003_詳しく描写すると年齢制限が、ね?
濃厚なキスを一つ、
マッチョな保険勧誘員、田沼イチロー、種族淫魔、男性形態なので、インキュバスとも呼ばれる、そいつの、舌まで入れた渾身の一撃!
相手は小柄な少女っぽいけれどもそれなりの年齢、テロップとかで成人はしていますと、注釈がつけられる感じの、巨斧使いの武芸者小町、種族人間。
田沼イチローは淫魔である、
淫魔とは、
淫魔以外の知的生命体、そのうちの異性、もしくは担当淫魔の趣味嗜好によっては同性、に対して、性的な嫌がらせ、ではないか、性的なサービスを繰り出すことによって、得られる相手側のあれやこれやの精神的、物理的エネルギーを吸収することによって、存在を維持する、怪人というか妖怪というか怪物というか、変態的生命体である。
都合の良いエロスの舞台装置とか、成人指定物の薄い本で便利に使われる、導入役とか、そういうものであるという認識で、それほど間違いではない、という説明で淫魔とは何かわかってしまう、昨今のサブカル文化による汚染具合がもしかしたら社会問題になっているのではなかろうかという、意見もあったりなかったりする。
淫魔の種族特性から派生する、百八つある秘技の一つ、生命付与。それは有り余る性欲を命の炎に変換して相手に性的な方法で与えることにより、打ち身捻挫切り傷擦り傷その他諸々の外傷を治癒するという、一家に一台、あると便利な救急箱的特殊能力である。
副作用として、淫魔のキスによる状態異常を同時に、ついでに、まんまと、計画通りに、シナリオ通りに、付与してしまうという、その手の艶本に見られる理由づけへと、自然に使われるわけである、つまり身体が性的に反応する、しばらく反応し続けるのだ。
救急処置だから仕方ないよね、という逃げ道が常に用意されているわけではあるものの、裁判で争ったら結構負けるんじゃないかなという、そんな危険と背中合わせな能力なのである!
ともあれ、その身体を作り上げている膨大な筋肉に下支えされてた極大な性欲の持ち主であるところの、淫魔イチローが変換した潤沢な生命力を、口内の粘膜を通しつつ、同時に息吹として体内に流し込んだ結果、瀕死の重症を負っていた、女武芸者小町の身体は、ある程度の移動に耐えられるほどには癒やされたのであった。
淫魔流濃厚口吸応急処置とでも名付けようか?
ディスチャージキッスとかで良いような気もするな。
ズッキュンキッスとかどうだろう?(何が?)
なお、このキスの前後で、小町の意識は失われている、が、まあ、なんだ、身体は結構確かにしっかりと、淫らに反応しているので、淫魔イチローは治癒しつつ眺めて楽しんでいるぞ、役得というやつである、というか、どう行動してもエロくなるのが、淫魔のさだめであるので、何も問題はない。
少女のような身体、その全身にある粘膜それぞれから汁が溢れ漏れていき、衣服が濡れそぼってえらいことになっているのも、多分問題ないわけである、たのむ、問題ないと言ってくれ、この程度でひっかかると話が先に進まないのだ。
誰に頼んでいるのであろうか?
ともあれ、彼女への最低限の治療を終わらせたイチローは、小町を抱き上げる。そして、背中から蝙蝠のような羽を生やす、そう、淫魔ウイングである。
なんと淫魔は、淫魔ウイングで空を飛べるのである!
そのまま岩だらけの迷宮から、小町を連れて去っていくのだった。
絵面がどう見ても美少女略取とか拉致とかそんな感じになってしまっているのは、まあ、破廉恥な種族であるから仕方がないのである。




