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深雪ヘリオドール結、お母さん。

 どうしよう……。

 あの後、大変な事になりそうな予感がしたから、私はお母さんとあー様の2人を連れて男性を保護するための特別なお部屋に来た。


「へぇ……ここって、こんな風になってるのね」


 お母さんは部屋の中をキョロキョロと見渡すように観察する。

 以前、あー様と大型ショッピングモールで偶然会った時にも利用しましたが、公共施設や大型の施設、公園などには男性を保護するための特別室が必ず設置されるように法律で義務付けられています。

 ここに入ろうと思ったら男性か担当官のIDが必要なので、ここを利用した事のある女性はそんなに多くはありません。だからお母さんも物珍しいのでしょう。


「暫くはここで待機しましょう。一応会社の方にも、正確には桐花さんに私の方から連絡しておきました」

「あ、ありがとう深雪さん、ほんとごめん……俺があんな事言ったせいで騒ぎになって」


 確かにあー様の告白は衝撃でした。

 みんな薄々気がついていましたが、自分から口に出して宣言してくれるのと、私達の方で勝手に汲み取って解釈するのとは全然違います。

 きっとあの宣言で多くの女性達が救われたのではないでしょうか。少なくとも私は、あー様のあの言葉に救われました。ちゃんと私の事を女の子として見てくれてるんだって、わかったから……。


「あー様、顔をあげてください。少なくとも私は貴方のその言葉に救われました。いえ、それよりも前に、私をただの1人の女として扱ってくれたあの日から、私は担当官ではなくただの1人の女性として貴方の事が好きになったのです」

「深雪さん……」


 なんだか今日は……ううん、さっきから少しだけ体が軽くなったような気がします。

 お母さんと久しぶりに会った時、過去のトラウマがフラッシュバックして私の体は硬直してしまいました。だけど今はお母さんを見ても、心の水面が揺れる事なく落ち着いているのが自分でもわかります。

 これはきっと、あー様の熱い想いが私に自信を与えてくれたからだ。そして私を守るために吐き出してくれた心の声が、お母さんと向き合う覚悟をくれたからだと思います。


「お母さん……」

「結……」


 私は改めてお母さんと向き合った。

 大丈夫、今の私ならきっと自分の想いを伝えられるはずです。

 男の子が、あー様が、私のためにあんなにカッコイイシーンを見せてくれたのですから、私だって頑張りたいと思った。どういう形になろうともお母様にあの時の自分の事を知ってほしい。

 実家からも母からも逃げた私は、一歩前に踏み出す事を決めました。


「お母さん……私はずっとお母さんの事が苦手でした。なんで私に辛く当たったりしたんですか? 私はもっと他の子供みたいにお母さんにちゃんと甘えたかったです」


 子供の頃、自分の周りの女の子達がお母さんと仲良くしていたのを見て羨ましくなった。

 それなのに私のお母さんは、躾と称して私の事を厳しく叱りつけ、ただの少しも甘えさせてはくれなかったのです。

 もう少し私に可愛げがあればよかったのでしょうか? それともお母さんにとって、私はいらない子だったのかな? 子供の頃、お布団の中で色んな事を考えました。

 最初は私が悪いんだって、どうやったらお母さんに好きになって貰えるんだろう、愛してくれるのかなと、もがいていたけど、そもそも不器用な私には甘えるという行為自体が苦手だったんでしょうね。ある日、無理だと、お母さんに愛される事はないと悟った時から私の中で感情というものが徐々に抜け落ちていきました。


「ちが……ううん、違わないわ。そうよ。私は貴女の事が嫌いなの。どう? これで満足でしょ」


 やはりそうだったのですね。

 いくら私が愛されたいと望んでいても、最初から愛されていないのであればどうしようもありません。別に今更驚く事ではないですし、お母さんの返答は考えられる回答の一つではありました。

 だから覚悟はしていたのに……なんで私の心はこんなにも痛いのかな?

 沈みそうになる心、それを掬い上げてくれたのはあー様の一声でした。


「待ってください、お母さん、それは本当に貴女の本心ですか? 俺はそれが貴女の本心から紡がれた言葉だとは思えないんです。深雪さん……娘さんの結さんを守るために、男性である俺に対しても立ち向かおうとした貴女の覚悟は間違いなく母の愛そのものでした。だから自分の心に嘘をつかないでください」


 あー様?

 確かにお母さんは、変装したあー様の正体があー様だとわかった後も、変わらずに食ってかかりました。

 女性が男性に食いつくなんて、それもあー様になんて、普通ならありえない事です。それなのに私は、そんな事にも気が付きませんでした。


「……貴方はどうしてそうなの?」


 お母さんはポツリと呟いた。


「別に結じゃなくてもいいじゃない。さっき言ってた事が本当だったとしても、胸の大きい女性なら他にもいっぱいいるし、結より若くて美人な子だっていっぱいいるわ。少なくとも貴方だったら選び放題でしょ? それなのになんで結を選んだの? 担当官で身近に居たから簡単に誑かせると思った? それともこの子みたいに男慣れしてない子なら、ただの言いなりの奴隷になると思ったのかしら?」

「お母さん、それは違います」


 あー様は悪態を吐くお母さんの言葉をすぐに否定する。

 そして私の強ばった手を優しく握りしめてくれました。


「確かに俺は結さんにいっぱいお世話になりました。そこは否定しません。それくらい彼女は、俺から見ても魅力的な女性なんです。でも、彼女を誑かして、言いなりの奴隷にしたいなんて思った事はありません。俺は結さんから告白されて純粋に嬉しかった。だからこそただの普通の男女として俺は彼女とデートしようと思ったんです。彼女の事を、結さんをもっと知りたかったから」


 真剣なあー様の横顔を見て胸の奥がキュンとしました。

 繋いだ手があったかくて、私の冷え切っていた体がゆっくりと解されていく。


「お母さん、俺は結さんに幸せになってほしいと思っています。だからこそ、今の貴女と結さんの関係は見過ごせません。アイドル白銀あくあとしてじゃない。ただの1人の男、白銀あくあとして、結さんにも貴女にも幸せになってほしいと思っています」

「結だけじゃなくて、私も……?」


 お母さんは動揺した素振りを見せる。

 あー様は私の顔を見ると、握った手を離す。

 あぁ……あー様は私を救ってくれた様に、今度はお母さんの事を救ってくれようとしているんだ。


「はい。さっきロビーで言いましたよね。結さんは私と一緒だって……事情はよく知りませんけど、過去の自分と結さんに何かを重ねてたりしたんじゃないですか?」


 お母さんの手を取ったあー様は、その優しい面差しで俯きかけたお母さんの顔を見つめる。

 そうやって分け隔てなくどんな女の人とでも顔を合わせてくれる貴方だからこそ、私は貴方のことが好きになったのです。


「お母さん、どうか自分の心に正直になってください。俺たち子供は親からの言葉を素直に受け取っちゃうから、ちゃんと伝えてくれないとわからない事だってあるんです。多分、結さんは俺と一緒で察しが悪い方だから、本当の事を言ってあげないとわからないと思いますよ」

「今更……私が結に何を言えっていうのよ……」

「お母さん、誰かを笑顔にするのに今更なんて言葉はないんです」


 あー様の温かな言葉が私とお母さんの心を包み込んでいく。

 なんで私が、私達が欲しい言葉をこの人はこんなにも与えてくれるのでしょうか。


「大丈夫、たとえどういう事になっても俺が結さんの事を、お2人を笑顔にしてみせます。大丈夫、貴女も結さんも、1人じゃない。俺が傍にいるから、ほんの少しだけ勇気を出して、素直になって親子2人で話してみませんか? 幸いにもここにいるのは俺たちだけなんですから」

「傍にいてくれる……?」

「もちろん、俺はそこの壁際で聞いていますから」


 お母さんの手を取ったあー様は、私の手も取って私達2人をベッドの上に座らせました。

 あー様はそのまま壁際にもたれかかると、優しい顔で私に頷いてくれたのです。

 これは、あー様が私に、私達にくれた最初で最後のチャンスだ。


「お母さん……」


 隣にいたお母さんへと視線を向ける。

 さっきは恐怖心からよく顔が見られませんでしたが、改めてお母さんの顔をじっくりと見ると、最後に見た時より少し老けていました。それだけ時間が経ってしまったという事なのでしょう。

 お母さんは私の呼びかけに対して、ポツリポツリと声を紡ぐ。


「貴女が産まれてきてくれた時、私は……嬉しいというよりも、貴女を強い子にしなきゃいけない。そうじゃないと生きていけないと思ったの」


 私は見た目からして一目で異国の血が入っているのがわかります。

 深雪の家はお婆さまが厳しかった事もあり、お母さんも私と同じように相当周りから色々と言われていたのでしょう。子供の時はそんなこと考えられなかったけど、大人になって色々と知る事が増えると見えてくる部分もあるのですね。


「他の子より厳しく躾けないといけない。より完璧な子供にしないといけないと、私は必死になっていたわ。でも……」


 お母さんは唇をキュッと噛むと、表情に苦しさを滲ませる。


「貴女が成長するにつれ、発育のよかった貴女をみて私は焦りました。ただでさえ私のせいで、貴女の人生を、結をマイナスからスタートさせてしまったのに、私に似てしまったせいで結をさらに不幸にするんじゃないかって思ったわ」


 お母さんは震える手を伸ばすと、私の頬にそっと触れる。

 あぁ、過去にも一度だけこうやって触れられた事があったような気がします。


「結、あの時はごめんね。貴女の事をぶった日は今でもよく覚えているし、忘れた事なんてなかった。赤くなった頬を押さえた貴女の顔から感情が消えていくのを見て、私は結の側にいちゃいけないんだ。私がいない方が貴女は幸せになれるんだって、本当に馬鹿だと思うけど、あの頃は本気でそう思っていたわ。でも、そのせいで……ごめんなさい。本当にごめんなさい。謝罪なんてしてもただの自己満足だって、結の失った日々は取り戻せないってわかってるけど、謝ることしかできなくて、本当にごめんね……私が弱かったせいで、貴女にばかり迷惑かけて、それなのにさっきも母親面して……」


 お母さんは肩を震わせながら大粒の涙を幾つもこぼした。

 私はお母さんの肩にそっと手を置く。


「……さっき、お母さんに頬を触れられた時に思い出したの。お母さんに頬を打たれた後、直ぐに私に駆け寄ってくれた事、そしてその時、優しく私の頬に触れて、何度もごめんって言ってくれた事も。あの時は頭の中が真っ白になって今の今まで忘れちゃってたけど、あの時のお母さんの表情も声もちゃんと覚えてる。お母さん、私は他の誰でもない。貴女に愛されたかった……!」


 頭の中にお母さんとの思い出が溢れてくる。

 確かに私は厳しく躾けられたかもしれないけど、全部が全部そういう思い出ばかりじゃなかった。

 風邪をひいた時、優しく子守唄を歌ってくれたり、誕生日にはケーキを買ってくれたりしたじゃない。

 どれも私にとっては大事な思い出だから、傷つけないようにずっと心の奥に隠していた。

 だってそうしないと寂しくなるから。お母さんが私の目の前からいなくなって捨てられたって思ったし、愛されてないと思ったから、傷つきたくない心が幸せな記憶も一緒に封印していたんだと思う。


「ごめんね結、お母さんが弱くて、本当にごめんなさい。全部、全部お母さんが悪いから、恨んでくれていいから……お母さんの残りの人生、全部をかけて結に償うわ。出来る事なんて何もないかもしれないし、今更償った所で過去は変えられないわよね。それでも私にできる事があったら言ってちょうだい。顔も見たくないっていうなら貴女の眼の前から消えるわ。もう2度と貴女に会わないように遠くに行くつもりよ」

「馬鹿! 会いたくないなんて、お母さんはやっぱり私の事を何もわかってないんじゃない!!」


 私は声を荒げると、お母さんの体をぎゅっと抱きしめる。

 溢れ出した涙がこぼれ落ちていく。


「お母さん、私ね、ものすごく勉強したの。それでいいところに就職して、今はこうやって素敵な人の担当官になって、だから、だから……私の事をちゃんと褒めて! 頭を撫でて頑張ったねって、いっぱい甘やかしてよ!! 私の話、もっと聞いてほしいの……!」

「うん、そうだよね。結は私と違って頑張り屋さんだから、大変だったよね。苦労ばっかりかけちゃってごめん。本当は私が1番に結は素敵な女の子だって言ってあげないといけないのに、ごめんね」

「もう、お母さんったら、さっきから謝ってばかりじゃない。褒めてって言ってるのに」

「ごめんね……あ」


 私はお母さんと顔を見合わせる。


「私ったらまた……」

「ふふっ、もう、お母さんったらしょうがないなぁ」

「うう、だってもう頭の中がぐちゃぐちゃで、どうしていいのかわからないんだもん」

「私だって同じだよ。でもね一つだけはっきりしてる事があるんだ」


 お母さんの向こう側に映った鏡に自分の顔が映り込む。


「こうやってお母さんと話せて、私、嬉しい」

「結……!」


 あー様に好きになって貰おうと、たくさん笑顔の練習をした。

 でもそんな事しなくたってよかったんだね。

 あー様は、私の自然な笑みまでも取り戻してくれた。


「2人とも、良かったね」


 あー様は私達のことをぎゅっと抱きしめると、優しく頭を撫でてくれた。

 ふふっ、お母さん、顔真っ赤じゃない。私と一緒で男の人にそういう事された事ないからびっくりしちゃうよね。

 でもね、これが白銀あくあなんだよ。ね。誰だって好きになっちゃうでしょ?

 穏やかでゆったりとした時間に身を委ねる。


「2人とも少しは落ち着いた?」

「はい、ありがとうございます」

「す、すみません、お見苦しい所をお見せして……」


 お母さんと顔を見合わせる。

 まだ少しぎこちない部分もあるけど、私達ならもうきっと大丈夫だと思った。

 ポケットの中に入れていたスマートフォンが振動する。


「あ……」


 どうやら桐花さんが来てくれたみたいです。

 私は外へ向かうとあー様を迎えにきてくれた桐花さんを、部屋の中へと招き入れる。


「あくあさん、貴方の言葉で今、この国は大きく揺れています」


 桐花さんの話によると、先ほどのあー様の宣言が録画されていたらしく、ネット上に拡散されてしまったそうです。それを受けて、内閣総理大臣が緊急記者会見をすると聞いてお母さんと2人で驚きました。

 その隣であー様はただ静かに桐花さんの話に耳を傾ける。


「あくあさん、ひとまず家に帰りましょう。一旦世間が落ち着くまで学校にもお休みの連絡を入れて、仕事もキャンセルして……」

「桐花さん、お願いがあります」


 桐花さんの言葉を遮ったあー様は真剣な表情を見せる。

 男の子が、ううん、あー様だけが見せてくれる特別な表情だ。

 何かを決意した顔、こうなったあー様はきっと誰も止められない。


「あいつらを……とあと、慎太郎と先輩を呼んでくれませんか? 3人にはまた迷惑かける事になるけど、あの曲を演るにはあいつらが絶対に必要なんです」

「……わかりました。きっと社長ならそう言うと思うから、だからあくあさんは、あくあさんのやりたいようにやってください」


 あー様の言葉に、桐花さんも覚悟を持って応えた。

 ポケットからスマートフォンを取り出したあー様は、どこかへと電話をかける。


「理人さん、すみません。今からそっちに行くので、どうにかして俺を、俺達を記者会見に出してください。お願いします!」


 理人さんって玖珂理人さんの事よね?

 それに記者会見に出してくれって、一体何をするんだろう。

 あー様が何をしようとしているのかわからないけど、心臓がドキドキした。

 心がワクワクして、そわそわした気持ちになる。


「2人ともすみません。俺は行きます」


 あ……。あー様が私から離れていく。

 結局、あの時と同じだ。去っていくあー様と、お母さんの後ろ姿が重なる。

 あの時も本当はお母さんに、置いてかないでとカッコ悪く泣き叫べば良かったのに、私にはそれができなかった。見送るしかできない自分に、俯きそうになる。でもそんな時に、誰かが私の背中を優しく両手で押してくれた。


「結……お母さんはここにいるから、行ってきなさい」

「お母さん?」


 私の背中を押してくれたのはお母さんだった。


「彼の事が本気で好きなんでしょう? だったら彼の直ぐ側で何をするのか見ないと置いていかれるわよ。たとえついていくのが無理だったとしても、言ってダメだったのと、言わなくてダメだったのは違うの。結には、私と同じ失敗をして欲しくないわ」

「お母さん、ありがとう……! わかった、私、言ってみる!!」


 私は駆け出した。

 何もしないで諦めていた私はもうここにはいない。

 一歩でも少しでも、彼の側にいたいと思った。

 好き……。やっぱりただの担当官なんかじゃ嫌だよ。

 この思いの丈を余すところなくあー様にお伝えしたい。

 そして叶うのなら、あー様を近くで支えたいと思った。

 だってこの人ならきっとたくさんの女性を幸せにしてくれるから。

 私が救われたように、きっとこの人はもっとたくさんの人を笑顔にしてくれる。

 だけどきっとそれはすごく大変な事だ。

 そんな大変な事を彼はやろうとしている。

 きっと疲れてへこたれる時だってあると思う。

 そんな時に、彼を優しく抱きしめて受け止めてあげられるようになりたいと思った。

 だから私は駆ける。大好きなあの人のところへと……。

すみません。遅くなりましたけど、真決勝戦の方をfantia、fanboxにて掲載しております。

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