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夢見がちな
宜しければ私の妄想にお付き合い下さい。
「はあ、、、、。私も死んだら、天国じゃなくて、異世界行きたいなあ。」
ーそんな夢見がちな妄想をしているのは、高校2年のこの私だ。最近、私は異世界の物語の虜になっている。今日は、お気に入りの異世界漫画の最新刊が出る日。急いで、本屋さんに行かなければ!
♢♢♢♢♢
なんという事だろう。夏休みにちょいと外に出なかっただけで、こんなにも体力が低下するなんて、、、。
、、、、まあ、大丈夫だ。よくよく考えれば、そんな急ぐ必要は無かったかも。とりあえず少し休憩してから本屋さんに行こう。
そんな時だった。鉄パイプをのっけたトラックが、こっちに向かってきたのだ。
ーーーーーキィィィィィィ!!