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01 転生

一日一話ずつ投稿予定です。時間は決まっていません。



 青い空、風になびく草原、波立つ湖、そして水に映る幼児の自分の姿


 「ん?」


 なぜ自分は幼児の姿なのだろうか?そもそも俺はさっき研究室で死んだはずなのに……

改めて水面に映る自分の姿を見る

 水面に映るのは蒼い髪と目を持ち幼いが整った顔立ちをした自分だ


 俺は確か研究室で死んだはずだ。だがここで過ごした日々の記憶がある

 つまり・・・・・・

 



 転生したのか?






 この体の記憶では俺はグラン・アースルトとして生まれ、今まで過ごしてきた


 感覚では意識や記憶に靄がかかっていたのが取れた感じだ


 転生したのならしたでまあいい、とりあえず家に帰ろう。






 あれから4年たった。今、僕はもうすぐ8歳になる頃だ。

 この4年間、書庫の本などを読み分かったことなのだが、この世界は地球とは違い、魔法があり、魔物が存在し、文明は中世ヨーロッパぐらいといった感じのtheド定番の異世界だ

 魔力や魔法なんかは「物理法則どこいったの!」と叫びたいほど無茶苦茶な存在だ。

 更に魔物もいるのだが、レイスなんて存在が意味わからん(物理法則が逃げ出していくのが幻視できる……)

 

 話が逸れたが転生した僕はこの世界の国のルーフェルト王国のアースルト伯爵家に生まれた。僕の両親はイケメン&美人の誰もが羨むラブラブな夫婦だ(見ているこっちが砂糖を吐きそうな桃色空間を現在実演中 周りの人のことも考えてほしいのものなのだが・・・・・・)


 ちなみに両親のレナードとユリアは腕利きの魔法師らしく、時々、領土外の魔物の討伐を要請されて出かけていくことがある。

 二人が初めて出会ったのも、魔物の討伐時らしい。


 

 「グラン様どうされたのですか?」


 2歳上の侍女のエマが難しい顔をしている僕に声をかけてくる。


 「ああ、合わせた魔力の操作がうまく出来なくてね」


 「合わせた魔力ですか?」


 なんですかそれ?っていう顔をエマはしているが、当の本人もよくわかってないのでどうしようもない。


 この世界では魔力保有量でできることが決まってくる。その魔力保有量をどうにか増やせないかと色々やっていたのだが、魔力を圧縮し、融合させると一段階上のものになることを発見したのだが、扱いにくくて仕方がない。

 魔力は一気に無くなるわ、魔力が暴走しそうになるわ、制御ができなくて魔法は暴発するわ、というどうしようもないことになる。


 まあそんなこんなで、大きな問題のない?平凡な生活を送り、時は過ぎていった。



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