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焼き肉屋 ジュウギュー

いつもの流れ。

 リールとユリカは2人で焼き肉屋ジュウギューへ向かっている。


「前も仕事終わりジュウギューに来たよね?」

リールは思い出しながら話している。


「いいでしょ!美味しいし!仕事始めて初日はお昼奢って貰うのが決まりなんだから!」

ユリカは笑顔で話している。


「ああ、だから家の前にいたのか。」

前回も前々回もリールがDランクに上がってから毎回の流れになっている。



「そ、だからこの後の流れも一緒だと思うよ?お昼代は稼げたでしょ?」


「ああ、銅貨1900枚は稼げたから、今日は美味しいものでも食べよう。両親にも晩御飯のオカズでも買って。」


 そう話しているとジュウギューについた。



「いらっしゃいませー、何名ですかー」

店員が元気の良い挨拶が聞こえる。


「3人です!」

リールとユリカの後ろから聞こえてくる。


「やっぱり!」

「予想通り」2人は心の中で思った。


「ルカお店は良いのか?」

妹のルカが付いてくる。もはやいつもの流れである。


「良いの良いの。それよりお昼ご飯が大事だから。」といつも通り答える。


「ルカちゃんもやっぱり来たね!」


「そりゃ家のお店前にユリカちゃんがいたら、お兄ちゃんが稼げた証拠だからね!」


「リールの仕事初日は仕事をするより、ギルドで換金するか見張ってる方が賢い選択だよ!」

ユリカは胸を張って話している。


「それは冒険者としてどうなんだ?」と言うが自分自身冒険者として誇りなんて持っていない。


「たまのご褒美だと思えば、問題なし!」


「自分では来ないで?」


「人に奢って貰うとより美味しい!ねー、ルカちゃん?」


「そうそう、こんな可愛い子2人と一緒に食べるご飯は、より一層美味しい料理になるのだよ!お兄ちゃん?」


 相変わらず2人は仲良さそうだな。むしろ2人が姉妹の様に見えるだろう。


 周りの男性客の視線が不快だが、いつものことだ。


「それじゃ適当に注文しようか。」


 ジュウギューは隣の肉屋の旦那さんの奥さんが店長の店で、お手頃価格で食べる事ができる。


「お土産の肉を隣で買うから合計銅貨800枚位までに押さえてね。」


「「分かった」」と返事する2人。


 絶対食事だけで800枚超えると思いながら、2人の注文を見ている。


「いつもの事か」と小さく呟きながら料理を待つ。






焼き肉屋ってあまり行ったこと無い私。

自分で料理した方が安いから。


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