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プロローグ
プロローグ
今でも鮮明に俺の目に焼き付いた光景は5年たっても消えない
俺の朝は胸糞悪い夢で目が覚めた
『良い入学式日和だって言うのに最悪の朝だな』
俺は今日から新入生として高校に通うことになる
「真琴ー、起きなさい〜」
一階のリビングから聴き慣れた声が聞こえてきた
「起きてるよー」
俺は適当にそういって洗面所に向かう
顔も洗いおわってリビングにに入るとそこには、なんの変哲もない朝食が並んでいた
「お母さん先に行くから後はよろしくね」
「うん、わかった」
俺がそう言うと母さんは、そそくさとでて行った
こうして真琴の1日が始まった