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今回はちゃんとした? 奮闘記のプロローグみたいなものだぜー!

多少は誇張して書いてます。


 それは、今から約3ヶ月前の9月の頭の頃だった。


 なんで、この小説は更新しないんだよ。


 俺は一年ほど前から、小説家になろうというサイトにはまっていた。


 今は、小遣いが月に2万で、ほとんどがタバコ代に消えていた。

 そして、このサイトでなら無料で、いくらでも小説が読めるからだ。


 なんだよ、さぼってないで早く書けよ。(本当の私はもっと穏やかな人です)


「くそっ、こうなったら俺が書いてやるよ! なろうの作者に、俺の小説がどんな物か見せてやるぜ!」

 俺は声を大にして叫んだ。(この時の私には、小説を書くことがどういうことか、わかっていませんでした)


 ふっふふ、そういうことならば、まずはパソコンがいるな。


 俺は肩を怒らせて、さっそうと、台所に向かった。

 そう、そこには、この家の神、嫁という神がいたからだ。


 そして俺は、傲然といい放つ。

「あのさぁー、今の世の中は、ネットの時代だよね。いろいろと便利になってきたよね」


「で、」

 洗い物をしているのか、我が家の嫁という名の神は、一言で返事をした。


 う〜ん、これはまずい展開だな。ここは一時撤退するべきだな。


「えっ、なんでもないよ。ただ、言ってみただけだから。ちょっとタバコでも吸ってこようかな」

 家の中では禁煙なので、俺は外に出ようとした。


「なに、ほしいの。○○の小遣いを1万にすれば買えるよ」

 嫁が振り返ると、目をギラリと光らせて言ってくる。


「えっ、俺は何も言ってないよ。パソコンが欲しいとか、言ってないから」

 俺は狼狽えて答えた。


「今、言ってるじゃない」

 我が家の神が、悪魔の微笑を浮かべて言ってくる。


「げっ、うそ、ごめん。勘弁して。これ以上小遣いが減ると、タバコも買えないよ」

 俺はそう言うと、逃げるようにして、外に飛び出した。



 ふう、仕方ない。

 確かなろうでは、携帯でも登録ができたな。

 俺はタバコを吸いながら、携帯で登録してみる。


えーと、なになに、IDにパスワードを入力してと、

「おっ、意外と簡単だな」


 そして、俺はなろうのユーザー登録をした。


 これで俺も、小説家の端くれだぜ。

 ふっふふ、結婚する前は、年間に500冊の小説を読んでいた俺だからな。

 小説を書くなんてチョロイもんだよ、ははは。


 こうして、俺の『小説家になろう』での、長い苦闘が始まった。



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