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白銀あくあ、二流芸能人と三流芸能人。

「それでは問題を外した方達は二流芸能人に降格です!」

「そんなぁー!」

「やめて〜!」


 あ、さっきの問題を外した人達の豪華な椅子が普通の椅子に、洒落たスリッパが普通のスリッパに変わった。


「うぅっ」


 それを見た丸男がお腹の辺りを抑える。

 おい、お前、本当に大丈夫か!?

 ていうか、なんでお前とアイは召使みたいに俺と小雛先輩の斜め後ろに立ってるんだ……。2人も遠慮しなくていいから席に着けって。

 よく見たらいつの間にかメイド服に着替えたえみりもカノンの斜め後ろに立ってるし……。まぁ、あっちはペゴニアさんの真似をして遊んでるっぽいから、いっか……。


「はーい。みなさん静かにしてくださーい。静かにしない人は理不尽に椅子を蹴飛ばしまーす」


 鬼塚アナの一言にみんなが静かになる。普段はふざけている楓やえみりはもちろんのこと、あの小雛ゆかりですらも微動だにしない。

 鬼塚アナ……俺と結婚しよう。そしていつまでたってもお片付けをしない小雛先輩を俺の代わりに叱ってほしい。


「一流芸能人の皆さんは、きっと普段から良い物を見て感性をお磨きなられている事だと思います。なので素人の作った作品とプロが作った本物の美術品の違いくらい、簡単にわかりますよね!?」


 鬼塚アナ、仕事とはいえ煽らないでぇ!

 うちの丸男が! 丸男がポンポンを押さえてるんです!

 よく見たら小雛先輩の斜め後ろに居たアイもお腹を押さえていた。おーい、そっちも大丈夫かー?


「それでは前回の問題に参加しなかった皆様は控え室の方に移動してください」


 なるほど、こういう風になってるのか。

 俺は高そうな紅茶を飲みながら優雅な感じでモニターを見つめる。


「白銀あくあさん、どうですか? 山田丸男さんはやってくれそうですか?」

「そうですね。さっきもすごく緊張していたから、ちょっと最初の問題で当ててリラックスしてほしいです」


 それこそまぐれだっていい。運も実力のうちだしな。

 せっかくの機会、山田にもテレビ出演を楽しんで欲しい。


「森川楓さんはどうですか? 鞘無インコさんはやってくれそうですか?」

「もちろんです! インコがむばれぇ!! パイプ椅子はお尻が痛いからいやだあああ!!」


 あー、三流になるとパイプ椅子になるんだ……。

 それはお尻痛そうだから嫌だな。


「それでは皆さんの様子を見てみましょう」


 モニターの映像が切り替わると、最初の回答者としてカノンが出てきた。

 カノン、がんばれ!!


「それではまずAの作品を見てもらいましょう」


 おー、なんか造形物が出てきた。

 これはなんだ?


「えー、この作品は芸術界に新星の如く現れた、素性不明のアーティスト、いや、表現者のマングリーさんの作品の一つで神の一突きだそうです」

「ゴホッゴホッ」


 ん? えみり、咳なんかして大丈夫か?

 スタジオは結構乾燥してるからな。喉には気をつけろよ。


「評論家によると、怒った神が裁きを下す瞬間が表現されているらしいです」

「いや、それはただあくあ様が絶頂した時の……んんっ!」


 ん? えみり、今、なんか言ったか?

 俺の気のせいかな?


「あー、これあれだ。最近、こう言うの見たかも。確かバン……あ、マングリーって名前の人の作品だ」


 おおー。さすがはカノンだ。

 Bの作品を見る前に正解を当ててしまった。


「それではこちらがBの作品になります」


 おー。こっちも造形物か……って、あれ!? この作品どこかで見た事あるぞ!?


「へー、あっちが正解ならこっちは素人の作品なんでしょ? なかなか悪くないじゃない。こいつ才能あるわよ」


 俺の隣にいた小雛先輩がうんうんと頷く。

 その一方で、他の参加者達は一応に微妙な顔をする。

 特にアヤナは、え? ゆかり先輩、まじ? みたいな顔をしていた。


「白銀あくあさん、この作品に見覚えはありませんか?」

「……俺が作ったやつです」


 スタジオが悲鳴のような声に包まれる。

 これ作ったの確か、ほぼ半年前だぞ!?

 あの時からこの番組を企画してのか……。


「確定で白銀あくあさんが今回は出ないという事で、2問目にこちらの問題を採用させてもらいました。小雛ゆかりさんどうですか?」

「まぁ、こいつにしては悪くないんじゃない。どうせまた大怪獣ゆかりゴンが地団駄を踏んでる像でしょ? あんたもワンパね」


 うっ……仕方ないだろ。俺にバリエーションを期待しないでくれ。


「ところで、あんな角あったっけ?」

「あったほうがかっこいいかなって……」

「ふーん、あんたわかってるじゃない!」


 小雛先輩はご満悦そうな顔を見せる。

 よかった。怒られないのであれば、それでいい。


「てっきり、この世の終わりを表現してるのかと思ったわ」

「いや、ある意味では正解なのでは?」

「確かに……」


 俺はカノンの反応を見るためにテレビの画面に視線を向ける。


「うーーーん、Bはなんだろう? ちょっと私には難しすぎてわかんないや。最近こういう難しい事を表現してればアーティストっぽく見えるだろうと思って、わけわかんない作品作って現代アートだって自称する人が多いのよね。そういうところが素人臭いかなと思いました。正解はAで」


 カノーーーーーーーーーーーーーーーーン!

 シクシク、シクシク……愛する妻に自分の作品を貶されて俺は心の中で静かに泣く。

 いや、カノンは忖度なしに正当な評価を下しただけだ。言ってる事も間違ってない。

 ただ、題材は難しくないんだよな……。大怪獣ゆかりゴンが地団駄踏んでるだけだし。

 自分が座っている豪華な椅子のせいで、自分が裸の王様になった気分になる。


「さすがカノンさんですね。見事に正解しました。それでは次に白龍アイコ先生の反応を見てみましょう」


 アイは両方の作品を見比べて涙目になる。


「ううっ、芸術のレベルが高すぎて全然わかんないよぉ……」


 がんばれアイ! 俺は心の中でアイに声援を送る。

 アイは制限時間いっぱいまで使って答えを捻り出す。


「B! 理由は、分野は違うけど同じクリエイターとして自分が勝てなさそうなのはBだと思ったから!!」


 アイーーーーーーーーーーーー!

 それは俺が作った作品だあああああああああ!

 俺はハズレを選んだアイに頭を抱える。

 とてもじゃないが怖くて隣にいる小雛先輩の顔は見れない。

 なんで自分のチームの解答じゃないのに、こんなに緊張感があるんだろう。

 次の解答者は、楓チームの鞘無インコさんだ。


「Bや!! こういうのは両方同時に見て、パッときた方を選んでればいいねん!!」

「ぐわああああああ! パイプ椅子だああああああ!」


 楓が膝から崩れ落ちる。大丈夫か?

 最近は元気が有り余ってるみたいだけど、この前まで体調が悪かったんだからオーバーリアクション

 もほどほどにな。近くにいるお笑い芸人の人が、プロ顔負けの楓のスピードとリアクションを見てお前マジかよという反応をして青ざめていた。


「うーん……A、かなあ? え? 理由? 勘です。これでも長くeau de Cologneで頑張ってきたんで、キャプテンとしての自分の勘を信じました」

「まろん先輩ないすー!」


 俺はキリッとしたかっこいい顔で正解を引き当てたまろんさんに拍手を送る。

 さすがだ。日本のトップアイドル、eau de Cologneのキャプテンは伊達じゃない。


「さぁ、それでは最後の解答者に入場してもらいましょう! 山田丸男さんです」

「丸男がんばれ!!」 


 俺は椅子から立ち上がると、丸男にエールを送る。

 本人には聞こえてないけど、応援の念をしっかりと込めた。


「こちらがAの作品になります」

「……なんだこれ、わかんねー」


 いや、うん。わかるぞ。俺にもマングリーさんの作品は難しすぎてわからん!!


「それではこれがBの作品になります」

「……うわぁ、こんなの孔雀にしかわかるわけないじゃん!」


 丸男はBの作品を見ると、苦悶の表情で頭を抱える。


「えー、なんだろ。Bの作品、なんかで見たこともあるかも。美術の教科書だっけ? こんなの見た気がする……」

「それは俺の作った作品だ。丸男ーーー! そんなのが美術の教科書に乗ったら、この国の芸術が終わるぞ!!」


 俺の魂の叫びに、隣に居た小雛先輩が手を叩いて爆笑する。


「いや、Aが載ってもこの国の芸術は終わりですよ……」


 ん? えみり、今、なんか言った?


「いや待てよ。なんか見たぞ、これ。あっ……これって、足じゃね!?」

「うおおおおおおおおおおお!」


 正解だ丸男! それは大怪獣ゆかりゴンの足、正確には足の爪だ!!


「あっ、これってもしかして大怪獣ゆかりゴンじゃ!? 前にあくあさんが描いてた絵を立体化したら、こんな感じになりそうな気がする」

「お前は天才だあああああああ!」


 俺は両手をあげてガッツポーズをする。


「えっと……正解はAで。もうそれくらいしかわからないので、俺も覚悟を決めます!」

「しゃああああああああああああああっ!」


 俺は雛壇から飛び降りて観客席の前で噛み締めるようなガッツポーズを決める。

 あー、マジで緊張した。自分が解答する時より遥かに心臓に悪い。


「あ、あれ? A少なくないですか?」

「だねー。もしかしたら間違えちゃったかも」

「えぇっ……」


 控え室に入った丸男はまろんさんの返しにしなしなする。

 2人とも大丈夫だ。Bの部屋にいるインコさんは自信満々に振る舞ってるけど、正解は2人の方だからな!


「大丈夫。間違ってもあくあ君は怒ったりしないから。ね?」

「はい……」


 まろんお姉ちゃーーーーーん!

 俺の事もそうやって甘やかして欲しいです。


「それでは正解の発表です!」


 鬼塚アナは扉のノブをガチャガチャさせると、Aの部屋の扉を勢いよく開いた。


「ぐぎゃああああああああ!」

「なんでやああああああ!」


 アイとインコさんの叫び声が聞こえる。

 俺たちは2人に対して暖かな拍手を送った。R.I.P.アイ……。

 ていうのは冗談で、小雛先輩は多分怒ったりしないから大丈夫だよ。


「本当にすみませんでしたぁっ!」


 アイが土下座したままの状態で入ってくる。

 すごい器用だな……。それ、どうやってるの?


「大丈夫大丈夫。あの問題は流石に難しかったわよね」


 ほらな。俺の言った通りだった。

 小雛先輩は戻ってきたアイの体を起こして慰める。


「インコ、ばーかばーか」

「うるへー。楓かて間違っとるやんけ! あーほあーほ」


 その一方で子供みたいな煽り合いをする2人を見て思わず笑みがこぼれる。


「って、うぇ!? なんや、今、収録中やで!?」


 ん? インコさんの様子がおかしいぞ。どうかしましたか?


「なんや今、配信部屋に入って来た奴らに、ゲーミングチェアを奪われてパイプ椅子に替えられたんやが!?」

「あははは、ザマァ! 私と同じ苦しみを味わえ!!」


 ははは、そこもちゃんと替えるんだ。

 子供のようにいがみ合う2人に対して、鬼塚アナが軽く咳払いをする。

 すげぇな。嘘みたいに2人が一瞬でおとなしくなったぞ。


「ふふふ……さすがですお嬢様。お嬢様なら確実にお当てにられると思いましたよ」

「ねぇ。えみり先輩、いつまでそのプレイ続けるつもり? 地味にペゴニアに似てて、本当に気持ち悪いんだけど……」


 カノンは正解したにも関わらずげっそりとした顔をする。

 大丈夫? 疲れてない? ん、大丈夫ね。了解。 


「あくあさぁん! 俺……俺、やりましたっ!!」

「丸男ー! お前、本当によくやったよ!!」


 俺と丸男は抱き合って正解を喜び合う。

 丸男には一回でいいから正解して楽しんで欲しかったから、普通に先輩としてすごく嬉しかった。


「もう、このまま終わってもいいかな? これがエンディングでいいでしょ。あとは森川あたりを適当に画面から消しとけばオチはつくしね」

「ちょちょちょ! 鬼塚パイセン、うちらはこれからですよ!! 残りの2問でまくってみせますから!!」

「せやで! 最後に勝つのはうちらや!!」


 さすがは楓とインコさんだ。常に全力。絶対に諦めない心。そこが好きだ。


「えー、一流芸能人から三流芸能人の皆様。次の問題はピアノの音色チェックです。ピアノの音色を聞いて高いピアノを当ててください。それではピアノを演奏するゲストはこちらの方です!!」

「……どうも」


 モニターが切り替わると慎太郎のメガネがアップになる。

 さすが俺だ。慎太郎が声を発するより先に、メガネのフレームで慎太郎だと気がついた。


「解答者の皆さんは、黛慎太郎さんの生演奏を1対1でお楽しみください」


 なるほど、そう言うことか。


「丸男。ここは俺に任せろ。黛慎太郎をこの世界で一番理解しているのはこの俺だ!!」

「はい、あくあさん!! 頑張ってください!!」


 俺は椅子から降りると控え室に向かう。


「私が行く!」

「はぁ!? あんたは天我先輩のチャーハン食べたじゃん。生演奏は私が行く!」

「はいはい、そこの二流から三流芸能人の方々は揉めないでくださいー」


 って、最初に控え室に入ったのに、また俺が最後か。

 まぁ、仕方ない。番組的にもそういう構成なんだろう。


「あ、アイが答えるんだ」

「うん! 今度こそは確実に!!」


 俺はアイの耳元に顔を近づけると、頑張れよと優しい声で囁いた。


「頑張る!」


 アイは気合を入れると、先に演奏を聞く部屋に向かう。

 すごいな。防音がしっかりしてるから全く音が聞こえない。


「それでは白銀あくあさん、どうぞ」

「はい」


 俺はスタッフさんの誘導で、演奏が行われる部屋に向かう。


「それではAの演奏です」


 軽やかな音が空を舞う。

 高音域もちゃんと出てるし、普通にいいピアノだ。

 はっきり言って高いピアノだからといって、高音域が伸びるだとかそういう事はない。

 むしろ完成度だけなら日本のメーカーが作ってるピアノの方が高いし、実際に外国のアーティストや、売れてるアーティストに限って意外と日本のピアノメーカーを使ってる。

 あとはピアノに関して言えば奥行きのサイズも重要だ。奥行きのサイズが大きいほど表現の幅が増えるから、それだけで高いピアノという判別がつかない。


「それではBのピアノです」


 最初の一音で俺は確信に至る。


「正解はBです」

「えっ? なんでわかりました!?」


 流石にスタッフの人も困惑した顔を見せる。

 そりゃそうだろう。俺だって普通に一音で高いピアノかどうかだなんてわからない。


「実は俺、一個だけめちゃくちゃ贅沢してるところがあって、新居に引っ越した時、思い切ってピアノだけは一番好きな音色のベーゼンドルシファーを買ったんですよ。本当にたまたまなんですけど、俺が持ってるピアノと一緒だったのですぐにわかりました」


 クラシック界の大御所はもちろんのこと、ステイツの超有名なラッパーなんかもここのピアノを使ってる。

 一度、こいつの音色を聞いてしまうと、取り憑かれてしまうんだよな。俺もその中の1人だ。


「だから正解はBです」


 まさかの3連続Bだ。

 俺はスタッフの人に案内されてBの部屋に向かう。


「あくあ君!」

「アイ!」


 よかった。アイもこっちか。

 気が緩んだのか、アイは目に涙を溜める。

 ははは、正解してよかったな。アイ。


「やったー!」

「あくあ!」


 おっ、カノンとアヤナも正解か。やったな!!

 俺はカノンとハグをした後に、どさくさに紛れてアヤナや、グラビアアイドルのお姉さんともハグをする。おっと……みんな、そんな目をしてどうした? グラビアアイドルの女の子とだけハグしないなんて可哀想だろ? うんうん、そういう事にしておこう。


「なんでやあああああああ!」


 あ、インコさんだけそっちに行ったのか……。


「はい、それでは正解発表の時間です!」

「どうせBやろ! もう答えはわかっとんねん!! このAの部屋にいる奴らの絶望した顔見てみ!? あくあ君と、カノンさんがそっちにいる時点でもう答えは出てるんや!!」


 まぁまぁ、インコさんそう言わずに。もしかしたら俺達も間違ってるかもしれないしね。そんな事はないけど。


「正解はBでした。皆様。おめでとうございまーす!」

「やったー!」


 正解した俺達は全員で喜び合う。


「楓……ほんますまん……」

「心配するなインコ。この森川楓、改め白銀楓、この戦いの攻略法をついに見つけましたよ」

「ほんまか!?」

「まぁ、見てなって!」


 本当かなぁ。今、一番心配なのはあそこのチームだ。

 一回でいいから2人には問題に正解してほしい。


「お嬢様、さすがでございます」

「えみり先輩、まだやってる……。はいはい、今日はずっとその感じなのね。わかりましたよー」


 カノンってえみりといる時が一番子供っぽいよな。

 そういうところが見られて俺は嬉しいよ。


「白龍先生、やったじゃない!」

「えへへ! 小雛さん、私、やりましたよ!」


 アイも小雛先輩にめちゃくちゃ褒められて嬉しそうだ。

 良かったな。アイ。


「さすがです。あくあさん! 次は俺に任せてください!」

「おう! 頼んだぞ丸男!」


 俺は頼れる後輩、丸男とハイタッチをする。

 さぁ、残り2問。頑張りますか!

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