奮闘記の続きを書いてみた。だけどやっぱり恥ずかしいので読まないでほしい。
誇張して書いています。
俺はとうとうやった。
生まれて初めて、小説なるものを書いた。
プロローグ一本書くのに、一周間近くもかかってしまった。
家では、我が家の神と、それに連なる小さな暴君(4才の娘)がいるので、執筆に集中できない。
おもに仕事の合間や通勤途中などに、ピコピコと携帯に打ち込んだ。
後は、皆が寝静まった後、ピコピコと魂を削るように書き上げた。
ここ数日は、かなり疲れたが、最近にはなかった充実感と心地よさに包まれて、満足していた。
そして俺は、気合いを込めてボタンを押す。
「投稿!」
画面が切り替わり、俺の分身ともいえる作品が、サイト内に流れていく。
よしよし、俺の作品に皆、驚くがいい。
ふふふ、俺の伝説が今、幕をあげる。はっははは。
〜1時間後〜
う〜ん、なんだかいまいちアクセスが伸びないなー。
〜半日後〜
もう、ほとんどアクセスしてないな。
そして、初日が終わってみると、総アクセスは96だった。
お気に入り登録は、チラホラとついたりするのだが、次に見たときにはなくなっている。
…………。
これは……。
いやいや、まだ始まったばかりだ。誰も気付いてないだけだ。
そうだ、そうに違いない。天才的頭脳の俺の作品に皆が気付けば、そこから爆発したように…………。
俺は数字をあまり気にしないようにしながら、他の初投稿の作品をチェックしてみる。
ぐわっ、なんだこれは、初投稿で行きなりランク入りだと、しかもお気に入りが1000件をこえるだと、どんなチートだ、お前は。
ぐぬぬぬ、まぁ、いい。
すぐにでも追い付き追い越すだろう。
こうして、初投稿した日は終わった。
そして、苦悶の日々が始まった。
*本来の私はもっと穏やかで、控えめです。
エッセイ形式で奮闘記を書くつもりだったのに、何故か小説のようになっている。
何故だー。
エッセイのジャンルに、こんなのを入れてしまって、すいません。