どうも、お久しぶりです。タイトルを改めたので、久しぶりにエッセイを更新してみた。
どうも飛狼です。
いつの間にやら気が付けば、なろうに登録して一年が過ぎていました。
いやあ、長いようで短い、短いようで長い一年でしたね。
というわけで、タイトルも少し改題いたしました。
さて、今回のお題ですが、ズバリ今回はこれだ。
『文章力って何?』
またおかしな事をとお思いでしょうが、曲がりなりにもこの一年間、つらつらと書き続けて色々と思う事もあり、今回はその辺りの事を。
尚、一年の総括みたいなものなので、以前に書いた事と被る所もあるかと思いますが、ご容赦のほど。
文章力といっても、色々と意見は有るかと思います。が、こと小説に関しては、いかに読者を飽きさせず最後まで引っ張って読ませるか、これにつきると私は思っています。
三点リーダーの偶数使用や、冒頭のひとマス開けなど基本的な文章を書く決まり事とかも、他人が読んで分かりやすくするための決まり事なのです。統一した決まり事が無ければ、作品によって様々な書き方をされて、読み手は非常に面倒くさいですからね。
さて、日本語という言葉自体も非常に難しいものです。
ひとつの行動にも、様々な表現の仕方があります。
例えば、見るという行動にしても。
見る、窺う、覗く、凝視する、盗み見る、などなど沢山あります。
表現の仕方では、作品の雰囲気が一変してしまいます。
漢字なども沢山の読み方があり、文章を書く上でかなりの困難が伴います。
そのため、誤用などの間違いが起こり、書き手の意図が上手く伝わらず、読み手に誤解を与え、更に読みにくくしてしまうようです。
私も最初の半年は、かなりの苦労をしたものです。頭の中にはそのシーンが映像となって浮かぶのですが、中々それを文章にして表現することができませんでした。
とはいっても、今でも拙い文章書きなのですが、多少は読める文章を、書けるようになったかと思ってもいます。
こういった文章を書く上での最初の躓は、何でも人に聞くところに寄れば、自分の好きな作家さんの作品を丸々書き写して練習すれば、ある程度直せるそうです。
まあ、私はそんな時間もないですし、面倒くさいのでやりませんが。
私の場合はもっぱら一般書籍を読みあさり、あーこんな表現方法もあるのかと思ったら、ガラケーに書き留めるぐらいですね。
そのお陰で、随分と読書の姿勢が変わったものです。
文章を書く時も最近は、ひとつの表現で何日も悩んだりして、かなりの遅筆となり悩んだりもしました。
プロの作家の方と比べるのはおこがましいのですが、プロの方がひとつの作品を書き上げるのに、半年や長いときに一年を掛けるのは、こういうことかと少し作家気分を味わって、ひとりぜいにいったりしています。
さて、ここまでは基本的な事です。多少なりとも書き続けていれば、誰でも辿り着ける場所だと思いますね。
ですが、ここからが難しい。私は、構成力や話の展開といった事も、その書き手さんの文章力だと思っています。
曲がりなりにも、何か物語を書こうとする書き手さんです。それなりにアイディアを持って書き始めるでしょう。
最初の序盤の辺りは良いのです。アイディアも豊富であり、勢いもありますから。
ですが、物語も中盤に入り、終盤の佳境に向けて一休み。さあ、そこからです。ここからが、書き手の腕の見せどころ。
どういった展開で話を進めて、どう終盤に繋げるか、書き手の構成力が問われるところですね。
例えば、なろうで流行りの俺チートで無双ですが、最初はアイディアが色々とあり、強引に話を進めていきますが。
途中でだらだらとした展開になるか、どうも面白味に掛ける展開になりがちです。
私は流行りの異世界転生俺チートで無双な話も結構好きです。
私も書いていますしね。
ですがなろう内の大方の作品を読んでいると、最初に面白味があり勢いがあるだけに、途中からの展開に面白味を感じられず、途中で読むのを止めてしまう事がよくあります。
何か中盤で一捻りして終盤に上手く繋いでほしいですね。
例えば、チートな主人公が敵の邪神に、その能力を封じられ最後に覚醒して大活躍とかね。
その際に重要なのが脇役達の存在。それらを上手く使うのが作者の実力でもあり、文章力なのではと考えています。
やはり、そんな事を色々考えると中盤以降の話の展開や、全体の構成は大事だと今更ながら感じさせられます。
偉そうに書いていますが、私もそういった状況にすぐ陥るからです。
私など、連載中の作品で投稿した後に、あっ、あのエピソードを先に投稿しておけば良かったとか思い、こっそり入れたりしてますね。
何故、こっそりか? 読者の反応がこわいから。
最近はやはり完結させてか、或いはある程度書き進めてから、投稿した方が良いのかとも考えたりしますね。
ざっと、書き始めて最初の一年はこんな感じでした。
もう二年目に突入していますが、次の一年はこの構成力や話の展開などに力を入れて、書いていきたいと思います。