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A museMentally

瑞々(みずみず)しいセンスに(あふ)れる、王道のJ-POP。


【収録曲】


1.Intro ~for Compact Disc~(CD盤のみ)

2.ゼログラ

3.Lovin' Song

4.逆転トリガー

5.ごめんねベイビー

6.遠くでサイレンが泣く

7.Lonelyの事情

8.コトバリズム

9.魔法がかかった日

10.クライマル

11.君と願いを


 私が今作を聴いて感じたのは、「分かりやすいJ-POP」というものでした。『Lovin' Song』はタイトルからしてストレートなラブソングですし、『ごめんねベイビー』はコミカルで明確なストーリー仕立ての楽曲。『コトバリズム』は教育番組とのタイアップということもあって明るく語りかけるような内容になっていますし、『クライマル』はスケール感を強調させたバラードといったところでしょうか。中には『遠くでサイレンが泣く』のような「渋い」楽曲もあるのですが、全体的に見ると、メロディアスな「歌もの」を軸にしているように思えます。


 まあ、言い換えれば「ベタ」ということになるのですが、楽曲を支えているメロディの強度が非常に高いおかげか、「陳腐」な印象を抱かせません。先程挙げた『Lovin' Song』はサビで何度も盛り上げていく雰囲気が耳に残りますし、『魔法がかかった日』や『君と願いを』に関しては、優しい旋律がシンプルなサウンドに見事にマッチ。まさに「王道」を自分達のものにしていると言えるでしょう。


 個人的には、スキマスイッチに対して「典型的なJ-POPユニット」みたいなイメージを持っていたのですが、そんな印象に対して「だからどうした」という彼らの思いが伝わってくるようなアルバムでした。デビューから20年以上経ち、そろそろ「ベテラン」の域に差しかかってくる彼らですが、それでもなお瑞々しいセンスに溢れた一作に仕上がっているのではないでしょうか。


評価:★★★★★

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