本物のBERYLが長野にきた!!
僕は長野県の松川村で、実家の果実園を手伝っている。
山と山に囲まれた長閑な田んぼ道、僕は四季の彩りが感じられるこの景色が大好きだ。
でも、ここら辺は夜になるとお店が全部閉まって周囲が真っ暗になる。
どのみち、男の子の僕が夜に1人でうろうろできるわけもないから、関係ない話だけどね。
そんな僕が夜に楽しみにしているのは、自分と同じ男の子たち、BERYLのメンバーのネット配信だ。
「あ、あくあ君が配信やってる!」
僕はいつものようにベッドに寝転がるとあくあ君の配信を見る。
すると、夜にもかかわらず周囲が凄く明るくて人の多いところを歩いているあくあ君の姿が映し出された。
『すみません。たい焼きあるだけ全部ください』
『は、はい!』
やっぱり、今をときめくBERYLのエースだけあって、あくあ君は買い物の仕方もすごく豪快だ。
お店のたい焼きを全て買い占めたあくあ君は両手いっぱいにたい焼きを抱えると、抱えきれなかった分の残りのたい焼きは、後ろに並んでた人たちに配って欲しいと店員さんに告げる。
ご飯を食べていた時に一緒にテレビを見ていたお婆ちゃんがあくあ君を見て、昭和の大スターみたいって言ってたけど、昭和の大スターってみんなこんな買い物の仕方をしていたのかな?
『俺からの出産祝いだ。みんな受け取ってくれ!』
『『『『『キャ〜ッ!』』』』』
普通、出身祝いって、子供が生まれた方が貰うものだ。
でも、あくあ君にとって、そんな常識は全く意味をなさない。
やっぱり、あくあ君はすごいや。僕と違って、細かい事なんて気にしない。
『あんた、またそんな無駄遣いして!! 子供が産まれてからますますバカになったになったんじゃない!? えみりちゃんも入ってきたお給料をすぐに溶かしてたし、2人とも流石に浮かれすぎでしょ!!』
『まぁまぁ、そんな細かい事を言ってないで小雛先輩もほら』
あっ、小雛ゆかりさんも一緒なんだ……。
あくあ君は袋の中からたい焼きを一つ取ると、小雛ゆかりさんの口の中にたい焼きを突っ込む。
『んぐっ、んぐっ……ふぅん、結構美味しいじゃない』
『でしょう』
あくあ君は全く気がついてないけど、2人の周りに居た人達が羨ましそうな目で小雛ゆかりさんを見つめる。
うん……流石に鈍感な僕でもこれは女の子の気持ちがわかっちゃうな。
僕はコメント欄へと視線を向ける。
【ラーメン捗る:今日の嗜み情報、あいつ、出産後からあくあ様に毎日アーンしてもらってます!!】
【↑は?】
【嗜みは○ね!】
【掲示板のヘイトタンク嗜みが復活して私は嬉しいよ】
【やはりタンクは捗るより嗜みなんよな】
【あいつ、Overtune Watcherでもタンク専だしな】
【小雛ゆかりの大沼タンク好き】
【↑前線に出過ぎてヒーラーを1戦で解雇されたやつwww】
【悪夢の世代でカスタムやった時にパワー系2人がDPSしかできないから、消去法で小雛ゆかりがタンク、インコがヒーラーやらせてるのウケるw】
【↑尚、問答無用でサポート役に回されるまろんさんであった……】
【インコは下手にゲームが上手いから不憫枠やな。Variantでもモク奴隷やらされてたし、EPEXでもディブでドームばっかやらされてたもん】
うーん、相変わらずコメント欄は他の話で盛り上がっていた。
なんかこのラーメン捗るって人が出てくると、いつもコメ欄の話が脱線しちゃうんだよね。
あくあ君は周囲に視線を向けると、大怪獣ゆかりゴンのぬいぐるみキーチェーンをバッグにつけていた女の子に近づく。
『たい焼き、食べる?』
『食べます食べます!!』
あくあ君は紙袋からもう一つのたい焼きを取り出すと、周囲の女性たちから大きな悲鳴が上がる。
『はい、アーン』
『アーン……はぐっ、んんっ、おいひいです!!』
あくあ君にたい焼きをあーんしてもらった女の子が飛び跳ねて喜ぶ。
ファンの女の子じゃなくてもあれは嬉しいだろうなあ。
僕は別に女の子じゃないけど、あのあくあ君にされたら嬉しいもん。
やっぱりあくあ君は特別だからね。僕は再びコメント欄へと視線を向ける。
【ああ、あくあ様なんて贅沢は言わない。私も男子からアーンされたい!!】
【↑私も私も!】
【やっぱりアーンは全女子の夢よな】
【アーンされて嬉しくない女子はいません!】
【私もアーンしてくれる彼氏が欲しいです!!】
ふーん、別にあくあ君じゃなくても女の子達は嬉しいんだ。
僕もいつか彼女ができたらやってみようかな……。少し恥ずかしいけど。
『ほら、そこの元気のないお姉さんもおひとつどうぞ』
『あ、ありがとうございます』
あくあ君は自分を見てないお姉さんに近づくと、たい焼きを一つ手渡した。
『何よ。元気ないわね。あっ! もしかしてこいつのアンチとか!? 私の仲間ね!!』
『ちょ! 小雛先輩って俺のアンチだったんですか!? はっ!? もしかして、俺のコメ欄をいつも荒らしてるラーメン捗るって小雛先輩じゃ……』
あくあ君、違うよ。
ラーメン捗るって人、さっき居たから小雛ゆかりさんじゃないと思う。
あと、ラーメン捗るさんはあくあ君のコメ欄を荒らしてるけど、あくあ君のアンチじゃなくて熱狂的なファンの1人だよ……。
【捗る、小雛ゆかり説wwwww】
【おい、捗る。お前少しは反省しろw!】
【あの捗るは小雛ゆかりだった!?】
【捗る→金持ってない。小雛ゆかり→金持ってる。うん、違うな】
【↑小雛ゆかり→ぐへへじゃない。捗る→ぐへへ! うん、違うな】
【ラーメン捗る:あくあ様サーセン! 別に荒らしてるわけじゃないんです……】
【朗報、嗜みに続き捗るもあくあ様に認知される】
【嗜みがあくあ様に認知されてるのが1番ニヨニヨできるwww】
【↑わかるwwwww】
あくあ君がラーメン捗るさんに触れた事で、コメント欄がとてつもなく盛り上がる。
わわっ、早すぎてコメ欄が目で追えないや。
『あ、すみません。少し仕事でミスしちゃって……先輩達は気にするなって言ってくれたんだけど、それが余計に悔しくってモヤモヤしちゃってたんです』
『わかるよ。俺もミスしたら悔しいし、それがライブ本番だったとしたら、その日の夜は悔しさと申し訳なさで寝られないもん』
へぇ、僕も仕事でたまにやらかす時あるけど、あのあくあ君でもミスをする時ってあるんだ。
あくあ君はいつ見ても完璧に見えるから意外すぎて驚く。
『ふーん、あんたってライブでミスる事あるんだ。見てて全然わかんないけど……』
『そんなの普通にありますよ。いくら喉のコンディションを整えていたとしても、その日の湿度とか天候とか、空気の質まではコントロールできませんから。曲の構成を少し変えたり、うまくライブアレンジしてミスしてないように見せる努力でやりくりしてるから、聴いてるお客さんは普通にわからないと思いますよ。そのためにチームが存在しているんですから』
多分、ここであくあ君の言ってるチームは表に出てるみんなだけじゃなくて、裏方さんも含めての話なんだろうなと思った。
『あくあ様はそういう時、いつもどうしてるんですか?』
『次はミスしないように努力する。努力した時間は絶対に裏切らないから』
『うんうん、練習量に勝るものはないもの。才能は簡単に裏切るけど、練習に費やした時間は絶対に裏切らないもの。もぐもぐ』
やっぱり、あくあ君と小雛ゆかりさんって似てるなって思った。
どっちもすごく才能があるのに、2人を見た人たちは2人の事を天才という一言で片付けたりしない。
むしろ努力型だって言ってる人がほとんどだ。
そういえば、2人とも【自分に何か才能がありますか?】って問いに対して、【目標を成し遂げるためなら、何も考えずに努力をし続けられる才能がある】ってフリップに書いて、ネットで似た者姉弟、パワー型師弟ってワードがトレンドになってたっけ。
『わかりました。私も次はミスしないように頑張ります! あと、カバーしてくれた先輩を、今度は自分が助けられるように頑張ります!!』
『うんうん。お互いにミスをカバーし合えるのがチームのいいところだよな。頑張ってください! 俺も応援しています』
『ちょっとこれ、白あんの方が上品で美味しいじゃない!』
小雛ゆかりさん、今、いいところなのにたい焼きの話をしないでくださいよ。
せっかく、あくあ君が良い事を言ってるのに、そのたい焼きの味が気になっちゃうじゃないですか。
あくあ君は元気付けたお姉さんを手を振って見送ると、また違うお姉さんに声をかけていく。
そうして持っていたたい焼きを全部配り終える。
その間に、小雛ゆかりさんが1人で5つもたい焼きを食べてたけど、お腹が空いてたのかな……。
『ほら、そろそろ帰るわよ。あんたも明日はライブでしょ』
『おっと……もうそんな時間か。それじゃあ、みんな。今日も配信見てくれてありがとな! えっと……ところで、なんで配信つけてたんだっけ?』
あくあ君と小雛ゆかりさんの2人が首を傾け合う。
そういえば、あくあ君はなんで配信やってたんだろ?
僕はコメント欄へと視線を向ける。
【あくあ君、ライブの告知だよ!!】
【92:散歩の途中でライブの告知をしたくなって急に配信をつける。→途中、喉が渇いたので自販機に水を買いに行こうとする。→すると故障した自販機と喧嘩してた小雛ゆかりさんを発見。→2人でコンビニに水を買いに行こうとする。→その途中で甘いものが食べたくなって、たい焼きの店に並ぶ。→他の並んでたお客さん達にお子さんが生まれた事を祝福される。→嬉しくなって全員にたい焼きをご馳走する。→なぜかたい焼きを配ってお悩み相談が始まる。→いつものように記憶が抜け落ちる。←イマココ】
【姐さん本当に助かるわ】
【あくあ様、コメント欄見てるwww】
【やっぱり姐さんなんだわ】
【ソムリエ:ごめん、最初から見てたけど私も忘れてた】
【↑お前はそれでいい】
へぇ〜。そういう理由だったんだ。
僕と同じように画面を見ていたあくあ君が同じコメントを見つけたのか、ポンと手を叩く。
『というわけで、明日の告知でした! 長野県のみんな! 明日にはそっちに行くから、みんな待っててくれよな!!』
そっか……明日には、あくあ君がついに僕の住んでいる長野県に来るんだ。
僕はベッドから起きると、タブレットを机の上に置いて、その隣にあるチケットケースを手に取る。
こんな機会、きっと滅多にない事だと思う。
だから僕は痴漢対策のために全てのライブで適用が決まっている男性枠を利用して、BERYLのライブチケットを取った。
「ライブに行くのなんて生まれて初めてだからドキドキするなぁ。って、僕も明日に備えて早く寝なきゃ」
僕は電気を消すとお布団の中に潜り込む。
もしかしたら、僕と同じあくあ君のファンの子達とも友達になれるかも……。
その日の夜はワクワクしすぎて少し眠りにつくのが遅くなった。
翌日。
今日からBERYLのライブツアーin長野が始まる。
僕はいつものように朝早くに起きると、午前中はりんごの収穫に勤しんだ。
「これで大丈夫かな?」
市内に行くなら、男の子の格好をしているのは危険だとお母さんに言われた。
だから僕はお母さんに手伝ってもらって女の子の格好をする。
うん、これで大丈夫……なはず。
とあちゃんみたいにはなれないけど、じっくりと顔を見られない限りは大丈夫だと思う。
「それじゃあ、行ってきます!」
「き、気をつけてね!」
「何かあったら警察に駆け込むんだよ!」
僕は心配そうに見送るお母さんとお婆ちゃんに手を振って外に出る。
2人ともライブ会場までついてこようとしたけど、僕もあくあ君みたいに普通に外を歩いて、ファンの1人としてみんなと同じようにライブ会場に行ってみたかったからだ。
僕は男性専用車両じゃなくて、あえて男女共用の車両に乗って長野市の駅に移動する。
だって、そうしないとせっかく変装した意味がないしね。
「わわっ」
初めて長野市の駅にたどり着いた僕は都会的な光景にびっくりする。
すごい。僕の住んでるところとは全然違う……。田んぼがない。
それにBERYLのライブがあるせいか、オシャレな格好をしたお姉さんで駅前が賑わっていた。
「立ち止まらないでくださーい」
「安全面と一般のお客様への迷惑を考えて、駅でのお出迎えは禁止になっています」
「お出迎えをしたい方は東口公園に移動してくださーい!」
あっ、もしかしてBERYLのみんなも新幹線に乗ってくるのかな?
こんなに集まってるって事は、もうそろそろみんなが来るのかも。
僕は少し勇気を出して、他のお姉さん達に混ざって東口公園に移動する。
「あっ、きた!」
「あくあさまぁああああああああ!」
「天我! 天我! 天我!」
「とあちゃん、今日も可愛いー!」
「黛君がむばれぇ!!」
うわ、本物のBERYLだ!!
とあちゃん、可愛い!
天我先輩、身長高い!
黛君は……メガネだ!!
それに生のあくあ君、やばい。かっこいい!
男の子の僕が見ても見惚れちゃうくらいだ。
「みんな今日から三日間、俺と同じ空気吸おうな!!」
「「「「「ぎぃゃぁぁぁああああああああ!」」」」」
あくあ君と同じ空気を吸った複数のお姉さん達が過呼吸になる。
でも、公園内であらかじめ待機していた医療スタッフのお姉さん達がすぐに駆けつけて事なきを得た。
「へぇ、聖あくあ教のボランティアってこんな事もしてるんだ」
「なんなら公園内で警備自治やってるスタッフも聖あくあ教の信徒だよ」
「掲示板民と聖あくあ教の信徒、どこにでもいる説」
「聖あくあ教と掲示板民はゴキブリと一緒だよ。視界の中に1人見かけたら、その視界の範囲内に100人は居ると思わないと」
視界の中に100人いたらそれもう全員じゃないかな……。
誰も突っ込まないから僕が心の中で1人そう突っ込む。
僕はBERYLのみんなのお出迎えが済んだ後に、公園から離れてバス停へと移動する。
ええっと、確かここからバスでホゲウェーブみたいな名前のアリーナに行けるんだっけ。
僕は女の人達に混じってバスに乗る。
電車に乗った時に一度ドキドキしているおかげか、バスに乗る時はそこまでドキドキしなかった。
そのまま無事に目的地に到着した僕はバスを降りる。
僕はここで気がつくべきだった。もう既に僕の正体に気がついた女性に目をつけられていた事を……。
「はぁはぁ、はぁはぁ。やっと2人きりになったね」
まだライブまで時間があったから、せっかくだし周囲を見てみようと思った。
そうしたら人気のない場所で知らないお姉さんにいきなり手を掴まれて、人気のない公衆便所の中に連れ込まれる。
これまで生きていて初めて女性に襲われた。どうしよう。声が出ない。
「大丈夫、ちゃんと優しくするから。ね、ね」
お姉さんが近づいて来る度に、僕はゆっくりと後退する。
僕は壁際に背がついた時点で、これ以上は逃げられないと悟った。
ああ、こんな事ならやっぱりお母さんかおばあちゃんについてきてもらった方が良かったかも。
僕は自分の行動に後悔する。
「はい、ストップ!」
「お姉さーん。こういうのはダメでしょ」
「おいおい。誰のファンか知らないけど、BERYLファンの面汚しじゃねぇだろうな?」
「ほら、その開きかけた粗末なもんをさっさとしまえよ」
僕を襲ってきたお姉さんの後ろから4人のお姉さんが現れる。
ほっ! どうやら4人のお姉さんは僕を助けてにきてくれたみたいだ。
「はなせよ! なんなんだよ!! お前らは!! 誰か知らないけど邪魔するなよ!!」
僕を襲ってきたお姉さんが抵抗するものの、4人のお姉さんにあっさりと確保されてしまう。
「私達が誰かって?」
「掲示板をROMれと言われて数十年」
「掲示板に生まれ、掲示板に育てられた掲示板民とは私達のことよ」
「来れない検証班に代わってお仕置きだ!!」
なんかすごくノリの良い人達だな。
さっきまで襲われて怖い思いをしたのに、4人のお姉さん達を見てたら気が抜けてしまった。
「大丈夫? 怪我ない?」
「ごめんね。遠くから見てて怪しいなって思ってたから、もっと早く声をかければよかった」
「あの女の人はちゃんと聖あく……警備員に突き出しておいたから安心して」
「とりあえず身だしなみを整えよっか。私達は外で待ってるから、何かあったら声かけてね」
僕を襲ってきたお姉さんもいれば、僕を助けてくれた優しいお姉さん達も居る。
少しだけ女の人が怖くなったけど、それでも全員がそうじゃないと知れてよかった。
僕は今までも一回も襲われた事なんかなかったし、きっと運が良かったんだろうな。
「あの……」
僕は身だしなみを整えてトイレの外に出ると、助けてくれたお姉さん達に勇気を出して声をかける。
「助けてくれてありがとうございます。それと、その……良かったらだけど、ライブが始まるまで僕とあくあ君やBERYLについて一緒にお喋りしませんか? えっと……まだライブまで結構時間あるし、今まであくあ君の事について喋れる人がお母さんとお婆ちゃんしかいなかったから、みんなについておしゃべりできる友達が欲しいなってずっと思ってて……」
「「「「喜んで!!」」」」
やった! 僕にもついに、あくあ君の事について一緒に喋れるお友達ができたんだ!!
僕はお姉さん達と時間ギリギリまでお話しする。
それはすごくすごく楽しい時間だった。
でも、楽しい時間はこれだけじゃ終わらなかったんだ。
『来たぜ。長野ーーーーー!!』
初めて生で見るBERYLのライブは映像で見るよりも遥かに最高だった。
本当に勇気を出してここにきて良かったと、心の底から思えたくらい、あくあ君が中心となって作り出すステージは非現実的で、僕を、ううん、僕達を夢の世界へと誘ってくれる。
ライブが終わった後、僕は電話番号を交換していたお姉さん達と連絡を取って5人で食事をする事になった。
本当は、僕を心配して家に送ってくれるって話だったんだけど、僕からライブの事について喋りたくなって食事に誘っちゃったんだよね。おかげで帰るのが翌日になっちゃったけど、すごく良かった。
あくあ君、BERYLのみんな、本当にありがとう。また、長野に来てね!
次は1人じゃなくて、みんなと一緒に行くから!!
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