「おー、いや、その成り代わられた田沼氏はどうなったんですか?」
「聞きたいですか?」
「やめときましょう。闇が深いな」
「迷宮怪異ですから」
「あれ?それなら戸籍問題ないじゃんか?」
「まあ、人間社会で派手に行動しなければそうですね?」
「じゃあやっぱり、この子の父親として両親に紹介したいぞ」
「しまった」




