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1回裏 先制ホームラン

「聞いてないぞ・・・なんでステータス通りの球速が出せない・・・」

俺は一騎打ち開始早々焦っていた。ヒット性のあたりをうたれなければOK

というルールは投手に圧倒的に有利なぜならプロ野球やメジャーリーグでもいくら好打者でも10回うって4本ヒット打つか打たないか程度だ。

加えてこの俺はこの世界ベイスの住民が知らない変化球という必殺技と相手の弱点を知れるスキルがある。

一球目は様子を見てくるだろうからストレートでストライクカウントを稼ぐ、2球目になげるスライダーはその名の通りストレートの軌道から少しスライドする球、打ってくれれば芯にあたらずゴロになるしバットにボールが当たらなければ3球目も同じ球で三振がとれる。最高の作戦のはずだった。なのに・・・

「何で初見のはずのスライダーが打てる・・・」

そう、俺は2球目のスライダーをインデ村野球場の背後にある森の彼方までぶっ飛ばされてしまったのだ。

「すまないね、訓練より遅い球が来たもんだから飛ばし屋の血が騒いでしまってね。」

訓練って要するにフリーバッティングのことだよな?

俺がルースさんの息子さんとキャッチボールしている間にルースさんはフリーバッティングをしていたがそのときの打撃投手は90km/h程度しか出ていなかったはず、俺はステータス通り行けば110km/h程度のスライダーを放れたはずだった。普通90km/hの球を見慣れてる人なら20km/hも早い球でましてや変化球は絶対に打たれないはずだ。どうしてこんなことに・・・

「もしかして球が減速したのを疑問におもってんのか?」

ルースさんが怪訝そうな顔つきでうつむいている俺の顔を覗き込んできた。

「もちろんですよ、俺は全力の110km/hの球を投げた、あなたには打てないはずでした」

「はっはっは、いってくれるねえー、野球のルールや体の使い方は覚えているのに固有魔法も知らないとは驚いた」

なんでもこの世界にはエルフ族やヒト族のほかにも獣人族や龍神族、さらには人魚族なんかもいてそれぞれの種族しか使えない魔法を持っているそうだ。

例えばエルフ族は今ルースさんがやったように風を操って球速を落としたり自分の打球を風にのせたり守備のときに自分にボールがくるようにしたりできるそうだ。

ということは・・・

「ヒト族はどんな魔法が使えるんですか!?」

俺が元気を取り戻しノリノリで質問すると

「ヒト族はなあ・・・」明らかにルースさんのノリが悪い

まさか・・・

「ヒト族は応援時に声が大きくなる魔法だ・・・」

うわあああああああああああああああああああああああああああああああああ

いやだああああああああああああああああああああああああああああああああ


{おまけ}

【登録名】ルース

【所属】インデ村

【背番号】3

【誕生日】2月6日

【ポジション】外野手

【サブポジ】投手

【打撃フォーム】

【弾道】

【ミート】

【パワー】100S

【走力】

【肩力】

【守備】

【捕球】

【送球】

【投球フォーム】オーバースロー

【球速】

【コントロール】

【スタミナ】

【変化球】

【特殊能力】固有魔法(風)


空欄はまだ分からない能力だがホームランを打たれたせいかパワーと話を聞いて分かった部分は表示されている。

これを見ただけでも俺が及ぶ能力は一つもないことが分かる。ルースさんは恐ろしい奴だ・・・


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