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037_多様性を尊重しよう(程度による)。

シーン:淫魔の文化に寄り添って理解を示した上でこちらの要求を通そうと試みる凄腕ヘッポコ交渉人にして見た目は幼女年齢は大人な迷宮探索人斧野小町(20)、対するはやり捨て御免状を上様よりいただいている貧乏旗本三男坊にして素浪人もといインマー保険外交員の淫魔竿役青年眼鏡ヤクザ属性持ち田沼イチロー(年齢不詳見た目20代後半)との対決。ベットの上では無敗を誇る淫魔と実はステゴロでもこの淫魔に負けるんじゃないかなと自身の実力をか報酬せざるを得ない武芸者との熱き戦いの火蓋がここに切って落とされる!


「決闘は、死ぬ気で行けば逝ける気がするけれどもそれをするにはなんというか覚悟が足りないというか、お腹の子供を犠牲にするわけにはいかないという思いがあったりするわけです」一人の身体じゃないという目でいる小町。

「覚悟が決まった人間の探索者さんは強いですからね、武芸者でも同じですが、それが合わさったらこれはまあ最強にして最恐で最狂じゃないでしょうか?怖いですね」その目に興奮する困った性格の淫魔イチロー。


「気になったのだけれども、淫魔の社会ってどうなってるの?こう政治体系とか経済周りとか、家族の認識とか?」ふと、という感じで小町。

「政治体系は一党独裁に近い共産主義かなぁ、いや別に権力で民衆を不当に支配しているというのではなく、そうしなければならないほどのに、力で統制しないと行けないほどに自由気ままというか考えなしに本能に任せて動く淫魔が多すぎるという明確な原因があるのですけれども」ちょっと困ったような声色と仕草をするイチロー。

「本能に忠実すぎる淫魔国民とかですか、なるほど。社会秩序がどうなっているのかそもそもそんな意識が存在するのかどうか不安になる国民性ですね」

「実際実効性のある淫魔間の契約がなければ野放図に多種族へと性的掠取を試みて淫魔側への敵愾心を大幅に増加させることになって対立からの討伐待ったなしになりそうではありますからそこは自重させているというか露見しないように調整したりそれほどにひどいことにならないように比較的自制できる精神力や知恵のある上位淫魔が下級淫魔の手綱を握っていくような感じになっていますね」

「上級淫魔っていうのががいるんだ、全員が全員すけべなことしか考えてない種族だと思っていたよ」

「それは違いますよ」

「ごめんなさい」

「四六時中すけべなことを考えつつ並行して、多種族との争いなどいう無駄な時間を減らして、いかにして快楽に没頭できる社会を作り出せるかどうかを考えている上位個体群がいるということです」

「謝罪を撤回します」

「認めます。ともあれ、そういう上級淫魔と言いますか余裕のある淫魔が全体を管理していますね。淫魔同士の術的なつながり、淫魔術の観測網を利用した実効支配と言いますかある種の魂に組み込んだ契約的なあれこれで、やりすぎを防いでいるわけです」

「あなたを見ると、結構ヤリまくっている気がしますが」

「このくらいは日常茶飯事というか、通常の食事ですので。もしくは保険業務の内ですから。本能に任せてやり始めると、大体それこそ多種族の意識を落とさないまま数百時間連続で快楽に浸けて堕としてそのまま生命力精神力精力寿命そのたもろもろを枯渇させるまでやり潰してしまいますので、さすがにそれはもったいないということで制限させています」

「もったいないからなんだ」

「それはそうでしょう、上手に使えば四半世紀は持つ資源なんですよ、特に母体は。いやまあ男性が相手の場合はそのまま潰した方が効率的と判断される場合もあるようではありますが、基本、長く使うことが推奨されますね。無駄に他陣営からの憎悪を買わないという動機もありますが」

「男性の扱いがちょっと酷くないですか?」

「女性淫魔の性格にもよりますが。あとはそうですね、そもそも男性の方が我慢が効かない傾向にあるというのもあります。肉体が快楽に弱いんですよ彼ら」

「なるほど」


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