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飴色たまねぎ

作者: 多田里しゅうき

本質を見抜くには時間が掛かるというというものを表現したい。その気持ちを身近なモノで代用してみました。


じっくりと、じっくりと


焦げないように慎重に


目を離すことなくひたすら見守る


辛みの奥にある甘さを引き出すために


丁寧に手をかけることでしかその表情は覗かせない


わたしは育てるのだ


あなたの芯にある感情が顔を出すように


急がずに、ゆっくりと


自らの意志で扉を開けるのを待ち続ける


わたしが手を添えるのだ


すこしずつ変化する表情を見逃すことのないよう


わたしにしかできないのだ


くたくたになったあなたを包み込めるのは


さぁ熱を冷まそう


その輝きはもう色褪せないから

どれだけ気を遣ってもダメな時もありますが、手間暇を掛けれるというのは大切なことだと思っております。

雑に扱い、手間を惜しんだ瞬間に本当の姿が見えて来ないんじゃないでしょうか。

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